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朝倉治彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝倉 治彦
人物情報
生誕 (1924-03-30) 1924年3月30日
日本の旗 日本
死没 2013年9月15日(2013-09-15)(89歳没)
出身校 國學院大學
学問
研究分野 書誌学
研究機関 国立国会図書館四日市大学
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朝倉 治彦(あさくら はるひこ、1924年3月30日[1] - 2013年9月15日)は、日本の書誌学者四日市大学教授。

経歴

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1924年生まれ。國學院大學特別研修科を修了。

修了後は国立国会図書館に勤務。江戸近世から近代にかけての書物の編纂。校訂を手掛けた[2]が多い。後に四日市大学教授として教鞭を執った。

著書

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単著

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雑誌論文

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  • 朝倉1958「小中村清矩の日記」『日本古書通信』173, 日本古書通信社.
    • 「小中村清矩の日記」出版ニュース社, 1987, 143-152頁.

編纂・校訂・解題

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  • 『日本名所風俗図会』編集、角川書店
  1. 日本名所風俗図会 3 江戸の巻1』(朝倉治彦 編集)角川書店、1979年11月https://dl.ndl.go.jp/pid/12280173 
  2. 日本名所風俗図会 4 江戸の巻2』(朝倉治彦 編集)角川書店、1980年10月https://dl.ndl.go.jp/pid/12279453/1/4 
  • 東海道名所記』浅井了意 校注 平凡社東洋文庫 (全2巻) 1979
  • 柳亭種彦日記』校訂 秋山書店 1979
  • 『日本名所風俗図会 3, 江戸の巻 1』編集・解説、角川書店 1979
    • 改題『江戸の地誌』出版ニュース社(書庫縦横) 1987, CiNii 155-194頁.
  • 随筆百花苑』(全15巻) 森銑三野間光辰中村幸彦と編集委員、中央公論社 1979-1984
  • 假名草子集成』(全47卷) 東京堂出版 1980
  • 太政官日誌』石井良助共編、東京堂出版 1980
  • 『明治初期官員録・職員録集成』1 柏書房 1981
  • 三田村鳶魚 江戸年中行事』中公文庫 1981
  • 『書誌年鑑 深井人詩共編』日外アソシエーツ 1982-2010[4]
  • 太政官記事 内務省録事・大蔵省録事』東京堂出版 1982
  • 『出版月評』複製版 第1巻 朝倉解題、龍渓書舎 1983
    • 改題『出版月評』の創刊』出版ニュース社 (書庫縦横) 1987, 75-88頁.
  • 『近世木活圖録 國會圖書館本』深澤秋男共編、青裳堂書店(日本書誌学大系) 1984
  • 『江戸近郊道しるべ』村尾嘉陵編注、平凡社東洋文庫 1985
  • 『幕末明治日誌集成』東京堂出版 1986
  • 『近代史史料 陸軍省日誌』(全10巻) 東京堂出版 1988
  • 『辞書解題辞典』惣郷正明共編、東京堂出版 1977
  • 『東征日誌 公議所日誌 (続) 』(幕末明治日誌集成 3) 東京堂出版 1986
  • 『遊歴雑記初編 十方庵敬順』(全2巻) 校訂、平凡社東洋文庫 1989
  • 『人倫訓蒙図彙』校注、平凡社東洋文庫 1990
  • 『明治東京名所図会』槌田満文共編、東京堂出版 1992
  • 『近世地方出版の研究』大和博幸共編、東京堂出版 1993
  • 『鳶魚江戸文庫』(全38冊) 中公文庫 1996-1998
  • 江戸名所図会』(全6巻) 斎藤長秋斎藤月岑ほか編、鈴木棠三・朝倉治彦校注、角川文庫 1966-1968
    • 新装復刊 1989年
  • 『新版 江戸名所図会(単行判 全3巻)』(鈴木棠三・朝倉治彦 校註)角川書店、1975年。 
  • 『江戸切絵図集』鈴木棠三・朝倉校註、角川文庫 1968[5]

解説

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  • 『内田魯庵書物関係著作集』(日本書誌学大系 5) (全3巻) 八木佐吉・朝倉・吉田悦志解説、青裳堂書店 1979

参考文献 

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  • 編著『鳶魚江戸学 座談集』中央公論社 1998

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.873
  2. ^ 晩年も監修やオンデマンド版再刊が多くある。
  3. ^ 全5巻。
  4. ^ 本書は毎年刊行されている。
  5. ^ CiNii