利用者:エドセドラ/蛮機族ガイアーク
蛮機族ガイアーク(ばんきぞくガイアーク)とは、特撮テレビドラマ『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する架空のキャラクターである。劇中では単にガイアークと呼ばれることが多い。
概要
[編集]炎神の住む「マシンワールド」における一族。かつてマシンワールドを支配しようと企んだが、炎神たちの活躍により阻止された。その後、人間たちの住むヒューマンワールドへ逃げ、そこで又しても侵略を始めた悪の一族。汚染された環境を好み、その為に「蛮機獣」を送り込み環境破壊を進める。人間とは美的感覚がまるで正反対であり、「汚い」を褒め言葉と、「美しい」をこの上ない侮辱と感じる。
本作品における怪人。特徴としてそれぞれのキャラクターに大きな特徴や個性があり、バラエティ豊かなものが多い。蛮機獣には「断末魔の叫び」が用意されており、面白さが強調される。前作のような敵同士の友情等が全く見られず[1] 、ガイアークは完全な悪者である。しかし従来の悪の組織と比べると極めてコミカルな面が強く、どこか憎めないような印象もある。名前の由来は「害悪」より。尚、「アレルンブラ家」等、蛮機族の亜種も存在するため、ここではそれも兼ねて記述する。
ガイアーク三大臣
[編集]ガイアークにおける三大臣で、「害地大臣」「害水大臣」「害気大臣」により成り立つ。また、「害地副大臣」「掃治大臣」等も存在する。
- 害地大臣ヨゴシュタイン(声:梁田清之)
- 第1話より登場。三大臣を束ねる武闘派の幹部。ガイアークのリーダー格であり、語尾に「~なり。」を付ける。本名は「バロン・ヨゴレックス・ド・シュタイン」。名乗りは「乾きひび割れた土よ!我、害地大臣ヨゴシュタイン!」又は「大地を汚す憎い奴、害地大臣ヨゴシュタインなり!」。名前の由来は「汚(よご)す」「アルベルト・アインシュタイン」より。全身がボルトや鉄板で覆われている。
- 汚れた大地を好む。感情に流され易い性格で、ヒラメキメデスを失った際には書き置きを残して自分探しの旅へ出た。戻って来てからの活躍は大きく、蛮機族ホロンデルタールを探した。一度失敗するも二度目は見事見つけ出し、更に走輔を死へと追い込んだ。ホロンデルタールが敗れた後、ホロンデルタールの力を得て強化。「ゴーオンレッド亡き今、ガイアーク世界征服のチャンス」と考え、ゴーオンジャーに挑む。
- 「ヒラメキメデス」「ハッパバンキ」と共に、武器を打ち合わせ強力なエネルギー弾を放つ害地合体ドドドグラウンドやヨゴシュピアから電撃を発生させるヨゴシュピアグラエンドを使用する。
- ヨゴシュタイン 強化体(声:梁田清之)
- 第36話登場。追い求め続けたホロンデルタールが敗れ、残されたホロンデルタールの力を自分のものとした姿。左肩にゼンマイネジを取り付け、左腕全体がホロンデルタールの腕になっている。ゼンマイバネを無限に作れるようになり、肩からは黒い鞭を出している。走輔を除くゴーオンジャーとゴーオンウイングスのチェンジソウルを全て奪い取り、変身出来ない状態にさせた。だが生身で戦う6人の正義の前に、大きな傷を負った。
- その後巨大化して大地だけでなく全ての破壊者を名乗りゴーオンジャーに挑むが、チェンジソウルを奪い返され炎神達の活躍により敗れた。エンジンオーG12の必殺技を受けても縮小化して生き延びていたが、復活した走輔によって本当の止めを刺される。断末魔の叫びは「き、今日はヒューマンワールドではなく、このヨゴシュタイン最期の日だったナリか~![2]」。
- 害気大臣キタネイダス(声:真殿光昭)
- 第1話より登場。ガイアークの頭脳派幹部だがヘマが多い。語尾に「~ぞよ。」を付ける。名乗りは「黒く染まった空気よ!私、害気大臣キタネイダス!」。名前の由来は「汚い」より。全身が煙突や排煙管で構成されていて、汚れた大気を好む。ヒューマンワールドに来てからトランプ(特に七並べ)の趣味を覚えた。三大臣で唯一、巨大化を果たしていない。
- ガイアーク皆が楽しんで暮らせる理想の世界を目指しており、独裁者を嫌う。
- 煙突からガスの弾を発射する害気アタックを使用し、第49話では全身を黒煙に変化させ攻撃を回避する技を見せた。
- 害水大臣ケガレシア(演:及川奈央)
- 第1話より登場。語尾に「~おじゃる。」を付ける。名乗りは「濁り腐った水よ!わらわ、害水大臣ケガレシア!」又は「惚れなきゃ後悔 ケガレシア!」名前の由来は「汚(けが)れ」より。体はまるで人間の女性だが、中には機械が詰まっている。全身が水道管やバルブで覆われており、汚れた水を好む。
- 変装して「汚石冷奈」を名乗ることもある。人間の姿で、範人に一目惚れされてしまった。「偉大なる機械生命体の乙女」を名乗っており、「おばさん」や「おばちゃん」と言われると激怒する。怒りにより巨大化することがあったが、エンジンオーG12により一撃で吹っ飛んだ。
- キタネイダス同様、ガイアーク皆が楽しんで暮らせる理想の世界を目指しており、独裁者を嫌う。
- 早輝と美羽と共に、アイドルユニット「G3プリンセス」を組んだこともある。その際は、3人でバレーボールを作りパワーを溜めるG3トライアングルを使い、更に同時スパイクで敵にぶつけるプリンセスキャノンボールを披露した。
その他のガイアークの大臣
[編集]三大臣以外の大臣。「害地副大臣」や「掃治大臣」等が確認されている。
- 害地副大臣ヒラメキメデス(声:中井和哉)
- 第15話より登場。害地大臣ヨゴシュタイン配下の副大臣。名乗りは「ポク・ポク・ピーン!とひらめくは、害地副大臣ヒラメキメデスです。」。ヨゴシュタインには絶対の忠誠を誓っており、ヨゴシュタインもヒラメキメデスに絶大な信頼を寄せている。他の2人の大臣との仲は良好ではない。マシンワールドへの侵略が開始される前は地位の低い発明家に過ぎず、害地大臣の座を狙う野心を抱きかけた。しかし蛮ドーマを作った実績などによりヨゴシュタインに害地副大臣を任ぜられ、ハカリバーを授けられた。それ以降、ヨゴシュタインには忠実に従っている。名前の由来は「閃き」「アルキメデス」より。
- 三大臣がヒューマンワールドへ移る前、「蛮ドーマSP」で炎神達を苦しめていたが、ウイング族の炎神により追い詰められたため自ら異世界に逃げ込んだ。その後トリプターとジェットラスを撒いたつもりだったが、2体はヒラメキメデスを追ってきていたため、蛮ドーマSPが破壊された。
- 計算を尽くしてから技を繰り出すため、後先を考えないゴーオンジャーは苦戦していた。蛮機獣の戦い方なども考えるが、作戦が失敗した揚句、最後には自ら単独でゴーオンジャーに挑んだ。だがそれでも敗れたヒラメキメデスは蛮機獣100体分のビックリウム(後述)を体に注ぎ込んでいた。
- 複数の敵に正三角形を描くように斬り付ける正三角形斬りや、円周率の光線を出し鎖となって敵を縛りつける円周率パイビーム、空中に直角二等辺三角形を描き敵に斬り飛ばす角度45度・直角二等辺三角形斬り、相手との進入角が鋭角である30度等になったときに強力な斬撃を入れる鋭角三角形斬り、空中に直角三角形を描き敵に斬り飛ばすヒラメキ殺法・三平方の定理の技を使用する。何れも、数学用語を用いている。(おもに平面図形)
- デタラメデス(声:中井和哉)
- 第23話に登場。ヒラメキメデスの精密な計算が悉く失敗に終わり、挙句の果てに思いついた「出たとこ勝負の予測不可能な攻撃で敵を惑わす」という考えに辿りつき、蛮機獣100体分のビックリウムを使い暴走した姿。いきなり巨大化して現われ、文字通り体のつくりが非常にでたらめである。名前の由来は当然「でたらめ」より。
- 予測不可能な技や動きにはゴーオンウイングスの予測も通用せず、エンジンオーG9を苦しめていたが、わざわざ予測を立てて行動しない走輔の前では敗れた。断末魔の叫びは「バカな…俺が負けるはずがない。俺は勝ってヨゴシュタイン様のもとへ…ヨゴシュタイン様~!」。
- 使用技
- 必殺・ルート3-底辺÷直径+950000:全く関係ない計算を頭に描き、首をのばして敵に噛み付く。
- 10-4=200:弾丸を大量に発射する。
- 6+9=500:ハカリバーからエネルギー弾を発射させる。
- デタラメ殺法・ビックリウム光線:ジャンプして敵を斬りつける。
- デタラメ殺法・思考停止斬り:何も考えず空中で連続切りをくらわす。
- デタラメキックパンチチョップ斬り:無数の爆発を周りに引き起こす。
- 使用技
- ウラメシメデス(声:中井和哉)
- 第24話に登場。ヒラメキメデスのゴーオンジャーへの怨念が成仏できずに現れた。物に直接触れることができないため、亡霊や伐鬼(後述)と協力して数々の怪奇現象を引き起こしていた。名前の由来は「怨めし」より。
- 倒れた伐鬼と一体化して「ヒラメキ伐鬼」となりエンジンオーG9に挑む。
- ヒラメキ伐鬼(声:中井和哉)
- 第24話に登場。倒れた伐鬼と一体化して巨大化した姿。伐鬼の力も持ちかねているため生前より強化されている。伐鬼の腹部にウラメシメデスの顔が付いている。
- 凄まじい力によりG9の攻撃が無効化されるが、お清めを利用した「G9成仏グランプリ」[3]により敗れた。断末魔の叫びは「私の復讐もここまでなのか…。去らばです、ゴーオンジャー!」。
- 使用技
- 久しぶりに正三角形斬り:正三角形斬りの強化版。
- 使用技
- 掃治大臣キレイズキー(声:竹本英史)
- 第43、44話に登場。「サウンドワールド」「マジックワールド」「プリズムワールド」の、3大ブレーンワールドを「ヨゴシマクリタイン」「チラカソーネ」と共に滅ぼした大臣。[4]分類上は害水目。害悪なのに掃除で綺麗好きだと早輝に突っ込まれたが、「全てを抹消(おぞましく掃除)すること」が理念である。名前の由来は「綺麗好き」より。語尾に「~であります。」を付ける。一度はサンタクロースによって正義の心を取り戻したゴーオンジャーに連続攻撃を仕掛けられるも、ムゲンゴミバコにより逃れ、更に全員をバラバラの場所に飛ばした。
- その後「ヒューマンワールド年末ジャンボ大掃除大作戦」と称し、爆弾でヒューマンワールドを滅ぼそうとする[5]。戻ってきたゴーオンジャーの前でドッキリウムを使い巨大化。エンジンオー・キョウレツオー・ガンバルオートリプターの攻撃をもろともせずダメージを与え、その隙に爆弾の爆発命令を下す。だが戻って来たセイクウオーバルカによって阻止され、その後エンジンオーG12の攻撃に敗れた。断末魔の叫びは「無念であります…害気大臣、害水大臣、骨は拾ってクリーナー…」。
- 使用技
- ホコリトラッシュ:ハタキブレードで連続斬りを炸裂させる。
- バキュームフルパワー:ムゲンゴミバコで様々な場所へ瞬間移動させる。
- ハタキブレードたすき掛け:ハタキブレードで連続斬りを食らわす。
- ハタキブレード円月切り:ハタキブレードを十の字に斬りつける。
- 使用技
- 総裏大臣ヨゴシマクリタイン(声:梁田清之)
- 第46話より登場。ヨゴシュタインの父親。3大ブレーンワールドを「キレイズキー」「チラカソーネ」と共に滅ぼした大臣。名前の由来は「汚しまくり」より。ヨゴシュタインと同じく害地目で、語尾に「~なりな。」を付ける。三大臣を超越する力を持っており、槍を振り下ろすだけで地震を引き起こすほど。マシンワールドで多くのジャイアン族を傷つけてきたと云われる。三大臣の手緩い遣り方に腹を立て、キレイズキーの残したムゲンゴミバコを通ってヘルガイユ宮殿に出現。圧倒的な力でゴーオンジャーを窮地に追い込んだ。冷酷な、ガイアークの独裁者で、二大臣を使い捨てのウガッツとしか思わない。
- 必殺技を食らっても無数の歯車として生き延びる力を持つ。断末魔の叫びは「我が負けるなど、決してあってはならぬなりな…我は11次元の覇者、ガイアークの総裏大臣…I'm sorry~!」。
- 危官房長官チラカソーネ(声:島田敏)
- 第46、47話に登場。3大ブレーンワールドを「キレイズキー」「ヨゴシマクリタイン」と共に滅ぼした長官。分類上は害気目。名前の由来は「散らかそう」より。危官房長官の肩書きが表すように、ヨゴシマクリタインの女房役として方針の伝達や実行、他大臣への指示、時には護衛なども務め、目的の遂行を補佐する。語尾に「~ナノーネ。」を付ける。凄まじい破壊力を持っている。更にエネルギー系の攻撃を受け止める、技を華麗にかわす等、「効かんボー」の能力を持つ。エネルギー系の攻撃を受け止め、手で練ってから口に入れ、更に倍返しで吐き出す力はゴーオンジャーの脅威となっていた。しかしそれまでには少々の時間を要するのが唯一の弱点。範人と軍平が犠牲となり、その隙に横から他の攻撃を決められた。その後ドッキリウムを使って巨大化し、エンジンオーとセイクウオーを倒す。だがガンバルオーの気合いの前に敗れた。断末魔の叫びは「受けきれないノネ~」。
- 使用技
- 天地逆転:エネルギー系の攻撃を受け止め、倍返しする。
- 天地無用:強力なエネルギー波動を周りにまき散らす。
- 天地羅苛死憲法:敵の攻撃を華麗にかわし、大きなダメージを与える。
- 使用技
- ガイアーク害統領
- 最終話に登場。今まで行方不明になっていた、ガイアークの生き残り。グラスワールドを滅ぼし、更にガンマンワールドを襲って来た。劇中では会話の中に出たのみで、姿や声、口調、本名等は一切不明。
害地目蛮機獣
[編集]ヨゴシュタインの作り出す蛮機獣。大地を汚すのに特化されている。
- スコップバンキ(声:西脇保)
- 第3話に登場。スコップがモチーフの蛮機獣。穴を掘って奇襲攻撃を繰り出す。初回は狙う場所を間違え、軍平達の活躍により二度目も失敗に終わる。巨大化するも軍平のアドバイスとエンジンオーの力により敗れる。断末魔の叫びは「自ら墓穴を掘るなんて、穴があったら入りた~い!」。
- 使用技
- ドシャブリザード:土砂を投げつける。
- スーパードシャブリザード:土砂や岩石を投げつける。
- 使用技
- ジシャクバンキ(声:桜井敏治)
- 第5話に登場。磁石がモチーフの蛮機獣。金属を何でも引き付ける力を持つ。ゴーオンジャーの武器を引き付けるが、逆手に取られて大ダメージを受けた。その後ヨゴシュタインにより強化される。
- 使用技
- アーンショーの定理:最大の磁力を発揮する。
- 使用技
- デンジシャクバンキ(声:桜井敏治)
- 第5話に登場。電磁石がモチーフの蛮機獣。ヨゴシュタインが強化した姿。事実上パワーが上がっただけなので、前回と同じような敗れ方だった。巨大化してゴーオンソードを奪い取り優勢になるが、バルカを武装したエンジンオーバルカに敗れる。断末魔の叫びは「どんな強力な電磁石も、勝利は引き寄せられなかったか~!?」。
- 使用技
- フレミングの法則:電磁石の力で様々なものを破壊する。
- デンジシャクグランプリ:奪ったゴーオンソードで斬り付ける。
- 使用技
- ボーリングバンキ声:(今村直樹)
- 第8話に登場。ボーリングがモチーフの蛮機獣。最初から巨大化して登場した。炎神達が動けないことを利用し大地震を起こそうとした。マグマを探し当てる間は眠っているようにしか見えない。エンジンオーとガンバルオーのタッグに敗れた。断末魔の叫びは「ストライク…[7]」。
- ハツデンバンキ(演:檜山修之)
- 第12話に登場。発電機がモチーフの蛮機獣。電気を発生させることができる。ハプニングによって走輔と人格が入れ替わってしまう。ゴーオンジャーによって元の体に戻ったが、走輔の風邪だけ残されていたため敢無く敗退した。巨大化してからも風邪をひいていたために敗れた。断末魔の叫びは「ビッカビカにやられた~!大停電!ハックショ~ン!」。
- ハッパバンキ(演:佐藤正治)
- 第17話に登場。ダイナマイトがモチーフの蛮機獣。ダイナマイトを飛ばして町を破壊していたが、ゴーオンウイングスにより一時退散する。その後ヨゴシュタイン・ヒラメキメデスと共にゴーオンジャーに挑む。唯一名乗りのある蛮機獣で「害地目一の暴れん坊、ハッパバンキダッパー!」と名乗った。最後には一人だけで戦うことになり、巨大化を試みるもビックリウムを抜き取られていたため失敗。断末魔の叫びは「八波むと志は脱線トリオ~!」。
- ノコギリバンキ(演:五代高之)
- 第19話に登場。のこぎりがモチーフの蛮機獣。自分より高い者を斬るだけしか能がない。ウイングスと範人に敗れ、巨大化後もエンジンオーG6とウイング族の共同攻撃に敗れた。断末魔の叫びは「ノコノコ出てきて、ギリギリ退場~!バンザーイ!」。
- チェーンソーバンキ(演:五代高之)
- 第20話に登場。チェーンソーがモチーフの蛮機獣。ノコギリバンキの残骸からヒラメキメデスが作り出した。狭い場所で粉塵爆発を狙った。だが大翔の行動により爆発は軽減。ジャン・ボエールによって炎は消火され、巨大化後、セイクウオーに敗れる。断末魔の叫びは「ノコギリよ~今夜も~ありがとう!」。
- 使用技
- 必殺ぶっとバズソー:無数ののこぎりを飛ばす。
- 使用技
- ボーセキバンキ(演:松本梨香)
- 第22話に登場。紡績機械がモチーフの蛮機獣。ヒラメキメデス抹殺の為の蛮機獣だったが、芝居であったため最終的にはセイクウオーと戦った。力を認めたゴーオンウイングスと共にエンジンオーG9が完成し、敗れた。断末魔の叫びは「ああ...何というパワーでありんす...。春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、イトヲカシ。」。
- 使用技
- イトマキミサイル:無数のエネルギー弾を発射する
- 使用技
- ハンマーバンキ(演:北沢力)
- 第29話に登場。ハンマーがモチーフの蛮機獣。戦うためだけに作られており、従来の蛮機獣のようなギャグは一切口にしない。暴走して巨大化するも、ゴローダーGTに敗れる。断末魔の叫びは「トンカンチン…いや、トンチンカンな事やっちまったぜ!」。
- ドリルバンキ(声:鈴木千尋)
- 第32、33話に登場。ドリルがモチーフの蛮機獣。凄まじい強さを誇っており、キタネイダスですら追い詰めるほど。戦いの最中、古代炎神の邪魔が入り「行きつ戻りつ、もうドリドリ~ってな。」と逃げていった。再戦ではキョウレツオーの力に敗れた。断末魔の叫びは「なんじゃこりゃー!?ドリトル先生不思議な旅~!」。
- 使用技
- ドリカム攻撃:頭部のドリルでビームを発生させる。
- 使用技
- クッサクバンキ
- 漫画版『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場。掘削機がモチーフの蛮機獣。「キタネィランド」を造るために山を削っていた蛮機獣。一瞬で山の半分を削ってしまうほどの力がある。優勢だったが、軍平の用意した特訓用の罠に偶然かかり爆発する。巨大化して山ごとの粉砕を試みるが、エンジンオーG6に敗れる。断末魔の叫びは「正義のロード特定財源一般化…はんた~い…」。
害気目蛮機獣
[編集]キタネイダスの作り出す蛮機獣。空気を汚すのに特化されている。
- ショウキャクバンキ(声:長嶝高士)
- 第1話に登場。焼却炉がモチーフの蛮機獣。煙突からの煤煙で空気を汚す。一度呆気なく敗れ、新開発のビックリウムで強化してもらう。だがゴーオンジャーに又しても敗れ、巨大化する。エンジンオーの手で煙突からの煙を抑えられ、動けなくなり破壊された。断末魔の叫びは「たとえ俺が死んでも、この世はガイアーク理想の汚れた世界になるのだ!プシュ~!」。
- スピーカーバンキ(声:二又一成)
- 第6話に登場。スピーカーがモチーフの蛮機獣。美しい音を吸収し破壊音波を生み出していた。初戦は耳栓で攻撃が無効化となり、キタネイダスによって強化を施してもらう。その後は耳栓をも吹き飛ばしゴーオンジャーを苦しめていたが、足下からは音波が出ていないと知った早輝によって倒された。巨大化して破壊音波を出していたが、エンジンオーガンパードの銃弾によって倒された。断末魔の叫びは「只今マイクのテスト中。5時になりました。校庭にいる生徒は帰宅しましょう。ピンポンパンポーン…」。
- 使用技
- 破壊音波:美しい音から作られる音波。強化後は鉄筋のビルも壊せた。
- 音波の壁:あらゆるものを跳ね返す、破壊音波の壁。
- 使用技
- レンズバンキ(声:遠近孝一)
- 第9話に登場。カメラがモチーフの蛮機獣。ウガッツの材料が少なくなってきたので、「ウガッツ補完計画」と称し人間をジャンクワールドへ送り込んだ。写真を撮るだけで送り込むことができるが、取るまでに少々の時間を必要とする。更にダイヤルを逆に回してから撮影すれば、ジャンクワールドへ送り込んだ人々はヒューマンワールドに戻ってしまう。5人揃ったゴーオンジャーに敗れ巨大化するが、弱点の逆光を利用され、止めを刺された。尚、その時エンジンオーとガンバルオーの必殺技を情報として激写しており、その情報がカガミバンキに生かされる。断末魔の叫びは「レンズとは、真実を映し出すナマコ…いやマナコ(眼)ラッチ~!」。
- アンテナバンキ(声及び人間体:日下秀昭)
- 第11話に登場。アンテナがモチーフの蛮機獣。エンジンオーG6に対する作戦として、催眠電波を仕掛けていた。偽のテレビ番組を放送し、ゴーオンジャーはそれぞれ、トップレーサー・クイズ王・アイドル・大富豪の遺産相続者・銀行強盗犯に仕立てられた。軍平だけが銀行強盗犯という悪い設定になり、アンテナバンキも面白がって逮捕の瞬間を中継していた。だがその時画面を通して軍平の熱い思いが4人にも伝わり、ゴーオンジャーが全員揃ってしまったため敗れた。巨大化するも、軍平達の怒りの前に歯が立たなかった。断末魔の叫びは「これを持ちまして、全ての放送を終了します。ア~ンテナッ」。
- 使用技
- ハイライトショック:地面に電気を流し、広範囲にダメージを与える。
- サテライトシャワー:電流を空に放ち、弾丸に変化させて地上へ降り注ぐ。
- 使用技
- バキュームバンキ(演:松野太紀)
- 第18話に登場。掃除機がモチーフの蛮機獣。ゴーオンウイングスの奇襲に使われた。大翔は捕まえられなったため、美羽を狙った。変身アイテムと交換条件で人質にするが、走輔の無茶な真っ直ぐさによって敗れる。巨大化後はエンジンオーとガンバルオーを吸い込み掛ける。しかしゴーオンウイングスと協力し、エンジンオージェットリプターとなったゴーオンジャーの前に撃破される。断末魔の叫びは「トラのお嬢さん~ アイスキューム、ユースキューム、バキューム、好きよ~!」。
- フーセンバンキ(演:原一平)
- 第21話に登場。風船がモチーフの蛮機獣。道端で風船を無料提供し、配ってから爆発させて中の有害ガスを広げていた。人やロボットを膨らませることができ、自力で空も飛べる。全身が風船で包まれているため、打撃技がほとんど通用しない。だが風船故に、突き刺しには弱い。巨大化後、エンジンオーとガンバルオーを倒すが、セイクウオーの前に敗れる。断末魔の叫びは「大したもんだよカエルのしょんべん。プカ~」。
- 使用技
- ジェットフーセン:風船爆弾を無数に飛ばす。
- 使用技
- ダウジングバンキ(演:エド・はるみ)
- 第27話に登場。ダウザーがモチーフの蛮機獣。ダウジングロッドで「超兵器」を探す。多少の例外を除いて物の軌道を変えられる。巨大化後は優勢に立つが、オーセンの行為によって弱体化。エンジンオーG9に敗れた。断末魔の叫びは「これでお仕舞いエンディング~ コォ~![9]」。
- 使用技
- フェンシング~:ロッドを剣の様に突いて使う。
- ボクシング~:ロッドの裏のこぶしで殴る。
- ビックリパワーダウジング:銃弾の軌道を横に反らす。
- 使用技
- ヒーターバンキ(声:伊丸岡篤)
- 第34話に登場。ヒーターがモチーフの蛮機獣。「秋になっても真夏日作戦」と称して、ヒューマンワールドの温暖化促進を狙う。だが近年の異常気象の影響からか、気温50度を超えてもハプニング一つ起きない。そこで急遽作戦を変更し、ガスタンクの大爆発を狙うこととなる。冷凍に弱く、フリージングダガーに敗れ、巨大化後はキョウレツエクスプレスに敗れた。断末魔の叫びは「なんばすット!ゲームセット!」。
- 使用技
- 超高温ネップービーム:頭部のヒーターから熱風を発射する。
- 灼熱コイル:超高熱の2本のコイルを振り回す。
- ヒートウイニングショット:「超高温ネップービーム」の強化版。
- 使用技
- エンジンバンキ(声:稲田徹)
- 第37話に登場。炎神をモチーフにした蛮機獣。排気ガスで環境破壊を狙う。炎神をモデルに作っただけあって、最初から巨大な姿。デコトラのようなビークルモードからロボットモードに変形する。コクピットにはキタネイダスとケガレシアを乗せており、エンジンバンキは2人を「相方」と呼ぶ(実際の炎神は「相棒」)。環境に配慮しないことによって桁違いのパワーを誇っており、ガンバルオーにも勝る。古代炎神が不在だったためパワー面で有利になったが、新開発の「カンカンバー」により縮小。等身大戦で止めを刺された。断末魔の叫びは「最終作は、故郷特急便…もっと爆走したかったんじゃがのぅ…」。
- 使用技
- トラトラフォームチェンジ:ビーグルモードからロボットモードになる。
- 望郷一番星:敵の技を避ける大ジャンプ。
- トラトラ大竜巻:回転で飛び道具を跳ね返す。
- 爆走大砲:大型ミサイルを発射する。
- 突撃一番星ミサイル:ミサイルを無数に発射する。
- 熱風5000キロ:爆走して敵を踏みつぶす。
- 使用技
- ヤタイバンキ(声:坂口候一)
- 第39話に登場。屋台がモチーフの蛮機獣。特殊なお祭り空間で子供たちを捕まえて、お祭りのことしか考えられない大人に育て上げる、「毎日がお祭りワッショイ作戦」のために派遣された。だが途中で長い年月がかかると気付き、目的は戦う事だけとなる。見た目はふざけているが、実際はかなり強い。子供を捕まえる綿菓子の袋に「蛮機族ガイアーク」というロゴが入っていたり、アカレッドのお面があったりと、細かな芸が見られる。花火などに注意を惹かれ易く、そこを突かれ敗れた。巨大戦ではエンジンオーとセイクウオーを的屋の景品にして弄んだが、ガンバルオーによって阻止され3体に止めを刺された。断末魔の叫びは「祭りが終わって、あとの祭りだぁ~!」。
- 使用技
- モロコシマシンガン:とうもろこしから銃弾を飛ばす。
- 焼きそば攻撃:焼きそば型爆弾を投げる。
- ヨーヨー爆弾:ヨーヨー型爆弾を投げる。
- ヤタイパンチ:両腕からの強力なパンチ。
- 鼻毛胸毛輪投げ:輪を投げて敵の動きを封じる。
- チョコバナナ~じゃなくてこれ爆弾:チョコバナナ型爆弾を投げる。
- 風車爆弾:風車型爆弾を投げる。
- 使用技
- ダンベルバンキ(声:岸祐二)
- 第46話に登場。ダンベルがモチーフの蛮機獣。両腕がダンベルになっており、ハンマーのように扱う。だが重すぎて一人で持ち上げられないため、2体のウガッツがリモコンで操縦している。そのウガッツは知能が高いものを選ばなくてはならないため、面接試験によって番号「L」「R」が選抜された。初戦ではその2体が不在で戦えず、すぐに退却した。再戦では、大臣がL・Rのウガッツ以外には務まらない仕事だと思い、ヘルガイユ宮殿からキタネイダスとケガレシアが操った。しかし電波が届かない場所まで行動範囲は広げられず、またしても退却した。LとRが戻ってきてくれたためまともに動けるようになった後もう一度町に現れる。だがウガッツが操っていると知ったボンパーが2体を倒し、行動不能になった状態で敗れた。巨大化するも、主戦力が使えなく不利であったため、ゴローダーGTとセイクウオーの連携攻撃によって軽々と撃破された。断末魔の叫びは「手が上がらな~い ボクちゃんお手上げ…」
- 使用技
- 超ダンベルミサイル:動けない時の唯一の戦力。胸から出す大型ミサイル。
- 使用技
- マイクバンキ(声:高橋秀幸)
- CDアルバム『炎神戦隊ゴーオンジャー オリジナルサウンドアルバムグランプリ1st』に登場。マイクがモチーフの蛮機獣。騒音を使って攻撃する。ゴーオンジャーは「前に倒したはず」と言っている[10]。
- ショウキャクバンキ 二代目(声:長嶝高士)
- なりきりムービー『伝説ノヒーロー』に登場。第1話に登場したものと姿は変わらないが、ゴーオンジャーが5人揃っている点から二代目と思われる。町で大勢の負傷者を出しており、走輔は救助をしなくてはならないほどだった。結果ゴーオンジャーを4人へ減らしたが、Gフォンを預かった○○[11]によって倒された。巨大化するも、○○も搭乗するエンジンオーに敗れる。
害水目蛮機獣
[編集]ケガレシアの作り出す蛮機獣。水を汚すのに特化されている。
- パイプバンキ(声:近藤孝行)
- 第2話に登場。パイプがモチーフの蛮機獣。全身のパイプから排水を出してダムを汚す。一度はゴーオンジャーに撃退され、次は巨大化して海(東京湾だと思われる)の汚染を始める。炎神キャストを奪われた3人のゴーオンジャーは歯が立たなかったが、改心した軍平が炎神キャストを返したことでエンジンオーに合体してしまったために敗れた。断末魔の叫びは「浜の真砂は尽きるとも、世にガイアークの種は尽きまじ。」。
- スプレーバンキ(声:アントキの猪木)
- 第4話に登場。スプレーがモチーフの蛮機獣。口から出す液体で何でも溶かす。間抜けなところがあり、自らの手にかけてしまったこともある。巨大化して蛮ドーマと共にエンジンオーを圧倒するも、仲間に加わったバルカとガンパードによって蛮ドーマは全滅。エンジンオーに止めを刺された。断末魔の叫びは「迷わず行けよ。行けば分かるさ。ありがと~!」。
- ボンベバンキ(声:平野正人)
- 第7話に登場。ボンベがモチーフの蛮機獣。ガスで錆を作り出す。知力は低く、言葉は全てケガレシアが電話で指示していた。巨大化してエンジンオーに挑む。実はここが力の見せどころで、エンジンオーを赤錆で行動不可能に追いやった。だが新たに現れたガンバルオーにはビームを避けられ敗れた。断末魔の叫びは「あぁ お仕置きされたべ~」。
- 使用技
- アカサビーム:逃げるふりをして、手から出すビームで追いかけて来た敵を、赤錆塗れにする。
- ガス攻撃:手から電撃を放つ。
- 使用技
- ヒキガネバンキ(演:内匠靖明)
- 第13話に登場。ピストルがモチーフの蛮機獣。銃弾を頭部から発射する。連続でほぼ百発百中。ドックーゴ親分(後述)の剣捌きを見て「兄貴」と呼ぶようになる。4人のゴーオンジャーを圧倒するが、5人揃ったゴーオンジャーには敗れた。巨大化して威力も倍増するが、エンジンオーG6のスピードに撃破された。断末魔の叫びは「ドラゴンズの連続日本一、見たかったがね~!」。
- 使用技
- ヒキガネジャンプ:ビルなどの高い所から飛び降りる。
- ウォーターマグナム:強力な水流で敵を押し出す。
- 使用技
- カマバンキ(演:大木民夫)
- 第14話に登場。風呂釜がモチーフの蛮機獣。人間は温泉が好きだと云う事を悟ったケガレシアが作った。ガスで人間を幻の温泉に浸からせる。その温泉は頭部の風呂釜である。心身を鍛えている老人が入っていたため、気合いによって空間が破壊された。老人の力の極意は滝に打たれることだとケガレシアに教えられ、強力になった。だが温泉より楽しい恋をしていた範人により、またしても空間を破壊された。巨大化して我が身諸共の大爆発を試みるが、エンジンオーG6によって阻止された。断末魔の叫びは「熱すぎるお風呂は健康に悪いのよ~!」。
- オイルバンキ(演:武虎)
- 第16話に登場。灯油缶がモチーフの蛮機獣。最初から巨大化して登場。手から出すオイルでエンジンオーG6を倒したが、ウイング族によって撃退される。その後、ヒラメキメデスによって強化される。
- 使用技
- オイルドボドボ:滑りやすいオイルを地面に流す。
- オイルテカテカビーム:体から発射する強力な光線。
- 使用技
- オイルバンキ改(演:武虎)
- 第16話に登場。羽を装備し、空を飛べるように強化された。飛行能力を持ったことでウイング族とも対等に戦えようになるが、「ゴーオンモップ」を使ったエンジンオーとガンバルオーに敗れる。断末魔の叫びは「ツルツル~。鶴は千年ってウソッツル~、カメ~…」。
- 使用技
- 第二次産業革命:羽を広げて空を飛ぶ。
- 使用技
- マンホールバンキ(演:伊藤健太郎)
- 第28話に登場。マンホールがモチーフの蛮機獣。キタネイダスの作った爆発装置を作動させるために、ペン回しの出来る人を誘拐していた。爆破装置はペンに似た小型機械の回転運動に連動するため、ペン回しの上級者が適していた。軍平の囮捜査によって阻止され、巨大化するもエンジンオーG9に敗れる。断末魔の叫びは「マンホールの穴が丸いのは、蓋が穴に落ちないためでござんす。これ、ホント。んじゃ…」[12]。
- 使用技
- フライングマンホール:無数のマンホールの蓋を飛ばす。
- 使用技
- ストローバンキ(声:高戸靖広)
- 第30話に登場。ストローがモチーフの蛮機獣。ドリンクによって様々な力を発揮するため、簡単にドーピングができる。普段は気弱だが、ガイアクアで凶暴な性格となる。投げ飛ばしたストローを加えた人間は、その人自身が毒ガスを発してしまう。6人を窮地に追いやっていたが、正気を取り戻した走輔とスピードル(ゴローダーGT)に敗れる。巨大化後、炎神達の連続攻撃の末に敗れた。断末魔の叫びは「飲み過ぎには注意しましょう、ブク~!」。
- 使用技
- ストロー乱れ撃ち:投げた特殊なストローを、無理矢理人々に銜えさせる。
- ブクブクパンチ:両腕からの強力なパンチ。
- 使用技
- シャワーバンキ(声:鶴ひろみ)
- 第38話に登場。シャワーがモチーフの蛮機獣。酸性雨で何でも溶かせるはずだったが、酸性雨の調合を間違え「男だけを固まらせる雨」を降らせていた。予想外とはいえ好都合だったため、再調合した酸性雨で固まっていない早輝と美羽を倒そうとした。だがべアールVを含む「ゴーオンプリンセス」に敗れ、巨大化後、元に戻った人間と炎神の連続攻撃の末、ガンバルオージェットラスとセイクウオーガンパードに撃破された。断末魔の叫びは「シャワーシーンの怖い映画はサイコシャワー。これで私は最後シャワ~!」。[13]
- 使用技
- 酸性雨シャワー:強力な酸性雨のはずだったが、調合を間違えていた。
- スーパーウルトラゴージャス酸性雨:再調合した強力な酸性雨。
- 通り雨:逃げる際に目眩ましとして使う無害な雨。
- スーパーウルトラゴージャス熱湯シャワー:高温のシャワー。
- 使用技
- ビンバンキ(声:高木渉)
- 第42話に登場。瓶がモチーフの蛮機獣。分別された瓶を混ぜるなどをしていたが、本来の目的は轟ヶ丘高校の優等生「湯島学」による魔法の研究成果を使ってパワーアップすること。その為、ゴーオンジャーにはあっさり撃退された。
- 使用技
- 熱湯コマーシャル:熱湯を飛ばすはずだったが、掛けるまでに冷めて微温湯になっていた。
- 使用技
- マホービンバンキ(声:高木渉)
- 第42話に登場。ビンバンキが魔法の力を得て強化した姿。名前は「魔法」「瓶」の他、「魔法瓶」を掛けている。強化前は熱湯が冷めていたが、冷め難くなっている。[14]ゴーオンジャーも苦戦するが、美羽と真心に目覚めた学の連携攻撃によって敗れる。巨大化後、エンジンオーG9に倒されかけるが、遠くからキレイズキーが炎神の力を奪い取ったため、優位に立つ。だがキョウレツオーを生み出され、チョップで罅が入って止めを刺された。断末魔の叫びは「レオナルド・ダ・ビーンチは左利き~!」。
- 使用技
- 熱湯コマーシャル:冷めていない熱湯を飛ばす。
- 好き勝手に暴れタイガー:魔法の力で敵を同士討ちさせる。
- 攻撃しタイガー:口からビームを発射する。
- 吹っ飛ばしタイガー:魔法の力で敵を吹っ飛ばす。
- 使用技
- ヘドロバンキ(声:高橋秀幸)
- CDアルバム『炎神戦隊ゴーオンジャー オリジナルサウンドアルバムグランプリ1st』に登場。ヘドロがモチーフの蛮機獣。
害地水気スペシャル目蛮機獣
[編集]ヨゴシュタイン、キタネイダス、ケガレシアの三大臣が力を合わせて作り出した蛮機獣。
- カガミバンキ(声:森田順平)
- 第10話に登場。鏡がモチーフの蛮機獣。レンズバンキの残した情報を基に、「ガンパードガン」「バルカッター」「ゴーオンソード」を自らの武器とする。強力な蛮機獣だがチャージには普通の蛮機獣の三倍の時間がかかり継続時間も短いため、エンジンオーとガンバルオーを倒して一旦退却した。
- 使用技
- ガンパードガン:コピーしたガンパードガン。
- バルカッター:コピーしたバルカッター。
- ミラーエフェクト:コピーしたゴーオンソードで斬りつける。
- 使用技
- カガミバンキ 完全体(声:森田順平)
- 第10話に登場。カガミバンキの真の姿。姿を変える条件は描写されていない。三大臣の力をそれぞれ司るパーツを持っている。エンジンオーを圧倒するパワーで倒していく。だが新たなフォーメーションであるエンジンオーG6の情報はなく、コピーする前に倒された。断末魔の叫びは「何というパワーだ…。三大臣様のパワーを持つ俺でも、かなわないミラー!」。
- 使用技
- ミラーボム:棘のついた鉄球を投げ飛ばす。
- 使用技
- ケッテイバンキ(声:郷里大輔)
- 第48話に登場。ケガレシアとキタネイダスの生み出した最強の蛮機獣。害地目の情報も使った、蛮機獣の決定版。過去の全ての蛮機獣の力を兼ね備えており、全ての蛮機獣のパーツがそれぞれ一部ずつ、体のどこかに付けている。更にその技を自分のものとして扱うことができ、技を出すときはその蛮機獣の口癖を使う。ゴーオンジャーを圧倒する力を見せつけ、続けて命令により巨大化する。エンジンオーとキョウレツオーを苦しめていたが、セイクウオーには避けられていた。その後2体は救助され、連続攻撃により敗れた。断末魔の叫びは「見事な決定打…バンバンバンバン…ケッテイバン…キ…」。
- 使用技
- 熱風爆炎攻撃:ショウキャクバンキを模した技。
- 火炎放射:オイルバンキを模した技。
- 空中戦法:スピーカーバンキを模した技。
- シュルリラー:ボーセキバンキを模した技。
- マグナム弾:ヒキガネバンキを模した技。
- ハカイー:ハンマーバンキを模した技。
- 超高温熱風ビーム:ヒーターバンキを模した技。
- 総攻撃:マンホールなどを大量に飛ばす。
- 破壊音波:スピーカーバンキを模した技。
- 落雷攻撃:ハツデンバンキを模した技。
- ギリー:チェーンソーバンキを模した技。
- 粘着コールタール:オイルバンキを模した技。
- 1.2.3:スプレーバンキを模した技。
- 使用技
- ヌンチャクバンキ
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャー VS ゲキレンジャー』に登場。メカによって臨獣拳を授かる。
その他の蛮機獣
[編集]三分類された蛮機獣のどれにもあてはまらない蛮機獣。
- ウガッツ
- 第1話より登場。ガイアークが大量に送り出す戦闘員。名前の由来は「迂闊」より。少々の知能を持っており、蛮ドーマの操縦もできる。しかし、個人差がある為面接試験を行ったこともある。[15]武器はペンチや鉄砲。ヒラメキメデスの持つねじを打ち込むとパワーアップする。また、ジャンクワールドでは人間をウガッツにできる。
- 害水機士ウズマキホーテ(声:楠見尚己)
- 第25話に登場。昔マシンワールドで暴れて、何故かすぐに別の次元へ飛んでいったと云われる「アレルンブラ家」[16]の王子に仕える害水機士。名前の由来は「渦巻き」「ドン・キホーテ」より。逃げた先がきれいなヒューマンワールドだったため、石像の様な姿で存在を留めていた。連は幼い頃に失敗作の卵焼きを食べてくれた地蔵だと勘違いし、母の病気を治してくれるように毎日拝んでいた。母が死んでしまった時、怒って石を投げたせいで顔に罅が入っていた。ケガレシアの汚水によって元の姿に戻るが、卵焼きの分だけ優しい心が残っており、ゴーオンジャーを倒し切れなかった。また連も思い出に惑わされて現実を受け入れきれなかったが、思いが吹っ切れた連によって撃破された。キタネイダスから授かったビックリウムによって巨大化を果たす。エンジンオー、ガンバルオー、セイクウオーと戦い、2体のエネルギーを吸収するが、新開発の「キューユソウル」で力を取り戻したガンバルオーとセイクウオーによって倒された。断末魔の叫びは「ニゴール様~!」。
- 害水王子ニゴール・ゾ・アレルンブラ(声:野島健児)
- 第26話に登場。アレルンブラ家の王子。名前の由来は「濁る」より。ウズマキホーテと同じく、逃げた先がきれいなヒューマンワールドだったため、石の様な姿で存在を留めていた。キタネイダスが無理矢理出させたケガレシアの汚水によって元に戻る。当然彼も蛮機族なのだが、人間的な美的感覚を持っているガイアークの変態。ケガレシアを『清らかで美しい姫』と称するため彼女からは嫌われている。逃げていった理由はケガレシアへのプロポーズを断られたためであることが後に分かる。剣捌きは一流で、ビューティウガッツと呼ばれるウガッツの亜種を持っている。巨大戦の時、ベアールVの美しさに惚れ、彼女を妻に迎えるために結婚式の準備を進めるが、早輝、美羽、ジェットラスによって阻止される。その後2人の攻撃によって吹っ飛ばされ、ケガレシアにビックリウムを求めていたが、ケガレシアに拒否された後に爆発した。断末魔の叫びは「姫、それでもあなたは美しい…」。
- 使用技
- ミックス・ケガレゴール:ケガレシアと合体して巨大化する。
- ビビビビーム:剣から繰り出すビーム。
- サンササンダー:強力な落雷を落とす。
- 使用技
- ビューティウガッツ
- 第26話に登場。ニゴール専用のウガッツ。声が高くスカートをはいているため、女性型と思われる。普段のウガッツより強く、ニゴールは「美しくお相手しなさい〕と命ずる。
- ホロンデルタール
- 第34、35話登場。ヨゴシュタインが探していた伝説の蛮機獣。名前の由来は「滅んでる」「ネアンデルタール人」より。ダイノワールドと呼ばれていた6500万年前の地球に現れ恐竜を同士討ちさせて絶滅させた張本人[17]。古代炎神達は、我が身諸共何とか化石にして封印したが、ヨゴシュタインが発掘し復活する。更にゼンマイネジの力でパワーアップし、キョウレツオーを操った。だが炎神たちの絆によってキョウレツオーは正気に戻り、エンジンオーG12の前に敗れた。言葉を発せないが、断末魔でドラミングの様に胸を叩いていた。
- 使用技
- ホロンデン波:生物や機械の頭脳を狂わせる電波。強化後は炎神すら操れた。
- 使用技
- キョウレツオー 洗脳状態
- 第35話に登場。強化されたホロンデルタールによって操られてたキョウレツオー。古代炎神3体の目が赤くなっているのが特徴。炎神達の呼びかけとエンジンオーとのクロスカウンターによって洗脳が解けた。
- リサイクル蛮機獣軍団
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』に登場。蛮機獣の墓場にある残骸にウガッツソウル(後述)を差し込んでリサイクルした蛮機獣。計13体も復活したがとても弱く[18]、エンジンオーG9に撃破された。
- ボンレシア(声:及川奈央)
- スピンオフムービー第4話より登場。偶然分離してしまったケガレシアのソウルを、ヨゴシュタインの提案によりボンパーにセットした姿。ボンパーの体に赤い栓と唇、睫毛が付いた。ゴーオンジャーを油断させて捕まえようと考えたが、意識が残っていたボンパーに身体を追い出された。
- ココロオトメデス(声:中井和哉)
- スペシャルDVD『ゼミナールだよ!全員GO-ON!』に登場。ヒラメキメデスの兄で、弟の仇として走輔に挑む。本人曰く「兄だけど心は乙女」らしく、オカマ口調で喋っているが、怒ると広島弁で喋る。カンカンバーに敗れた。
- 使用技
- ココロオトメデスのファッションチェック攻撃:無数の小爆発を引き起こす。
- 恋のキラキラ五角形お星様ハート斬り:正三角形切りのような技を剣から繰り出す。
- 必殺・定規なき戦い:パンチと蹴りを連続で繰り出す。
- 使用技
- オクノテバンキ
- スカイシアター『天空の戦士!ゴーオンウイングス登場!!』に登場。モチーフや分類は不明。手にした羽根で冷気や湯気を発することが出来る。カガミバンキを倒したエンジンオーG6に冷気を浴びせて倒した。その後ゴーオンウイングスに羽根をもぎ取られ、奥の手を使ってきた。5人を苦しめるが、ゴーオンウイングスに敗れた。巨大化するも、スーパーハイウェイバスターとウイングブースターに敗れる。断末魔の叫びは「仰げば~尊し、いざ、さいなら~!」。
- 使用技
- 奥の手:怪物を召喚して敵を捕らえる。
- 使用技
- ロンバンキ
- ヌンチャクバンキがロンにボディを乗っ取られた恐怖の存在。エンジンオーG12とサイダイゲキリントージャの最強タッグに敗れ、慟獄岩に封印された。
ガイアークの用語
[編集]ガイアーク専門の用語や兵器など。
- 蛮ドーマ/蛮ドーマ軍
- 第1話より登場。ウガッツが操縦するカマドウマモチーフのウガッツが操縦する戦闘機で、空も飛べる。砲撃もできるが威力は低く、炎神単体でも倒せる。[19]ヘルガイユ宮殿から一斉出動することが多く、この場合は「蛮ドーマ軍」と称される。
- ビックリウム
- 蛮機獣を強化する。危機に追い込まれた場合は蛮機獣を巨大化させる。その際「産業革命!」と叫ぶ。レパートリーもあり、ボーセキバンキは「元祖産業革命!」だった(紡績業が最初の産業革命だったため)。蛮機獣以外も巨大化させられるらしく、雷々剱達は「富国強兵!」と叫んで巨大化した。
- ヨゴシュピア
- ヨゴシュタインが扱う槍。重量があるのでヨゴシュタイン以外は持てない。また、蛮機族をソウルに変化させることもできる。
- キタネイバー
- キタネイダスが扱う杖。
- ガイアークソウル
- ヨゴシュピアから作り出されるソウル。蛮機獣の残骸に差し込んでリサイクルすることができる。ウガッツから生み出された「ウガッツソウル」やケガレシアから生み出された「ケガレシアソウル(ヨゴシュタイン曰くケガちゃんソウル)」等、変化させたものに応じて名前が変わる。
- ゼンマイネジ
- ホロンデルタールを強化するためのネジ。倒された後ヨゴシュタインが自分に装着していた。ホロンデルタールの力を学習しているらしく、左腕がホロンデルタールのものとなった。
- ゼンマイバネ
- 投げて当たった者は何でもブロンズと化す。
- ガイアクア
- ストローバンキの所持する液体。飲むと狂暴化し、力も上がる。人間が誤って浴びてしまった場合、悪の心に染まってしまう。
- ハカリバー
- ヒラメキメデスの使う剣。定規のような形をしている。
- 蛮ドーマSP(スペシャル)
- ヒラメキメデス専用の蛮ドーマ。スピンオフムービー及び劇場版では三大臣も使用していた。通常の3倍の速さを備え、破壊されても5機の蛮ドーマに分離する。
- ニゴールレイピア
- ニゴール・ゾ・アレルンブラの使う剣。ビームも発せる。
- アンチソウルゾーキン
- キレイズキーの使う雑巾。炎神たちのエネルギーを拭き取る
- オソウジ七つ道具ウエポン
- キレイズキーの戦闘用七つ道具。
- ドッキリウム
- キレイズキー達の滅ぼしてきた3つのブレーンワールドで手に入れたエナジーを調合したもの。ビックリウムと殆ど同じ。「超産業革命!」と叫んで巨大化する。
- デウス・ハグル・マギア
- 宮殿の奥にある大きな歯車。蛮ドーマを無限に作り出すことができる。ヨゴシマクリタインの設計を基にヨゴシュタインが製作したが、彼や他の大臣はこの歯車の真の力を知らなかった。名前の由来は「デウス・エクス・マキナ」「歯車」「ギア」より。
- キラデコリバー
- ヒラメキメデスのハカリバーを、兄のココロオトメデスが改造を施した剣。
その他
[編集]厳密にはガイアークではないが、蛮機族ガイアークに関連するキャラクター。基本的にゴーオンジャーの敵を記載する。
- ドックーゴ親分(演:菅田俊)
- 第13話に登場。宇宙人だが、外見は地球の日本で云う極道の親分。住んでいる星の極道一家の八代目親分。一人娘に後を継がせたがるが、その娘・ぷーこりん(演:小野明日香)には別の夢があり、地球へ逃げられていた。ガイアークに『娘を連れてくれば武器でも金でも好きなだけやる』と言い、何としてでも連れ戻そうとする。名前の由来は「極道」より。
- 事情を知った連が勝負を申し込んできたため受け入れ、サイコロや花札で勝負する。サイコロでは予想が外れそうになったとき、気迫でサイコロを驚かせて動かしたが、花札はタワーのクロス引きであった(無論、本来の遊び方ではない)ため、気迫のせいでタワーを壊してしまい引き分けとなった。3回戦に持ち込まれ、真剣勝負と称して日本刀を受け渡す。連曰く隙が全くないひとで、窮地に追い詰めたほど。止めを刺そうとするがぷーこりんにより阻止され、娘の気迫で気絶した。だが結局ぷーこりんは『皆を幸せにする優しい極道になる』という形で九代目を受け継ぐこととなった。
- 伐鬼
- 第24話に登場。サムライワールドと呼ばれる別次元で森林伐採を行っていた妖怪。名前の由来は「伐る」「鬼」より。ヒラメキメデスの亡霊ウラメシメデスが、『ヒューマンワールドには森林がたくさんある』と教えると喜んで付いてきた。早輝と少年の力に倒されるが、ウラメシメデスが合体してウラメシ伐鬼となった。
- お仙/オーセン(演:木野花)
- 第27話に登場。倒れていた範人を助け、お仙と名乗り感謝の印に家の手伝いをするようにと命ずる老人。名前の由来は「汚染」より。生きていれば範人と同じ年頃になる世話好きの孫娘の思い出を抱いていると信じ込ませて、範人を働かせる。正体はジャンクワールドの魔女博士・オーセンであり、ガイアークの為に超兵器を送り込んでいた。範人は正体を知ったにも関わらず、悪い人ではないと連呼し続けていた。孫娘の話は嘘だったが、範人の心の誠実さを感じて超兵器を逆作動させた。キタネイダスは「ヒューマンワールドの人々がジャンクワールドを侵略しに来る」と騙して送り込ませていたため、範人の言動によって誤解が解けた。
- ロムビアコ
- 第31話登場。サウンドワールドに棲息する、騒音の大好きな生物。名前の由来は「コロムビア」より。元はとても小さな生物であったが、次元の裂け目から聞こえた騒音で巨大化。ヒューマンワールドの人間ほどの大きさになり、遂に次元の壁を越えてヒューマンワールドへ現れた。騒音を聞くと大きくなり、美声を聞くと小さくなるという特性を兼ね備えており、何も知らないゴーオンジャーにより巨大化。ガイアークのバンド(騒音に近い)と大翔のバラードを聞いて一回り大きくなる。ボンパーの調べによって美声は女性の声であると分かった。[20]それを知ってヨゴシュタインとキタネイダスはザ・ピーナッツの真似をし始めるが、逆効果だった。その後、アイドルユニットとなったG3プリンセス(早輝・美羽・ケガレシア)の歌う「G3プリンセスラップ1」を聞いて縮小した。その後止めを刺される。
- 雷々剱(声:内田直哉)
- 第39、40話に登場。魔姫の部下。獄々丸と共に、石化した炎神大将軍をサムライワールドからヒューマンワールドに持ち込んだ。昭之助の持つ剣を狙っており、これを烈鷹と同じ魂を持つ人間が炎神大将軍に打ち込むと暴れ始めることを目論んでいる。ガイアークと協力し炎神大将軍は暴れ始めたが、烈鷹と同じ魂を持つ人間が良い心を取り戻したため、動きが止まってしまう。挙句の果て、獄々丸と共にガイアークから奪ったビックリウムで巨大化した。2体で戦うが、スピードル達のソウルをセットした炎神大将軍に敗れる。断末魔の叫びは「これにて、御免!」。
- 使用技
- 獄雷ホームラン:丸まった獄々丸を鎌で打って敵にぶつける。
- 使用技
- 獄々丸(声:松風雅也)
- 第39、40話に登場。魔姫の部下。雷々剱と共に、石化した炎神大将軍をサムライワールドからヒューマンワールドに持ち込んだ。昭之助の持つ剣を狙っており、これを烈鷹と同じ魂を持つ人間が炎神大将軍に打ち込むと暴れ始めることを目論んでいる。ガイアークと協力し炎神大将軍は暴れ始めたが、烈鷹と同じ魂を持つ人間が良い心を取り戻したため、動きが止まってしまう。挙句の果て、雷々剱と共にガイアークから奪ったビックリウムで巨大化した。2体で戦うが、スピードル達のソウルをセットした炎神大将軍に敗れる。断末魔の叫びは「地獄で魔姫様にお詫びするか…」。
- 使用技
- 獄雷ホームラン:丸まって雷々剱に鎌で打ってもらい、敵にぶつかる。
- 使用技
- ワメイクル/チビ(声:坂本千夏)
- 第41話に登場。ストーミーワールドからやって来た生物。名前の由来は「喚く」より。卵の状態で現れ、最初に見た大翔を親だと勘違いする。大翔は「チビ」と呼んで可愛がった。鳴き声は凄まじい破壊音波であり、ガイアークはこれを目的に取り寄せていた。ウガッツを使って強奪され、成長促進する光線を浴びて等身大となった。その姿での鳴き声はストーミーワールドから無数の竜巻を呼び寄せるものであり、キョウレツオーとガンバルオーが竜巻をこわしていた。大翔はチビをなんとか正常に戻したため、ストーミーワールドとの次元の裂け目は封じられた。その後、別れを惜しみながら本来の棲み処であるストーミーワールドへと帰って行った。
- 座敷わらし(演:大野百花)
- 第45話に登場。7人のやって来た熱海後楽園ホテルに住んでいる座敷わらし。昔は可愛がってくれる客が多く、その客に幸福をもたらしたという。だが最近の人々は心の貧しさからか、見える人が少なくなってきた。寂しがってエビの天ぷらや髪飾りを盗ってゴーオンジャー達に存在を示していた。走輔は怒って追いかけたが、座敷わらしの話を聞いて楽しませようと決める。7人は座敷わらしが見えるので、歌を聴かせる。偶然再結成したG3プリンセスの歌を聴いたが満足せず、ケガレシアに向かって「おばちゃん、やだ…」と言ってしまう。ケガレシアの暴走は止まったが、聞かせる歌がなくなり、再び寂しそうになる。その時、大翔が前々から考えていたような歌詞を発表し、男性陣のG5プリンスが結成。「君とギュッと」を披露すると笑顔が広がった。7人が帰る時、女の子であることが判明し、女性グループより男性グループが熱くなった理由はこれだった。
- 雷剱(声:内田直哉)
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』に登場。魔姫の部下。大型の十字手裏剣を持つ。獅子之進の炎神キャストでパワーアップし、高速形態へと変形することができる。
- 獄丸(声:松風雅也)
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』に登場。魔姫の部下。とても素早いのが特徴。月之輪の炎神キャストでパワーアップし、高速形態へと変形することができる。
- 魔姫/魔忌/魔鬼[21](演:ソニン)
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』に登場。サムライワールドの女帝で、『心を消せば強くなれる』をモットーとしている。心を消す術を持ち、自身も含めて住人全ての心を消し去った。その為本来の強くなる為に自ら鍛え心身共に研磨する修行の聖地であったサムライワールドを戦いだけの世界に変えてしまった。
- 人間態の魔姫から、烈鷹の炎神キャストを取り込んだ巨大戦闘形態である八岐大蛇の様な怪物・魔忌に、更に魔姫本来の巨大戦闘形態である巨大妖怪・魔鬼となる。魔鬼の姿で炎神大将軍を圧倒するが、エンジンオーのゴーオンソードを受け取った二刀流の炎神大将軍に敗れる。
- メカ
- 劇場版『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』に登場。臨獣トータス拳の使い手で、臨獣拳の残党。自称「臨獣城一の天才にしてマッドナエンジニア」。ヌンチャクバンキに臨獣拳を授ける。
- 使用技
- リンギ亀噛火(-かめかめか):不明
- リンギ甲羅苦円(-こうらくえん):不明
- 使用技
脚注
[編集]- ^ 但しGP-31では利害の一致からゴーオンジャーと共同作戦を行ったことがある
- ^ ゴーオンジャーの前に現れた時、今日ヒューマンワールドが最期になることを宣言していた。
- ^ お清めの力があるといわれる塩を、ブラスターソウルにかけた。
- ^ 後に、ヨゴシマクリタインとチラカソーネが散らかしたのを掃除しただけであることが分かる。
- ^ 爆弾を設置したのは何故か都会だけだった。
- ^ 実際には波動エネルギーに変えて、その次元を彷徨わせる。
- ^ ボーリングとボウリング(球技)を掛け合わせた。
- ^ 「ペットボトルは犬に食べさせるものである。○か×か?」と、とても簡単なクイズ。
- ^ 声優のエド・はるみのギャグ。
- ^ 劇中ではそのシーンが見られないため、「スピーカーバンキ」と混合していると思われる。
- ^ なりきりムービーを体験する人。
- ^ ある程度傾けば落ちてしまう多角形の蓋に比べて、円は傾いても落ちにくい。
- ^ 「サイコ」はシャワーシーンが怖いことで有名。
- ^ 魔法瓶は熱が中に伝わらず、湯が冷め難い。
- ^ 結果、番号「R」と「L」が選抜された。
- ^ アルハンブラ家より。
- ^ 絶滅は隕石の衝突が原因と考える説が現在有力だが、他の俗説も否定しきれない。
- ^ キタネイダスによれば「再生怪人が弱いのはお約束」らしい。
- ^ 古代炎神を除いて、新たな炎神の初戦は特徴をアピールしやすい対蛮ドーマ戦である。
- ^ 女性の声域に近い音楽でも縮小する。
- ^ いずれも読み方は「まき」。