コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

初宿正典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
初宿 正典しやけ まさのり
人物情報
全名 初宿 正典
生誕 (1947-06-10) 1947年6月10日(77歳)
日本の旗 日本滋賀県
学問
時代 20世紀 - 21世紀
活動地域 日本の旗 日本
研究分野 法学
憲法学
研究機関 京都大学
京都産業大学
愛知教育大学
主要な作品 『日独比較憲法学研究の論点』(成文堂、2015年)
『憲法(2)基本権』(成文堂、1996年)
その他多数
影響を受けた人物 阿部照哉(京都大学在学中に師事)
学会 日本公法学会
比較憲法学会
テンプレートを表示

初宿 正典(しやけ まさのり、1947年6月10日 - )は、日本法学者憲法学)。博士(法学)[1]。京都大学名誉教授。出身は滋賀県

略歴

[編集]

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 『憲法(2)基本権』(成文堂、1996年/第2版、2001年/第3版、2010年)
  • 『憲法(1)統治の仕組み』(成文堂、2002年)
  • 『暇つぶしは独語で』(成文堂、1994年/新版、2010年)
  • 『日独比較憲法学研究の論点』(成文堂、2015年)

共著

[編集]
  • 西村健一郎西井正弘)『判例法学』(有斐閣、1988年/改訂版、1992年/第3版、1997年/第4版、2005年/第5版、2012年)
  • (高橋正俊・米沢広一・棟居快行)『いちばんやさしい憲法入門』(有斐閣、1996年/第2版、2000年/第3版、2005年/第4版、2010年/第4版補訂版、2014年)
  • 大石眞松井茂記市川正人・高井裕之)『憲法 Cases and Materials 人権』(有斐閣、2005年)
  • (大石眞・松井茂記・市川正人・高井裕之・藤井樹也・土井真一毛利透松本哲治・中山茂樹・上田健介)『憲法 Cases and Materials 憲法訴訟』(有斐閣、2007年)

編著

[編集]
  • 『教養・憲法十五講――人権判例を中心に』(木鐸社、1982年/増補版、1984年)
  • 『基本判例憲法25講』(成文堂、1989年/第2版、2002年/第3版、2011年/第4版、2015年)
  • 『レクチャー比較憲法』(法律文化社、2014年)

共編著

[編集]
  • 宮本盛太郎)『カール・シュミット論集』(木鐸社、1978年)
  • 佐藤幸治)『人権の現代的諸相』(有斐閣、1990年)
  • 阿部照哉池田政章戸松秀典)『憲法判例』(有斐閣、/第3版、1993年/第4版, 2002年/第5版、2007年/第6版, 2010年)
  • 高田敏)『ドイツ憲法集』(信山社出版, 1994年/第2版、1997年/第3版、2001年/第4版、2005年/第5版、2007年/第6版、2010年/第7版、2016年)
  • (阿部照哉・池田政章・戸松秀典)『憲法 (1) 総論』(有斐閣、第3版、1995年)
  • (阿部照哉・池田政章・戸松秀典)『憲法 (2) 基本的人権 (1)』(有斐閣、第3版、1995年)
  • (阿部照哉・池田政章・戸松秀典)『憲法 (3) 基本的人権 (2)』(有斐閣、第3版、1995年)
  • (阿部照哉・池田政章・戸松秀典)『憲法 (4) 統治機構』(有斐閣、第3版、1996年)
  • 榎原猛・阿部照哉・佐藤幸治)『国法学の諸問題――宮田豊先生古稀記念』(嵯峨野書院、1996年)
  • 古賀敬太)『カール・シュミットとその時代――シュミットをめぐる友・敵の座標』(風行社、1997年)
  • (佐藤幸治・大石眞)『憲法20年の展望 (1) 統合と均衡』(有斐閣、1998年)
  • (佐藤幸治・大石眞)『憲法50年の展望 (2) 自由と秩序』(有斐閣、1998年)
  • 大沢秀介・高橋正俊・常本照樹・高井裕之)『目で見る憲法』(有斐閣、1999年/第2版、2003年/第3版、2007年/第4版、2011年)
  • (須賀博志)『原典対訳連邦憲法裁判所法』(成文堂、2003年)
  • 三島淑臣稲垣良典)『人間の尊厳と現代法理論――ホセ・ヨンパルト教授古稀祝賀』(成文堂、2000年)
  • 辻村みよ子)『新解説世界憲法集』(三省堂、2006年/第2版、2010年)
  • (佐藤幸治・平松毅・服部高宏)『現代社会における国家と法――阿部照哉先生喜寿記念論文集』(成文堂、2007年)
  • (米沢広一・松井茂記・市川正人・土井真一)『国民主権と法の支配――佐藤幸治先生古稀記念論文集(上・下)』(成文堂、2008年)
  • (大石眞)『憲法 Cases and Materials 人権〔第2版〕』(有斐閣、2013年)

訳書

[編集]

論文

[編集]
  • 「ドイツの結社法改正と宗教団体の地位」ジュリスト1243号 50-51頁
  • 「結社の活動と構成員の『思想・信条の自由』の衝突」法学教室272号 20-28頁
  • 「人権保障理論之新展開」月旦法学(元照社=台湾)98号 43-48頁
  • 「憲法21条が保障する権利」法学セミナー584号(平成15年8月)102-109頁(小山剛と共同執筆)
  • 「ドイツの結社法における宗教・世界観団体の地位――1964年法とその改正を中心に」樋口陽一ほか編集代表・栗城壽夫先生古稀記念『日本憲法学の創造力(上巻)』信山社 401~433頁
  • 現代ドイツにおける宗教と法」法哲学年報2002(有斐閣)86-97頁
  • 「憲法21条が保障する権利」井上典之・小山剛・山元一編『憲法学説に聞く』(日本評論社)102-109頁
  • 「バイエルンにおける法曹養成制度改革の概要と問題点――実地調査に基づく報告」法学論叢158巻2号(京都大学法学会)1-29頁
  • 「ドイツの連邦憲法裁判所」比較憲法研究17号(比較憲法学会)29~54頁

その他

[編集]
  • 「良心的兵役拒否権とその限界――第1次良心的兵役拒否胃液拒否事件」ドイツ憲法判例研究会編『ドイツの憲法判例(第2版)』(信山社)144-151頁
  • 「ドイツ連邦共和国基本法」樋口陽一・吉田善明編『解説 世界憲法集〔第4版〕』(三省堂)181-250頁
  • 「いわゆる環境保護と財産権の行使の規制(参憲資料第18号)」参議院憲法調査会事務局
  • 「騒音の国ニッポン」京都府地方労働委員会年報
  • 「宗教上の教義に関する紛争と司法権――『板まんだら』事件」憲法判例百選Ⅱ〔第5版〕(有斐閣)420-421頁

記念論文集

[編集]

受賞

[編集]
  • 2018年、日本政治法律学会より現代法律学会賞を受賞[3]

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ (学位論文) 京都大学・論文博士・2015年)
  2. ^ 学位論文.
  3. ^ 学会賞 歴代受賞者一覧日本政治法律学会