榎原猛
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榎原 猛(えはら たける、1926年(大正15年)1月22日 - 2004年(平成16年)6月28日)は、日本の憲法学者。大阪大学名誉教授。甲子園短期大学長。法学博士[1]。大阪府吹田市出身。
略歴
[編集]- 兵庫県立尼崎中学校を経て、
- 1947年(昭和22年) 甲南高等学校卒業
- 1953年(昭和28年) 京都大学卒業、同大学院入学。
- 1956年(昭和31年) 近畿大学講師
- 1960年(昭和35年) 近畿大学助教授
- 1966年(昭和41年) 京都大学より法学博士の学位を受く(学位論文「君主制の比較憲法学的研究」)。
- 1968年(昭和43年) 大阪大学教授
- 1989年(平成元年) 大阪大学定年退官。大阪大学名誉教授。
その後、梅花女子大学教授、甲子園短期大学学長等を歴任。
著書
[編集]単著
[編集]- 榎原猛『君主制の比較憲法学的研究』有信堂、1969年。NDLJP:11893327 。「第2刷(1972.1発行)の奥付には「1968年4月5日初版第1刷発行」とあり」
- 『法学講読』(晃洋書房、1972年)
- 『表現権理論の新展開』(法律文化社、1982年)
- 『法学』(晃洋書房、1985年)
- 『憲法――体系と争点』(法律文化社、1986年)
- 『正義ってなんだろう――一憲法学者の人生論ノート』(法律文化社、2000年)
- 『生と死をみつめて――詩歌で綴るわが人生記』(嵯峨野書院、2002年)
編著
[編集]- 『法の基本常識』(法律文化社、1978年)
- 『基礎法学』(法律文化社、1984年)
- 『プライバシー権の総合的研究』(法律文化社、1991年)
- 『基礎憲法』(法律文化社、1992年)
- 『ビジネス法の常識』(嵯峨野書院、1993年)
- 『世界のマス・メディア法』(嵯峨野書院、1996年)
共編著
[編集]- (覚道豊治)『憲法要説』(法律文化社、1979年)
- (土居靖美)『法学基礎教室』(法律文化社、1990年)
- (阿部照哉・土居靖美)『現代憲法学』(嵯峨野書院、1998年/増補版、2001年)
- (伊藤公一・中山勲)『基礎憲法〔新版〕』(法律文化社、1999年)
脚注
[編集]- ^ 榎原猛『君主制の比較憲法学的研究』京都大学〈法学博士 乙第641号〉、1966年。hdl:2433/211748。 NAID 500000426001 。