高田敏
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高田 敏(たかだ びん、1930年(昭和5年)3月19日 - 2022年(令和4年)12月16日)は、日本の法学者。専門は行政法。大阪大学名誉教授。兵庫県出身。
経歴
[編集]略歴は以下の通り[1]。
- 1953年
- 1956年4月 - 広島大学政経学部講師
- 1961年4月 - 広島大学政経学部助教授
- 1967年4月 - 大阪大学法学部助教授
- 1969年4月 - 大阪大学法学部教授
- 1979年4月 - 大阪大学大学院法学研究科長・法学部長(1981年3月まで)
- 1993年
- 1998年4月 - 大阪国際大学大学院総合社会科学研究科長(2000年3月まで)
- 2004年4月 - 近畿大学大学院法務研究科教授
- 2008年3月 - 近畿大学退職
受賞・栄典
[編集]- 2009年4月 - 瑞宝中綬章[2]
- 2014年 - ドイツ連邦共和国一等功労十字章[3][4]
家族
[編集]著作
[編集]- 『社会的法治国の構成―人権の変容と行政の現代化』(信山社、1993年)
- 『福祉行政・公有財産条例』(学陽書房、1981年)
- 『行政法―法治主義具体化法としての』(有斐閣、初版1993年、改訂版1994年、新版2009年)
- (初宿正典と共編)『ドイツ憲法集』(信山社、初版1994年、第2版1997年、第3版2001年、第4版2005年、第5版2007年、第6版2010年)
- (村上武則と共編)『ファンダメンタル地方自治法』(法律文化社、初版2004年、第2版2009年)
- (村上義弘と共編)『地方自治法』(青林書院新社、1976年)
- (桑原洋子・逢坂隆子と共編)『ホームレス研究―釜ヶ崎からの発信』(信山社、2007年)
- (山中永之佑・三吉修・高倉史人・白石玲子と共編)『資料で考える憲法』(法律文化社、1997年)
- (山中永之佑・奥正嗣・三吉修・高倉史人・白石玲子・谷口真由美と共編)『新・資料で考える憲法』(法律文化社、2012年)
- (畑博行と共編)『憲法と行政法の現在―伊藤満先生米寿記念』(北樹出版、2000年)
- 『法治国家観の展開ー法治主義の普遍化的近代化と現代化』(有斐閣、2013年)
脚注
[編集]- ^ 「高田敏教授略歴[含 主要著作]」『近畿大学法科大学院論集』第4号、近畿大学法科大学院、2008年3月、巻末2p、CRID 1520290883499763328、ISSN 1349791X。
- ^ “平成21年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 13 (2009年4月29日). 2009年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月11日閲覧。
- ^ a b 高田敏本学名誉教授、ドイツ連邦共和国より勲章授与 [リンク切れ] Handai Law Portal
- ^ “高田敏先生のドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章受賞に寄せて”. 日本フンボルト協会 (2014年9月19日). 2021年10月2日閲覧。