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福崎睦美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
兼田睦美から転送)

福崎 睦美(ふくさき むつみ、1958年- )は、日本将棋の元女流棋士。旧姓兼田(かねだ)。五十嵐豊一門下。日本将棋連盟所属時の女流棋士番号8。北海道雨竜郡幌加内町生まれの夕張市育ち[1]北海道夕張南高等学校卒。

人物

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  • 炭鉱の勤務医で将棋史の研究家であった父に小学2年生頃から将棋を教わる。
  • 1971年、第4回女流アマ名人戦で多田佳子に敗れ準優勝。1972年、中学3年生で第5回女流アマ名人優勝[2]。当時最年少記録であった。この年将棋初のカラー放送番組で、当時小学5年生の谷川浩司と対局している[3]。父の死去の関係で1973年は出場を断念した。高校選手権では、史上初の3連覇を達成[4]
  • 1975年、当初は進学し通訳となる夢を抱いていたが、両親とも没した関係から進学を断念。高校卒業と同時に上京し、OLの傍ら師匠の五十嵐の勧めで女流棋士となる[1]
  • 1983年福崎文吾七段(段位は当時)と結婚。棋士活動名を福崎へ変更。女流名人位戦リーグAクラスに在籍。
  • 1985年、1年間休業
  • 1988年、女流初段位で引退。日本将棋連盟を退会した。

主な棋歴

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  • 第5回(1972年)女流アマ名人優勝。
  • 第9回(1973年)、第10回(1974年)、第11回(1975年)高校選手権女子個人戦優勝。

昇段履歴

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  • 1979年 女流初段

出典

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  1. ^ a b 北海道新聞夕刊 1983年4月26日
  2. ^ 女流アマ名人戦歴代優勝者
  3. ^ 将棋世界1972年6月号
  4. ^ 2012年までに他に1名しか達成していない