福崎睦美
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(兼田睦美から転送)
福崎 睦美(ふくさき むつみ、1958年- )は、日本の将棋の元女流棋士。旧姓兼田(かねだ)。五十嵐豊一門下。日本将棋連盟所属時の女流棋士番号8。北海道雨竜郡幌加内町生まれの夕張市育ち[1]。北海道夕張南高等学校卒。
人物
[編集]- 炭鉱の勤務医で将棋史の研究家であった父に小学2年生頃から将棋を教わる。
- 1971年、第4回女流アマ名人戦で多田佳子に敗れ準優勝。1972年、中学3年生で第5回女流アマ名人優勝[2]。当時最年少記録であった。この年将棋初のカラー放送番組で、当時小学5年生の谷川浩司と対局している[3]。父の死去の関係で1973年は出場を断念した。高校選手権では、史上初の3連覇を達成[4]。
- 1975年、当初は進学し通訳となる夢を抱いていたが、両親とも没した関係から進学を断念。高校卒業と同時に上京し、OLの傍ら師匠の五十嵐の勧めで女流棋士となる[1]。
- 1983年、福崎文吾七段(段位は当時)と結婚。棋士活動名を福崎へ変更。女流名人位戦リーグAクラスに在籍。
- 1985年、1年間休業
- 1988年、女流初段位で引退。日本将棋連盟を退会した。
主な棋歴
[編集]昇段履歴
[編集]- 1979年 女流初段