安食総子
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安食総子 女流二段 | |
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名前 | 安食総子 |
生年月日 | 1974年5月2日(50歳) |
プロ入り年月日 | 1998年4月1日(23歳) |
引退年月日 | 2022年7月11日(48歳) |
女流棋士番号 | 22 |
出身地 | 東京都武蔵野市 |
所属 | 日本将棋連盟(関東) |
師匠 | 青野照市九段 |
段位 | 女流二段 |
女流棋士DB | 安食総子 |
戦績 | |
通算成績 | 対局数239 / 78勝161敗 / 勝率0.326 |
順位戦最高クラス | D級(女流順位戦) |
2023年4月3日現在 |
安食 総子(あじき ふさこ、1974年5月2日 - )は、引退した将棋の女流棋士。東京都武蔵野市出身。青野照市九段門下。女流棋士番号22(2011年3月31日までは43)。棋戦に参加するほかに、棋戦中継の聞き手としてテレビ等のメディアにも出演。女流棋士引退規定により「2022年4月1日付引退者(引退日未定)」に該当することが日本将棋連盟より公表される[1]。2022年7月11日付で引退[2]。
人物
- ニックネームは「あじあじ」「あじじ」「あじー」。
- 父は将棋好きでアマ四段の腕前。金属鉱業事業団(現在の石油天然ガス・金属鉱物資源機構)に勤めておりブラジル・リオデジャネイロへ赴任。1982年、大山康晴十五世名人がブラジル訪問した際には案内役を務めた。ブラジル赴任には当時小学1年生だった安食も同行。小学4年生まで同地で過ごす。「海外でいろいろ経験して、あまり動じなくなった」と語っている[3]。
- 得意戦法は四間飛車。目標にしている斎田晴子の影響を強く受けている。
- 日本将棋ネットワークで定期的に指導対局を行っており、かつては将棋倶楽部24・ハンゲームなどインターネット将棋サイトでも行ったことがある。
- 2009年度までNHK杯将棋トーナメントでは読み上げ係を務めた。
- 2008年1月、6年越しの交際を経て、将棋のアマチュア強豪選手、細川大市郎と結婚することを発表し、同年3月に挙式[4]。
- 趣味は動物園巡り。特にパンダが好き[5]。
昇段・昇級履歴
- 1992年4月女流育成会入会 -
- 1998年4月 1日 - 女流2級「女流育成会A級1位」により。
- 2002年4月女流名人位戦B級リーグ入り」により。 1日 - 女流1級「
- 2003年4月 1日 - 女流初段「年度成績指し分け以上(7勝以上)」により。
- 2022年7月11日 - 引退(女流棋士引退規定、女流通算78勝161敗)[2][6][7]
- 2023年4月[8]。 1日 - 女流二段「引退女流棋士昇段規定」により
テレビ
- 将棋講座(NHK教育テレビジョン、2010年4月 - 2010年9月)「阿久津主税の中盤感覚をみがこう」聞き手
- 将棋フォーカス(NHK Eテレ、2020年10月 - 2021年3月)番組内将棋講座「稲葉陽の急戦でノックアウト」聞き手
関連項目
脚注
- ^ “昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2022年4月1日). 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b “安食総子女流初段が引退|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2022年7月12日閲覧。
- ^ “ブラジル編(8) 女流棋士・安食総子:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2021年5月16日閲覧。
- ^ 『週刊将棋』(2008年1月9日号、毎日コミュニケーションズ)
- ^ “動物園めぐりが趣味の安食総子女流初段、近況を語る (2020年10月24日)”. エキサイトニュース. 2021年5月16日閲覧。
- ^ “女流棋士通算成績|成績・ランキング|日本将棋連盟”. 2023年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月1日閲覧。
- ^
- 2021年度までの通算成績 = 235局、78勝157敗(「令和4年版 将棋年鑑 2022」p79.)
- 2022年度の成績 = 4局、0勝4敗=第2期女流順位戦D級5-8回戦(第2期ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦 D級)
- ^ “昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟. 2023年4月6日閲覧。