全日本剣道連盟
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創立者 | 木村篤太郎 |
---|---|
団体種類 | 公益財団法人 |
設立 | 1952年(昭和27年)10月14日 |
所在地 | 東京都千代田区北の丸公園2番3号 |
法人番号 | 4010005018743 |
起源 | 大日本武徳会 |
主要人物 | 網代忠宏(代表理事会長) |
活動地域 | 日本 世界 |
活動内容 |
剣道 居合道 杖道 |
従業員数 | 26名(2022年3月31日現在) |
会員数 | 1,889,261人(2018年3月までの有段者登録数) |
親団体 | 国際剣道連盟 |
子団体 | 都道府県剣道連盟 |
ウェブサイト | https://www.kendo.or.jp/ |
公益財団法人全日本剣道連盟(ぜんにほんけんどうれんめい)は、日本において剣道を中心として、居合道、杖道などの武道(三道)を統轄する団体。当初は薙刀(なぎなた)も傘下に収めていた。略称は全剣連。
全国47の都道府県剣道連盟を加盟団体として構成している。日本武道協議会、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、国際剣道連盟にも加盟している。
事業
[編集]などを行なっている。
沿革
[編集]- 1946年(昭和21年)10月31日、大日本武徳会が解散。
- 1950年(昭和25年)3月5日、全日本剣道競技連盟が設立されるが、全日本撓競技連盟と改称。
- 1952年(昭和27年)10月14日、全日本剣道連盟結成。
- 1954年(昭和29年)3月14日、全日本剣道連盟と全日本撓競技連盟が合併し、全日本剣道連盟に統一。
- 1955年(昭和30年)、薙刀(なぎなた)が全日本薙刀連盟を結成し独立。
- 1956年(昭和31年)、全日本剣道連盟居合道部、杖道部を創設。
- 1958年(昭和33年)7月28日、宮内庁から天皇盃を下賜される。
- 1972年(昭和47年)2月、財団法人となる。
- 1997年(平成9年)、宮内庁から皇后盃を下賜される。
- 2012年(平成24年)4月1日、一般財団法人に移行。
- 2020年(令和2年) 9月16日、公益財団法人に移行。
組織
[編集]役員
[編集]- 会長
- 定員は1名。
- 副会長
- 3名以内。
- 専務理事
- 1名。
- 常任理事
- 12名以内。
- 理事
- 16名以内。
- 監事
- 3名以上5名以内。財産及び理事の業務執行状況を監査する。
専門委員会
[編集]- 総務委員会
- 普及委員会
- 指導委員会
- 称号・段位委員会
- 試合・審判委員会
- 強化委員会
- 社会体育指導員委員会
- 国際委員会
- 居合道委員会
- 杖道委員会
- 医・科学委員会
- 広報委員会
- アンチ・ドーピング委員会
歴代会長
[編集]大日本武徳会総裁
[編集]→詳細は「大日本武徳会」を参照
全日本剣道連盟会長
[編集]代 | 出身校 | 経歴 | |
---|---|---|---|
初代 | 木村篤太郎 | 東大法卒 | 検事総長、司法大臣、法務大臣 |
第二代 | 石田和外 | 東大法卒 | 最高裁判所長官 |
第三代 | 河合堯晴 | 日本鉱業会長、日本鉱業協会会長 | |
第四代 | 庄子宗光 | 東大法卒 | 満州帝国武道会剣道部委員長 |
第五代 | 大島功 | ||
第六代 | 景山二郎 | 東大法卒 | 内務・警察官僚 |
第七代 | 武安義光 | 東大工卒 | 商工官僚 |
第八代 | 張富士夫 | 東大法卒 | トヨタ自動車名誉会長。 |
第九代 | 稲川泰弘 | 東大法卒 | 経産官僚、資源エネルギー庁長官 |
第十代 | 網代忠宏 | 日体大卒 | 東海大学名誉教授 |
顕彰
[編集]- 剣道功労章
- 1964年(昭和39年)に設けられた[1]。後述する剣道功労賞とは異なる。範士十段を受有する者の中から、全日本剣道連盟会長が理事会に諮ってこれを授与した。年額5万円(昭和42年度から10万円)の終身年金が支給された。1975年(昭和50年)末までの受章者は3名。持田盛二、斎村五郎、大麻勇次。
- 剣道特別功労賞
- 1992年(平成4年)、全日本剣道連盟創立40年の折に設けられた。長年にわたり特別の貢献をした長老に贈られる。2013年(平成25年)現在、受賞者は6名。大野操一郎(1992年)、矢野一郎(1992年)、井上正孝(2001年)、植田一(2001年)、石原忠美(2003年)、森島健男(2009年)。
- 剣道有功賞
- 1995年(平成7年)に設けられた。毎年秋に贈呈式が行われている。2005年(平成17年)度末までの受賞者は666名。
- 剣道殿堂顕彰
→詳細は「剣道殿堂」を参照
関連団体
[編集]- 全日本実業団剣道連盟
- 全日本学校剣道連盟
- 全日本官公庁剣道連盟
- 全日本学生剣道連盟
- 全国高等学校体育連盟剣道部
- 全国高等学校体育連盟定時制通信制剣道部
- 日本中学校体育連盟剣道部
- 全日本剣道道場連盟
主催大会
[編集]- 全日本剣道選手権大会
- 全日本女子剣道選手権大会
- 全日本居合道大会
- 全日本杖道大会
- 全日本選抜剣道八段優勝大会
- 全日本東西対抗剣道大会
- 全国家庭婦人剣道大会
- 全日本都道府県対抗剣道優勝大会
- 全日本剣道演武大会
- 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会
制定形
[編集]- 日本剣道形(大日本帝国剣道形を改称)
- 木刀による剣道基本技稽古法
- 全日本剣道連盟居合
- 全日本剣道連盟杖道
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 全日本剣道連盟『財団法人全日本剣道連盟五十年史』
- 日本武道館編『日本武道協議会設立30周年記念日本の武道』