コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

全員出席!笑うんだってば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全員出席!笑うんだってば
ジャンル バラエティ番組
演出 梅原幹
武田幹治
舟沢謙二 ほか
出演者 ダウンタウン
B21スペシャル
ピンクの電話
SET隊
ほか
ナレーター デーモン小暮
オープニングJOKER 〜非力河童人間〜
エンディングBAD AGAIN 〜美しき反逆〜
製作
プロデューサー 園田広美
勝田哲夫
制作 THE WORKS (制作協力)
製作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年10月28日 - 1989年12月23日
放送時間土曜 19:00 - 19:54
放送分54分
テンプレートを表示

全員出席!笑うんだってば』(ぜんいんしゅっせき わらうんだってば)は、1989年10月28日から同年12月23日まで日本テレビ系列局ほかで放送されていた日本テレビ製作の公開バラエティ番組である。放送時間は毎週土曜 19:00 - 20:00 (日本標準時)。

東京に進出したばかりのダウンタウンが初めてゴールデンタイムで司会を務めた番組である。

出演者

[編集]

主なコーナー

[編集]
地球戦士フリルマン
番組前半のヒーローものコント。詳細は当該項目を参照。
人間クレーンゲーム
参加者一家の父親がクレーンのアームとなって商品を取りに行くゲーム。幼少の頃のえなりかずきも一家で出場したことがある。
黄金の七人
「地球戦士フリルマン」の後継となるコント。ダウンタウン、B21スペシャル、ピンクの電話が扮する七人の盗賊団が主役で、SET隊が守るお宝を手に入れるためセットに組まれた罠をクリアしていくゲーム要素があった。毎回、七人の衣装が変わるのも特徴。

オープニング

[編集]

オープニングでは聖飢魔IIの「JOKER 〜非力河童人間〜」(エンディングテーマ「BAD AGAIN 〜美しき反逆〜」のc/w曲)[1]が掛かる中、吉田戦車のイラストを用いたアニメーションが流れていた。オープニングアニメの終了後にはスタジオからの映像となり、ダウンタウンの紹介で出演者たちが1組1人ずつ登場。その際に出演者たちは、オープニングアニメに登場した吉田戦車デザインのキャラクターのぬいぐるみを持ちながら踊っていた。

このオープニングアニメは、番組終了前の時期には廃止されていた。

エンディング

[編集]

エンディングでは聖飢魔IIの「BAD AGAIN 〜美しき反逆〜」[1]が掛かる中、デーモン小暮が流れる星をバックにその回の内容を解説していた。

スタッフ

[編集]

エピソード

[編集]
  • 初回収録中、浜田が体調不良により倒れ、後日再収録が行われた。
  • 生クリームを使ったスタジオコントの収録中、足を滑らせたミスターちんが頭を切ってしまうアクシデントがあったが、ヒロミとデビット伊東のアドリブにより、血を見せずに無事収録を終えた。
  • 当時SET隊のメンバーだった岸谷五朗や寺脇康文は「フリルマン」のコントで「サルマタ星人」(全身タイツ&サルマタ姿の宇宙人)を演じていた。
  • 脚本家の三谷幸喜が番組構成に参加していた。
  • ラサール石井が著書で「番組一回目で打ち切りが決定された。」と書いている。そしてその視聴率の低調ぶりから、松本人志は後に「視聴者は全員欠席」などと述懐している[1]
  • 本番組終了の1か月後、再びダウンタウン、B21スペシャル、ピンクの電話、SET隊のレギュラー陣が集結し、1990年1月27日に同じ日本テレビの単発番組枠『60分放し飼い』(毎週土曜日深夜1:05 - 2:00)にて『TVばかぼん ~ズームイン朝まで待てない!』が放送された。この番組では『笑うんだってば』を追悼する企画も行われた[2]。なお、この『TVばかぼん』は同じメンバーで1990年2月24日に第2弾が放送された[3]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c ブルボン小林(長嶋有) (2016年4月13日). “エキレビ!『聖飢魔IIはいいかげんな主題歌を手がけてこなかった。「荒涼たる新世界」へと至る長い長い迂回』”. Exciteニュース. 2024年12月19日閲覧。
  2. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年2月2日号 p.63
  3. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1990年3月2日号 p.31、p.63
日本テレビ系列 土曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
土曜スーパースペシャル(第1期)
(1988年4月2日 - 1989年9月30日)
※19:00 - 20:54
全員出席!笑うんだってば
(1989年10月28日 - 12月23日)
大追跡(第1期)
(1990年1月 - 3月)