中鉄美作バス
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒717-0013 岡山県真庭市勝山411-6 |
設立 |
1986年6月8日 (勝山バス株式会社として設立) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 3260001022683 |
事業内容 |
一般貸切旅客自動車運送事業 特定旅客自動車運送事業 旅行業 |
代表者 | 代表取締役 松本 嘉一郎 |
資本金 | 2000万円 |
主要株主 | 中鉄バス 100% |
特記事項:1992年5月16日に中鉄美作バス株式会社に商号変更。 |
中鉄美作バス株式会社(ちゅうてつみまさかバス)は、中鉄バスの完全子会社で、岡山県真庭市に本社を置く貸切バス事業者である。
概要
[編集]元々、中鉄バスの地域分離子会社として1985年6月8日に発足した3社(総社バス・勝山バス・湯原バス)のうち、岡山県真庭郡勝山町・久世町・落合町(現在の真庭市勝山・久世・落合地区)と苫田郡富村(現在の苫田郡鏡野町富地区)を営業エリアとする勝山バス(1992年5月16日に中鉄美作バスに商号変更)が、真庭郡湯原町・中和村・八束村・川上村(現在の真庭市湯原・蒜山地区)と鳥取県倉吉市・東伯郡関金町(現在は倉吉市に編入合併)を営業エリアとする湯原バスを1992年10月1日に吸収合併して現在の形態となった。
合併後は、中鉄バス津山地区路線バス(現在の中鉄北部バス)の一部が移管されている。また、津山市コミュニティバスのうち、ごんごバスの運行を担当していた。
路線バス補助の縮小・廃止を受け、真庭市内及び鳥取県倉吉市内を運行する11路線(旧勝山バス・湯原バス担当路線)を2007年10月31日の運行をもって廃止し、真庭市コミュニティバス「まにわくん」・富乗合タクシー「やませみ号」・日本交通(関金温泉 - 倉吉駅間)に移管した。
中鉄バス・中鉄北部バスとは異なりカード乗車券類は導入されておらず、岡山県共通バスカード(導入事業者における発売も終了済)・中鉄バス専用バスカード(2008年10月1日から中鉄バス〈2021年10月1日より一部販売中止〉と中鉄北部バスで発売)は使用できなかった。
沿革
[編集]- 1986年6月8日 - 中鉄バスの地域分離子会社として、総社バス・勝山バス・湯原バスの3社が設立。
- 1992年
- 1999年10月1日 - 津山市コミュニティバス「ごんごバス」の運行を開始
- 2005年
- 10月1日 - 津山広域バスセンター - 二本松線を廃止。
- 10月3日 - 津山広域バスセンター - 勝山中鉄バスセンター線のうち津山広域バスセンター - 追分口間を廃止。
- 2006年10月5日 - 勝山中鉄バスセンター - 神庭の滝線を廃止。
- 2007年
- 1月9日 - 勝山中鉄バスセンター - 富線のうち、余野上 - 富間を廃止
- 11月1日 - 真庭市内及び鳥取県倉吉市内を運行する11路線(津山営業所担当路線以外の全路線)を廃止し、真庭市コミュニティバス「まにわくん」・富乗合タクシー「やませみ号」・日本交通(関金温泉 - 倉吉駅間)に移管。これに伴い、真庭市コミュニティバス「まにわくん」の運行を一部受託。
- 2009年4月1日 - 真庭市コミュニティバス「まにわくん」のうち、美甘・湯原・蒜山地域の運行受託解除(蒜山タクシーが受託)。
- 2011年4月1日 - 同社運行の一般路線3路線(津山広域バスセンター - 野介代線・西田辺線・上横野線)及び「ごんごバス」東循環線を中鉄北部バスへ移管(以降、該当路線では中鉄バス専用バスカードが利用できるようになる)。[1]
営業所
[編集]受託運行路線
[編集]- 真庭市コミュニティバス「まにわくん」(真庭市から一部路線を受託・詳細は当該項目を参照)
- 7系統(樫東・余野ルート)
- 8系統(樫西・三阪ルート)
- 17系統(湯原・中和ルート)
- 18系統(中和ルート)
- 23系統(勝山・追分ルート)
- 25系統(上福田・蒜山ルート)
- 31系統(蒜山・久世ルート)
中鉄北部バスに移管された路線
[編集]一般
[編集]- 津山広域バスセンター - 大手町 - 市役所西 - 衆楽園市役所前 - やよい団地 - 志戸部下 - 野介代団地
- 津山広域バスセンター - 大手町 - 総社 - 下小原(中国道津山北BS最寄り) - 一宮局前 - 西山方 - 西田辺
- 西山方 - 西田辺間はフリー乗降区間。
- 津山広域バスセンター - 大手町 - 総社 - 下小原(中国道津山北BS最寄り) - 一宮局前 - 東山方 - 横野農協前 - (高田 - 横野農協前 - )上横野
- 高田経由は土曜・日曜・祝日・振替休日・津山市立高田小学校休校日は運休。
- 東山方 - 上横野間はフリー乗降区間。
コミュニティバス
[編集]津山市コミュニティバス「ごんごバス」のうち、1999年10月1日に運行を開始(1999年10月1日から1年間は試行運行、2000年10月1日から1年間は1年間の期間限定運行、2002年10月1日から通年運行)したごんごバス東循環線(2010年9月30日のまでの路線名はごんごバス)の運行を担当していたが2011年3月31日をもって中鉄北部バスに移管した。[1]
- ごんごバス東循環線
- 詳細はごんごバスを参照されたい。
廃止された路線
[編集]広域
[編集]- 津山広域バスセンター - 松原中 - グンゼ前 - 院庄駅前 - 作楽神社前 - 久米役場前(現・久米支所前) - 追分口 - インター - 河内(現・河内郵便局前) - 目木 - 五反 - 久世庁舎前 - 久世駅前 - 黒尾 - 勝山中鉄バスセンター
津山地区
[編集]- 津山広域バスセンター - 伏見町 - 東津山 - 二本木
勝山地区
[編集]- 勝山中鉄バスセンター - 大上 - 久世福祉センター - 大下 - 久世駅前 - 久世庁舎前 - 五反 - 目木 - 余野上 - 黒地 - 富村役場前(現・富振興センター前)
- 久世支局 - 久世駅 - 黒地間は現在、真庭市コミュニティバス「まにわくん」7系統(樫東・余野ルート)(中鉄美作バスに運行委託)として運行。
- 勝山中鉄バスセンター - 大上 - 久世福祉センター - 大下 - 久世駅前 - 久世庁舎前 - 古見駅前 - 落合橋 - 落合高校前 - 落合駅前 - 河内(現・河内郵便局前)
- 久世支局 - 古見駅 - 落合庁舎前 - 美作落合駅 - 河内郵便局前 - 東谷 - 西谷間は現在、真庭市コミュニティバス「まにわくん」27系統(久世・河内ルート)(落合タクシーに運行委託)として運行。
- 勝山中鉄バスセンター - 黒尾 - 久世駅前 - 久世庁舎前 - 樫郷神社 - 大倉
- 勝山中鉄バスセンター - 神庭の滝
- 勝山支局 - 中国勝山駅(勝山中鉄バスセンター) - 神庭上 - 星山間は現在、真庭市コミュニティバス「まにわくん」9系統(星山ルート)(フクモトタクシーに運行委託)として運行。
湯原・蒜山地区
[編集]- 湯原温泉 - 見明戸(みあけど)(現・見明戸コミュニティ) - 明 - 藤森 - 中福田 - 上福田 - 延助(のぶすけ) - 中曽
- 湯原温泉 - 見明戸(みあけど)(現・見明戸コミュニティ) - 明 - 藤森 - 中福田 - 上福田 - 蒜山高原
- 上記2路線の湯原温泉 - 見明戸コミュニティ - 中福田 - 上福田/蒜山振興局間は現在、真庭市コミュニティバス「まにわくん」24系統(振興局・湯原ルート)(フクモトタクシーに運行委託)として運行。
- 中曽 - 延助(のぶすけ) - 上福田 - 中福田 - 吉森 - スポーツセンター前 - 東 - 大坪 - 関金温泉 - 上古川 - 中河原 - 生田日ノ丸前 - 岡田 - 河原町 - 福吉町 - 赤瓦・白壁土蔵 - 堺町(さかえまち) - 倉吉パークスクエア北口 - 厚生病院前 - 総合事務所前 - 八ツ屋 - 倉吉駅
- 蒜山高原 - 上福田 - 中福田 - 吉森 - スポーツセンター前 - 東 - 大坪 - 関金温泉 - 上古川 - 中河原 - 生田日ノ丸前 - 岡田 - 河原町 - 福吉町 - 赤瓦・白壁土蔵 - 堺町(さかえまち) - 倉吉パークスクエア北口 - 厚生病院前 - 総合事務所前 - 八ツ屋 - 倉吉駅
- 上記2路線の中曽 - 蒜山高原 - 中福田 - 蒜山振興局 - スポーツセンター - 関金温泉間は現在、真庭市コミュニティバス「まにわくん」26系統(中曽・関金ルート)(蒜山運送に運行委託)として運行(ただし、東 - 関金温泉間はノンストップ)。
- 上記2路線の大坪 - 関金温泉 - 倉吉駅間は現在、日本交通の既存路線(関金温泉 - 倉吉駅 - 倉吉バスセンター)に代替。
関連会社
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 中鉄美作バス運行路線の中鉄北部バスへの運行会社の変更について 中鉄バス:2011年3月25日発表
外部リンク
[編集]- ごんごバス
- 美作オムニバス交通 - 岡山県北地域の公共交通情報 - ウェイバックマシン(2006年3月3日アーカイブ分)