台湾の経済
台北市(2022年) | |
流通貨幣 | 新台湾ドル (NTD) |
---|---|
会計年度 | 暦年 |
貿易機関 | WTO、APEC、ICC |
統計 | |
人口 | 23,548,633人 (2021年1月)[1] |
GDP | |
GDP順位 | |
実質GDP 成長率 |
|
1人あたりの GDP | |
部門別GDP | |
インフレ率(CPI) | 1.33% (2021年見積)[4] |
貧困線 以下人口 | 1.5% (2012年見積)[5] |
ジニ係数 | 33.6 中 (2014年)[5] |
0.916 超高 (2019年)[6] | |
労働力人口 | 1100万7800人 (2017年見積)[5] |
部門別 労働人口 | |
失業率 | 3.68% (2020年)[4] |
主要産業 | |
ビジネス環境 順位 | 15位 (very easy, 2020年)[7] |
貿易 | |
輸出 | 3452億8000万ドル (2020年)[8] |
主要輸出品 | 半導体、石油化学製品、自動車/自動車部品、船舶、無線通信機器、平面ディスプレー、鉄鋼、電子機器、プラスチック、コンピュータ |
主要輸出 相手国 | |
輸入 | 2864億9000万ドル (2020年)[8] |
主要輸入品 | 石油/石油、半導体、天然ガス、石炭、鉄鋼、コンピューター、無線通信機器、自動車、ファインケミカル、布製品 |
主要輸入 相手国 | |
対外直接投資 | |
986億ドル (2021年見積)[4] | |
海外債務 | 1819億ドル (2017年12月31日見積)[5] |
財政状況 | |
国庫借入金 | 35.5%:対GDP比率 (2020年)[5][note 1] |
歳入 | 916億2000万 (2017年見積)[5] |
歳出 | 920億3000万 (2017年見積)[5] |
信用格付け |
|
外貨及び 金準備高 | 5414億8000万ドル (2021年1月)[12] |
台湾 |
人口 - 経済 |
教育 - 交通 |
言語 - 軍事 |
政治 |
文化 |
遺跡 - 映画 |
芸術 - 文学 |
演劇 - 舞踊 |
宗教 - 民俗 |
世界遺産候補地 |
歴史建築百景 - 台流 |
地理 |
温泉 - 国立公園 |
歴史 |
先史時代 |
オランダ統治時代 |
鄭氏政権 |
清朝統治時代 |
台湾民主国 |
日本統治時代 |
中華民国時代 |
カテゴリ |
政府機構 - 社会 - 文化 |
生物 - 博物館 - 台湾人 |
スポーツ - 原住民 - 古跡 |
行政区分 - メディア - 交通 |
食文化 - 教育 - 経済 |
組織 - 言語 - 地理 |
歴史 - 政治 |
台湾の経済(たいわんのけいざい)では、台湾(中華民国)の経済状況について説明する。
1950年代以降、台湾は一貫して自由貿易の路線を続け、IMF(国際通貨基金)により輸出先進国として承認されている[13]。台湾の1人当たり実質GDPは非常に高く、2009年は日本を上回り、2023年は日本の1.4倍程度となっているほか、ドイツ・フランス・イギリスを含む多くのヨーロッパの国々も超えている。2024年から、台湾の1人当たり名目GDPも日本を上回っている[14][15][16][17]。
三大貿易相手はアメリカ・韓国・EUであり、政治や軍事上の敵対関係により今の台湾は対中国の輸出・輸入は意図的に減らさせている[18][19][20]。輸出品に関しては半導体・ウェハー・集積回路・人工知能・ビデオカード・CPU・ノートパソコン・スマートフォンを主にし、ハイテク・電子工学・IT産業などの分野では世界の最先端となっている。台湾製品が世界シェアの多くを占めるため、毎年全世界から巨額の資金を吸収していて、中国・日本・スイスに次ぐ世界第4位の外貨準備高を有している[21][22][23]。
概要
[編集]台湾の経済は中小企業資本、国家資本と外国投資により形成された資本主義経済システムを採用している。しかし、政府の経済に対する役割は縮小傾向にあり、多くの国有銀行や国有企業が漸次民営化され、過去30年間の経済成長率は8%に達し、輸出工業による外貨獲得により台湾は世界第3位の外貨準備高を達成した。
国内総生産 (GDP)に占める農業の比重は減少傾向で1952年には35%であったものが現在では僅か2%となっており、工業化が進んでいる。また、伝統的な労働集約型の工業はハイテク産業に転換されている。台湾の電子工業は世界経済の大きな比重を占め、多くのコンピューター部品が台湾で生産されており、その影響力は極めて大きい。貿易相手国としてはアメリカと日本が長期にわたり大きな比重を占めてきたが、近年は同じ中華圏(中国語圏)である中国大陸との貿易額が増加し、そのほかEUや東南アジアへ転換を図りタイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナムへの国外投資も盛んに行われている。また特記すべき内容として中国大陸への積極的な投資の結果、現在5万社を超える台湾企業が中国大陸に進出しており、40万人以上が長期にわたり中国大陸に駐在し大きな経済勢力となっている。[要出典]
1997年に発生したアジア通貨危機で台湾は深刻な影響を受けなかったが、2001年に世界規模の不景気に加え、中台関係の悪化もあり台湾経済は深刻な影響を受け、銀行の不良債権が増加、財政赤字に転落、1947年以来プラス成長を続けていた台湾経済は2001年に初めてマイナス成長を記録し失業率も過去最高となった。しかし、世界経済の回復と金融重建基金(RTC)の創設などによる経済政策が効果を表し、台湾経済は2003年下期より緩やかな回復基調にある。台湾の経済は着実に成長し続けており、実質経済成長率は2001年から2010年にかけて平均4.2%であり、2017年の一人当たりGDP(PPPベース、一人当たり実質GDP)は世界第18位の50,452米ドルである。台湾は世界で18番目に裕福な国である。台湾の実質の富(台湾国民の実質的な豊かさ)は西欧先進国レベルに達しており、実質的な生活水準は日本よりも高く、世界最高水準の裕福な20カ国を誇っている[24][25]。
台湾は、1661年に鄭成功が制圧するまではオランダ植民地だったことから、いまでもオランダと縁が深く、世界最大のファウンドリTSMCは1987年に工業技術研究院とオランダのフィリップスが提携して創業した[26]。
台湾の一人当たり名目GDPは2021年に3万米ドルを超えた、台湾は「一人当たり名目GDP3万米ドルを超え、2000万人以上の人口」を達成した国では世界11番目になっている。現在、11カ国が達成している[27]。さらに、台湾は現在、一人当たり名目GDPが3万米ドルを超え、人口が1千万人を超える14カ国の1つである[28]。
李登輝が12年間の総統時代に力を注いだのは、農業の発展で生まれた過剰資本と過剰労働力を使用して中小工業を育成するという「資源配分」であり、そのやり方は日本の発展が偉大な教師であり、日本と台湾が歩んできた経済発展の道は、外国資本と技術を当てにした「北京コンセンサス」とも、規制緩和と国有企業の民営化と財政支出の抑制を柱にした「ワシントン・コンセンサス」とも異なる方法であったと回顧している[29]。
台湾の各種経済データ
[編集]国内総生産
[編集]国内総生産(GDP):
1人当たりGDP:
実質GDP成長率:
- 3.08%(2017年)[32]
国民総所得(GNI):
- 5,901.89億米ドル(2017年)[33]
1人当たり名目GNI(1人当たり国民総所得):
- 33,654米ドル(2023年)[31]
部門別GDP:(2017年)[33]
- 第1次産業:1.77%
- 第2次産業:35.53%
- 第3次産業:62.70%
- 0.62%(2017年)[33]
卸売物価指数(Wholesale Price Index,WPI):
- 0.90%(2017年)[33]
GDPデフレーター対前年増加率:
- -1.15%(2017年)[33]
国内総支出
[編集]民間最終消費支出(消費):
- GDPの 52.94%(2017年)[33]
政府最終消費支出(政府支出):
- GDPの 14.07%(2017年)[33]
財貨・サービスの純輸出:
- GDPの 12.75%(2017年)[33]
総資本形成(投資):
- GDPの 20.24%(2017年)[33]
国際競争力
[編集]米国ヘリテージ財団(Heritage Foundation)経済自由度指数(Index of Economic Freedom):
- 世界第11位:76.5(2017年)
世界銀行(World Bank, WB)ビジネス環境ランキング(Ease of doing business index):
- 世界第11位:81.09(2017年)
世界経済フォーラム(World Economic Forum, WEF)国際競争力ランキング(Global Competitiveness Index, GCI):
- 世界第14位:5.279(2016年)
国際経営開発研究所(International Institute for Management Development, IMD)世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook):
- 世界第14位(2016年)
国際経営開発研究所(International Institute for Management Development, IMD)世界人材競争力ランキング(World Talent Ranking):
- 世界第23位:68.47(2017年)(アジアでは3位だった)
人間開発指数
[編集]人間開発指数(HDI):
- 0.907。超高度人間開発国である(2017年、世界21位)[34]。
物価指数
[編集]インフレ率
[編集]消費者物価指数(CPI,生鮮食品を含む総合指数):
- 0.62%(2017年)[35]
コアCPI(生鮮食品を除く総合指数):
- 1.26%(2017年)[35]
コアコアCPI(除く生鮮・エネルギー。食料(酒類を除く)及び石油・石炭・天然ガスなどエネルギーを除く総合指数):
- 1.03%(2017年)[35]
卸売物価指数(Wholesale Price Index,WPI):
- 0.90%(2017年)[35]
GDPデフレーター対前年増加率:
- -1.12%(2017年)[36]
物価指数(価格水準指数・物価水準)(Price Level Index,PLI)
[編集]2011年の国際比較プログラム(ICP 2011)(GDPベース ):
- 世界PLI=100:
- 2012年~2015年で2国のインフレ率の変化と連動する、日本の物価水準は2015年時点では台湾より2.62倍高い、2015年時点では相対的購買力平価1新台湾ドル=9.938円(2015年の年平均為替レート1新台湾ドル=3.793円)。(2015年)[38]
ビッグマック指数(Big Mac Index):
- 2.16米ドル(台湾での価格:69新台湾ドル)(44カ国で39位)(2017年1月)[39]
金融指標
[編集]通貨供給量(マネーサプライ):
- M1B(現金通貨と預金を合わせた)の対前年比伸び率:
- 2017年:+4.65%[40]
- M2(M1Bに定期性預金など準通貨を加えた)の対前年比伸び率:
- 2017年:+3.75%[40]
公定歩合:
- 基準割引率(再割引率)(Basic Discount Rate):
- 1.375%(2017年12月)
- 基準貸付利率(担保付き貸付利率)(Basic Loan Rate):
- 1.75%(2017年12月)
- 短期貸付利率:
- 3.625%(2017年12月)
- 無担保コールレート(オーバーナイト物):
- 0.179%(2017年12月)
- 商業手形コールレート:
- 0.56%(2017年12月)
為替相場:
- 年末為替レート:
- 1米ドル:29.848新台湾ドル(前年比+2.431新台湾ドル)(前年比+8.14%)(2017年)
- 年平均為替レート:
- 1米ドル:30.43新台湾ドル(前年比+5.8%)(2017年)
株価指数:
- 台湾加権指数(TWSE Stock Index):
- 2017年の台湾加権指数概況
- 年末終値:10,642(前年比+15.01%)(2017年)
- 年平均株価:10,208.12(前年比+16.49%)(2017年)
- 年間総売買高(年間総売買代金):23兆9,722.39億新台湾ドル(前年比+42.94%)(2017年)
- 日平均売買高(日平均売買代金):1,049億新台湾ドル(前年比+35%)(2017年)
- 出来高:5,936.63億株(前年比+35.44%)(2017年)
- 年末上場時価総額:31兆8,319.36億新台湾ドル(前年比+16.82%)(2017年)
- 配当利回り(株式配当率, Dividend Yield):3.95%(2017年)
- 上場会社:907(前年比+1.68%)(2017年)
- 2016年の台湾加権指数概況
- 年末終値:9,254(前年比+11.0%)(2016年)
- 年平均株価:8,763(前年比-2.19%)(2016年)
- 年間総売買高(年間総売買代金):16.77兆新台湾ドル(前年比-16.94%)(2016年)
- 出来高:4,383億株(前年比-14.26%)(2016年)
- 年末上場時価総額:8,620億米ドル(前年比+15.7%)(2016年)
- 配当利回り(株式配当率, Dividend Yield):4.35%(2016年)
- 上場会社:892(前年比+2.06%)(2016年)
年別統計
[編集]下記の表はIMFが1980年から2023年までの期間の台湾経済の統計をまとめたものであり、5%未満のインフレは緑色で表示される[41]。
年 | 総PPP
(10億米ドル) |
1人当たりPPP
(1米ドル) |
総GDP
(10億米ドル) |
1人当たりGDP
(1米ドル) |
毎年のGDP成長率
(実質) |
インフレ率 | 全国の失業率 | 中華民国政府の借金
(総GDPに占める割合) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1980 | 61.6 | 3,446.2 | 42.3 | 2,366.8 | 8.0% | 19.0% | 1.2% | n/a |
1981 | 72.2 | 3,967.2 | 49.0 | 2,691.5 | 7.1% | 15.7% | 1.4% | n/a |
1982 | 80.3 | 4,338.3 | 49.5 | 2,675.3 | 4.8% | 3.0% | 2.1% | n/a |
1983 | 91.0 | 4,843.1 | 54.1 | 2,881.7 | 9.0% | 1.4% | 2.7% | n/a |
1984 | 103.8 | 5,441.4 | 61.1 | 3,202.6 | 10.0% | 0.0% | 2.5% | n/a |
1985 | 112.2 | 5,808.8 | 63.6 | 3,293.9 | 4.8% | -0.2% | 2.9% | n/a |
1986 | 127.6 | 6,541.8 | 78.2 | 4,008.1 | 11.5% | 0.7% | 2.7% | n/a |
1987 | 147.5 | 7,475.6 | 105.0 | 5,325.2 | 12.8% | 0.5% | 2.0% | n/a |
1988 | 164.9 | 8,264.1 | 126.5 | 6,338.1 | 8.0% | 1.3% | 1.7% | n/a |
1989 | 186.3 | 9,243.6 | 152.7 | 7,575.9 | 8.7% | 4.4% | 1.6% | n/a |
1990 | 204.0 | 9,999.4 | 166.6 | 8,167.2 | 5.5% | 4.1% | 1.7% | n/a |
1991 | 228.6 | 11,091.9 | 187.1 | 9,081.9 | 8.4% | 3.6% | 1.5% | n/a |
1992 | 253.2 | 12,171.2 | 222.9 | 10,715.5 | 8.3% | 4.5% | 1.5% | n/a |
1993 | 276.9 | 13,186.4 | 236.3 | 11,256.7 | 6.8% | 2.9% | 1.5% | n/a |
1994 | 304.0 | 14,353.8 | 256.2 | 12,099.7 | 7.5% | 4.1% | 1.6% | n/a |
1995 | 330.5 | 15,475.9 | 279.1 | 13,066.1 | 6.5% | 3.7% | 1.8% | n/a |
1996 | 357.4 | 16,602.1 | 292.5 | 13,588.3 | 6.2% | 3.1% | 2.6% | n/a |
1997 | 385.5 | 17,731.3 | 303.3 | 13,948.7 | 6.1% | 0.9% | 2.7% | 25.0% |
1998 | 406.3 | 18,526.5 | 280.0 | 12,767.1 | 4.2% | 1.7% | 2.7% | 23.7% |
1999 | 439.7 | 19,903.7 | 303.8 | 13,752.7 | 6.7% | 0.2% | 2.9% | 23.7% |
2000 | 478.1 | 21,460.9 | 330.7 | 14,844.2 | 6.3% | 1.3% | 3.0% | 26.2% |
2001 | 482.0 | 21,512.3 | 299.3 | 13,357.2 | -1.4% | 0.0% | 4.6% | 30.1% |
2002 | 516.3 | 22,927.3 | 307.4 | 13,651.4 | 5.5% | -0.2% | 5.2% | 29.8% |
2003 | 548.8 | 24,277.2 | 317.4 | 14,040.6 | 4.2% | -0.3% | 5.0% | 32.2% |
2004 | 602.7 | 26,562.5 | 346.9 | 15,290.3 | 7.0% | 1.6% | 4.4% | 33.4% |
2005 | 655.0 | 28,767.3 | 374.1 | 16,427.5 | 5.4% | 2.3% | 4.1% | 34.1% |
2006 | 714.2 | 31,220.7 | 386.5 | 16,892.9 | 5.8% | 0.6% | 3.9% | 33.3% |
2007 | 783.8 | 34,138.8 | 406.9 | 17,723.7 | 6.9% | 1.8% | 3.9% | 32.2% |
2008 | 805.2 | 34,951.8 | 415.9 | 18,053.6 | 0.8% | 3.5% | 4.1% | 33.4% |
2009 | 797.3 | 34,484.6 | 390.8 | 16,904.5 | -1.6% | -0.9% | 5.9% | 36.7% |
2010 | 889.5 | 38,404.3 | 444.3 | 19,181.4 | 10.2% | 1.0% | 5.2% | 36.9% |
2011 | 941.4 | 40,532.6 | 484.0 | 20,838.6 | 3.7% | 1.4% | 4.4% | 38.3% |
2012 | 973.2 | 41,741.3 | 495.6 | 21,256.4 | 2.2% | 1.9% | 4.2% | 39.2% |
2013 | 1,015.2 | 43,435.5 | 512.9 | 21,945.5 | 2.5% | 0.8% | 4.2% | 38.9% |
2014 | 1,066.1 | 45,494.3 | 535.3 | 22,844.3 | 4.7% | 1.2% | 4.0% | 37.5% |
2015 | 1,102.0 | 46,911.0 | 534.5 | 22,753.0 | 1.5% | -0.3% | 3.8% | 35.9% |
2016 | 1,112.8 | 47,272.3 | 543.1 | 23,070.7 | 2.2% | 1.4% | 3.9% | 35.4% |
2017 | 1,143.2 | 48,500.8 | 590.7 | 25,061.6 | 3.3% | 0.6% | 3.8% | 34.5% |
2018 | 1,203.2 | 51,005.0 | 609.2 | 25,825.6 | 2.8% | 1.4% | 3.7% | 33.9% |
2019 | 1,262.2 | 53,476.0 | 611.4 | 25,903.2 | 3.1% | 0.6% | 3.7% | 32.7% |
2020 | 1,320.3 | 56,037.8 | 669.3 | 28,404.7 | 3.4% | -0.2% | 3.9% | 32.6% |
2021 | 1,465.5 | 62,696.1 | 774.7 | 33,143.0 | 6.6% | 2.0% | 4.0% | 28.4% |
2022 | 1,621.7 | 69,500.0 | 828.7 | 35,513.2 | 3.3% | 3.1% | 3.6% | 24.1% |
2023 | 1,727.2 | 74,066.5 | 859.0 | 36,833.9 | 2.8% | 2.2% | 3.6% | 22.1% |
経済発展の歩み
[編集]ここでは、中華民国の統治下に入って(台湾光復)以降の台湾経済を紹介する。それ以前の台湾経済については台湾の経済史を参照。
経済再建期
[編集]- 期間:1945年 - 1953年。
- 概要:日本の敗戦と中華民国国民政府による台湾の接収があり、台湾社会は不安定政治の下、経済危機に瀕していた。
- 経済危機の主要な原因:
- 政策:台湾経済の再建
- 結果:台湾経済の安定化に成功。インフレも沈静化し市民生活も安定化に向かう
輸出産業育成期
[編集]- 期間:1953年 - 1959年
- 背景:軍事予算比率が高い。人口が急激な増加した。輸出額における農産物の占める割合が80%以上となり、農業国の様相を呈していた。
- 政策:
- 結果:1959年頃までに、市民生活の改善と毎年10%の工業成長率を記録
輸出拡大期
[編集]第二次輸出産業育成期
[編集]- 期間:1973年 - 1979年
- 背景:1973年及び1979年にオイルショックが発生し、世界規模の不景気となった。台湾経済は生産コストの増大と、輸出の低迷、更に国際連合からの脱退による外国投資の低迷があり厳しい局面を迎えることとなった。
- 政策:
- 結果:
- 台湾の所得成長は持続、石油化学工業の基礎を築く
- 台湾がアジア四小龍の一つと称されるようになる
経済のグローバル化
[編集]- 期間:1979年 - 1997年
- 背景:1979年のオイルショックの影響を受けた台湾はエネルギー効率の高い、低汚染、高付加価値の産業へと転換を迫られる
- 政策:
- 結果:
- 台湾の経済成長が続き、国民所得向上が続き消費者の可処分所得は大幅に増えた、高度な工業化を達成し、技術水準並びに生活水準の高い、国民生活の豊かさを実現した。世界有数の半導体や情報通信技術(ICT)・パーソナルコンピュータ・ノートパソコン・電子部品・電子機器・液晶・機械器具・ヨット・付加価値の高い自転車などの研究と製造センター、レーザー・自動車やオートバイとその部品・石油化学・繊維・金属加工などの重要生産国。
- アジアにおける経済大国としての地位を確立する。
- 世界銀行(World Bank, WB)の「所得水準が高い経済体 High-Income Economies」(HIE)、台湾は1987年以降HIEに分類
- 国際通貨基金 (IMF) の定める「経済先進国」(Advanced Economies)に分類
失われた二十年
[編集]- 期間:1997年 から 2016年5月20日
- 背景:
- 1997年アジア通貨危機
- 2000年インターネット・バブル
- 2007年末から2009年頃にアメリカ合衆国で起きた、住宅購入用途向けサブプライム・ローンの不良債権化(サブプライム住宅ローン危機)
- 政策:
- 2005年7月1日、労働部による労働年金法(《勞工退休金條例》)
- 2009年、ROC の消費者のバウチャー
- 結果:
経済の新たな成長戦略
[編集]- 期間:2016年5月20日 から 現在
- 背景:
- 世界的な需要の低迷、中国大陸では内需主導の持続的な成長モデルへの転換が進む中、中国大陸の産業のサプライ・チェーン(赤いサプライチェーン)が形成された。需要・供給両面における構造的な成長制約に直面、イノベーションと働き方改革による生産性の向上と労働力の確保し、新しい価値やビジネスモデルの創出を目指す。
- 政策:
経済・産業構造の転換・イノベーション
[編集]2016年7月26日、行政院の明年度(2017年)の預算科目の科技開発費用は1,048.9億ニュー台湾ドルである。プラス、モバイル・ブロードバンド・サービスと業界の開発計画を加速、29.6億ニュー台湾ドルである。産業のイノベーション創出:「五加二産業」イノベーション創出及新たな農業やサーキュラー・エコノミー(循環型経済 Circular Economy)の推進、新たな価値を創造する及産業競争力強化。
- 五加二産業:アジア・シリコンバレー(スマートシティ、IoT(モノのインターネット)関連産業の研究開発・創新・育成、ベンチャー企業(VB。英語では"startup company", "startup(スタートアップ)"と呼ばれ)の支援・投資・育成(新たな技術やビジネスモデル(イノベーション)の創出、新技術の研究開発・新たな市場分野の開拓や新事業の創出・新規の雇用の創出、新技術の会社誘致を促す立地競争力強化、新産業の投資育成)、ベンチャーキャピタルの推進や起業家の支援・投資・育成)、バイオ産業や医薬品・医療機器産業、Green Energy Industry(再生可能エネルギー・新エネルギー)、スマート機械、国防・軍需産業や航空宇宙産業や造船・鉄鋼・素材関連産業や情報セキュリティ及新たな農業(最先端農業技術の研究開発・農業の創出や食の安全)やサーキュラー・エコノミー(循環型経済)
- デジタル経済(デジタルエコノミ Digital Economy)イノベーション
- 集積回路設計・半導体産業イノベーション
- 文化創造産業(クリエイティブ産業)科技イノベーション
- 金融技術(フィンテック FinTech)のRegulatory sandbox(規制の砂箱)を実施導入
- 新たな技術的研究開発・創新:IoT(モノのインターネット)、Ioc (Internet of Cars) 、ビッグデータ (Big Data) 、人工知能 (AI) 、ロボット、インダストリー4.0、スマート交通、無人航空機、電気自動車、電動スクーター、先進運転支援システム (ADAS)、フィンテック(Fintech)などの新たな技術を創造する
- 電力自由化
- 2025年のモバイル決済(行動支付)普及率90%(「2025年でのキャッシュレス決済比率9割、スマートフォンユーザーの6割がモバイル決済を活用」)の目標を推進・達成
- スタートアップビジネスの発展に向け、政府が打ち出したのは「スタートアップビジネス投資環境最適化に向けた行動方案」(スタートアップの育成を通じた産業構造の転換を)
- 所得税について給与所得控除の拡大と基礎控除の引き上げを税制改正、法人税を17%から20%に引き上げ、「新興重要策略性産業が製造業及び技術サービス業に属する部分的奨励弁法」に基づきの5年間の免税または株主による個人投資減免の租税優遇適用など税制の改革
- 国家級投資会社(台杉投資管理株式会社)、産業イノベーションファンド、国家級農業開発・農産物輸出・マーケティング公社(台湾国際農業開発株式会社)、文化内容策進院、国防安全研究院、国家海洋研究院の設立
- 海外投資誘致強化へ、投資台湾事務所を設置(海外から台湾への投資誘致を強化するため、投資台湾事務所(対台直接投資誘致活動を推進する事務所)を設置)
- 財団法人「軌道技術研究・検証センター」の設置(持続可能な鉄道産業の実現と国産化、標準化促進)
- マネーロンダリング(資金洗浄)対策の整備・改善・強化
- 新たな南進通商・交流政策:ビザ要件の緩和、東南アジア言語の人材育成、総合的な文化交流・人材交流、環太平洋経済連携協定 (TPP) 、東南アジア地域包括的経済連携 (RCEP) といった地域経済統合への参加準備を進める、対内直接投資の一層の拡大や経済連携交渉、投資協定、租税条約の締結・改正を推進する。
- 観光産業を革新し:観光経営人材の育成、ビザ要件の緩和、観光資源や文化資源の保全・活用、最先端技術を活用した出入国審査等の促進、通信・交通利用環境の向上、各地の観光地や交通機関におけるユニバーサルデザイン化の推進等により、すべての旅行者がストレスなく快適に観光を満喫できる環境の整備を進める。また、クルーズ客船誘致に力を入れており、航空機での移動とクルーズ客船を組み合わせた「フライ&クルーズ」を積極的に推進している。
財政支出拡大
[編集]- 大規模インフラ整備
- 公共投資の拡大
- 子育て・介護の環境整備
- 全ての国内の老朽化校舎改築(建て替え)
- 30年全国鉄道網計画
- プロスペクティブ基礎建設計画(鉄道・デジタル・再生エネ・水資源・シルバー・都市村落・基礎科学研究)
投資拡大の促進
[編集]- 公共投資の拡大
- 公企業の投資を拡大
- 民間投資誘発・拡大
- 投資環境の改善、租税優遇適用など税制の改革
- 国家級投資会社(台杉投資管理株式会社)、産業イノベーションファンド、国家級農業開発・農産物輸出・マーケティング公社(台湾国際農業開発株式会社)、文化内容策進院、国防安全研究院の設立
- 海外投資誘致強化へ、投資台湾事務所設置(海外から台湾への投資誘致を強化するため、投資台湾事務所(対台直接投資誘致活動を推進する事務所)設置)
働き方改革
[編集]- 高度外国人材への永住権付与の資格制限を緩和・迅速化する
- 若者・子育て世帯への支援
- 中・高齢者の就労促進
- 主婦の就労促進
- 労働基準法、労働組合法、最低賃金法などの関連の法改正
- 最低賃金の引上げ
- 労働者完全週休二日制の実施
- 休日(法定外休日)残業の割増率の引き上げ(休日出勤時の時間外手当の大幅引き上げ)
- 年次有給休暇の付与対象者の拡大(年次有給休暇の拡充)
- 休息時間最低連続11時間以上を確保する「休息勤務間インターバル制度」の実施(交代制勤務(シフト制)の勤務間隔(休息時間)にある休息時間を常に連続11時間以上確保する)
- 労使争議時の労働者の保護措置
- 労働基準監督官定員を大幅増員
- 雇用主の違法に対する罰則を強化
- 労働者災害補償保険法(労災保険法)の制定
- 労働審判法の制定
- 高度人材開發・育成
- 介護支援の充実
- 子育て支援の充実
- 若者や中・高齢者や失業者の職業訓練強化
- 非正規雇用労働者の待遇改善
社会保障制度改革
[編集]- 年金改革
- 司法改革
- 全民健康保険改革
- 農業保険法の制定
- 農業労災保険の導入・実施
- 農民年金制度の制定・実施
- 納税者権利保護法の制定・施行(納税者権利憲章(納税者権利保護規定)の法制化)
- 20万戸の社会住宅建設
- 子育て・介護制度の強化
- 障害保健福祉施策の改革
- 失業保護と職業訓練強化
- 貧困の予防・救済・支援・脱却
- 福祉の充実
- 若者の住宅ローン優遇制度の延長・改善
- 裁判員制度導入・施行
都市再生
[編集]外国人材・移民の誘致強化・規制緩和
[編集]- 高度外国人材への永住権付与の資格制限を緩和・迅速化する
- 外国人専門人員の就業促進対策
- 外国専業人材延攬及雇用法(外国籍専門人員募集及び雇用法)の制定・施行
- 新経済移民法の制定・施行
- 結果:
景気指標
[編集]購買担当者景気指数(Purchasing Managers' Index, PMI):
- 製造業購買担当者指数(Manufacturing PMI):
- 63.6(前月比13.2ポイント上昇した)(2018年3月)[44]
- サービス部門購買担当者景気指数(非製造業景気指数 Non-Manufacturing Index, NMI):
- 54.4(前月比3.7ポイント上昇した)(2018年3月)[45]
鉱工業生産指数(Industrial Production Index, IIP):
小売売上高(Retail Sales):
- 1兆1,198億ニュー台湾ドル(前年同期比3.6%増)(2017年10~12月期(2017年第4・四半期))[48]
輸出・輸入総額(Total value of exports・Total value of imports):
- 2017年の輸出総額:3,174億米ドル(前年比13.2%増)[49]
- 2017年12月の輸出総額:295.1億米ドル(前年同月比14.8%増)
- 2017年の輸入総額:2,595億米ドル(前年比12.6%増)[49]
- 2017年12月の輸入総額:233.8億米ドル(前年同月比12.2%増)
貿易収支(Trade Balance):
- 2017年の貿易収支:579億米ドルの貿易黒字(前年比16.3%増)[49]
消費者信頼感指数(Consumer Confidence Index, CCI):
- 87.69(前月比1.64ポイント上昇した)(2018年1月)[50]
消費・海外旅行指標
[編集]新車販売台数:
- クレジットカードショッピング信用供与額:
- 2.62兆ニュー台湾ドル(前年比8.3%増)(2017年)[36]
- クレジットカード発行枚数:
- 4,173万枚(前年比2.5%増)(2017年)[51]
- 成人人口比保有枚数:1人当たり2.31枚保有している(2017年)
海外旅行:
- 海外出国者数:
- 1,565万4,579人(前年比7.30%増(106万5,656人増))(2017年)[36]
- 人口比海外出国率(人口に対する出国者の比率):
- 66.41%(総人口の3分の2を占める程度)(前年比4.43%増)(2017年)
人口指標
[編集]人口密度:
- 650.42人/km2(2017年1月末統計)
- 人口1千万人以上の国で世界2位
総人口男女比(女性1人当たりの男性の人数):
- 全年齢男女比:0.9914人(2016年12月末統計)
人口年齢中位数:
- 40.41歳(2016年12月末統計)
初産時平均年齢:
- 30.6歳(2015年統計)
- 1.175‰(2015年統計)
平均寿命:
- 総計:80.4歳
- 男性:77.3歳
- 女性:83.7歳(2017年統計)
高齢化率(65歳以上の高齢者人口(老年人口)が総人口に占める割合):
- 13.20%(310.6万人、2016年)
老年人口指数(15-64歳人口に対する65歳以上人口の比率):
- 17.96(2016年12月末統計)
老年化指数(15歳未満人口100人に対する65歳以上人口の比):
- 98.86(2016年12月末統計)
高齢者扶養率(65歳以上の高齢者人口(老年人口)が15-64歳人口(生産年齢人口)に占める割合):
- 17.96%(2016年)
高齢者・年少扶養率(65歳以上の高齢者人口(老年人口)・14歳以下の年少人口(0-14歳)が15-64歳人口(生産年齢人口)に占める割合):
- 36.13%(2016年)
金融資産
[編集]家計の純金融資産:
- 64兆1,439億ニュー台湾ドル(2015年)
1世帯当たり平均純金融資産(貯蓄現在高):
- 757万ニュー台湾ドル(2015年)
個人の純金融資産:
- 1人当たり:273万ニュー台湾ドル(2015年)
- 1人当たり:265万3,522ニュー台湾ドル(2014年)
- 名目(市場為替レートMER):8万7,373米ドル(2014年)
- 購買力平価説(PPP):16万8,212米ドル(2014年)
平均貯蓄額(預貯金現在高 、預貯金以外の金融資産は含まれない):
- 1世帯当たり平均貯蓄額(預貯金現在高):
- 341万ニュー台湾ドル(2015年)
- 1人当たり平均貯蓄額(預貯金現在高):
- 123万ニュー台湾ドル(2015年)
その他経済指数
[編集]投資率(国内総固定資本形成):
- GNIの 19.72%(2017年)[33]
貯蓄率:
- GNIの 34.29%(2017年)[33]
貯蓄・投資差額:
- GNIの 14.57%(2017年)[33]
男女間の給与格差 :
生活困窮者人口比(貧困線):
全世帯所得十分位階級構成割合:
- 最低10%:6.7%
- 最高10%:41.1%(2002年)
ジニ係数(Gini):
- 0.337(2017年)[54]
財政
[編集]国家予算:
- 歳入:2兆6,623.3億ニュー台湾ドル(2015年)
- 歳出:2兆9,591.6億ニュー台湾ドル(2015年)
租税負担率(Total Tax Revenues as a percentage of GDP):
- GDPの 13.0%(2016年)[55]
政府総債務残高(対GDP比):
外貨及び金準備高:
- 4,613.75億米ドル(前月比11.97億米ドル増)(2018年11月)[57]
外債:
- 0(2016年)
労働力
[編集]労働力人口総数:
- 1,183.9万人(前月比0.01%増)(2018年1月)[58]
労働力人口比率:
- 58.91%(前月比0.01%減)(2018年1月)[58]
- 男性:67.10%(前月比0.04%減)(2017年1月))
- 女性:50.87%(前月比0.04%増)(2017年1月)
労働力人口就業者:
- 1,140.9万人(前月比0.03%増)(2018年1月)[58]
部門別労働人口:
- 第1次産業:4.89%(前月比と同水準)(2018年1月)[58]
- 第2次産業:35.73%(前月比0.04%増)(2018年1月)[58]
- 第3次産業:59.38%(前月比0.03%増)(2018年1月)[58]
就業率(15歳以上人口):
- 56.77%(前月比0.01%増)(2018年1月)[58]
- 男性:64.38%(前月比0.03%減)(2017年1月)
- 女性:49.12%(前月比0.02%増)(2017年1月)
就業率(15~64歳人口):
- 64.4%(2015年)
- 男性:71.7%(2014年)
- 女性:56.3%(2014年)
求人倍率:
失業率:
非正規雇用率(非正規雇用労働者の割合) :
- 7.04%(2016年)[53]
男女間の給与格差 :
賃金・給与
[編集]全ての常用労働者
[編集]常用労働者: 一般労働者(フルタイム労働者)及び短時間労働者(パートタイム労働者)を含む、外国人労働者も含む。
平均年間給与(平均年収、平均年間報酬総額):
給与所得者の平均年齢:
- 40.0歳(2017年)[61]
給与所得者の平均勤続年数:
- 6.1年(2017年)[61]
給与所得者の平均「定年退職」年齢:
- 58.6歳(2016年)[63]
賃金:
賃金中央値:
男女間賃金格差:
- 月額2万7055ニュー台湾ドル(2017年7月)(前年比 1.24%増)[66]
学歴別にみた初任給:
- 大学院修士課程修了:月額3万3633ニュー台湾ドル(2017年7月)(前年比 0.96%増)[66]
- 大学卒:月額2万8446ニュー台湾ドル(2017年7月)(前年比 1.17%増)[66]
- 専門学校卒:月額2万5527ニュー台湾ドル(2017年7月)(前年比 1.31%増)[66]
- 高校卒:月額2万3806ニュー台湾ドル(2017年7月)(前年比 1.82%増)[66]
最低賃金:
- 最低時給:140ニュー台湾ドル(2018年)(前年比 5.2%増)[67]
- 2019年1月1日より:150ニュー台湾ドル(前年比 7.14%増)[68]
- 月給制の最低賃金:2万2000ニュー台湾ドル(2018年)(前年比 4.72%増)[67]
- 2019年1月1日より:2万3100ニュー台湾ドル(前年比 5.0%増)[68]
台湾人一般労働者
[編集]台湾人一般労働者(フルタイムで働く台湾人被雇用者): 台湾自国民の短時間労働者(パートタイム労働者)以外の者をいう(台湾自国民のフルタイム労働者)、正社員・正職員以外(非正規)を含む。
賃金(台湾人フルタイム勤務の月平均賃金):
- 月額5万1241ニュー台湾ドル(2016年)[69]
主な週休制の形態
[編集]主な週休制の形態別企業割合
[編集]何らかの週休2日制の企業割合 :
- 「何らかの週休2日制」を採用している企業割合:89.33%(2017年7月)(前年比 9.53%増)[66]
- 「完全週休2日制」を採用している企業割合:87.51%(2017年7月)(前年比 11.35%増)[66]
- 産業別にみると、金融業,保険業が100.00%で最も高く、宿泊業,飲食サービス業が52.64%で最も低くなっている(2017年7月)[66]。
- 「完全週休2日制より休日日数が実質的に少ない制度」を採用している企業割合:1.82%(2017年7月)(前年比 1.82%減)[66]
- 「完全週休2日制より休日日数が実質的に少ない制度」とは、月3回、隔週、月2回、月1回の週休2日制等をいう。
- 産業別にみると、不動産業が6.61%で最も高く、教育,学習支援業が0.17%で最も低くなっている(2017年7月)[66]。
- 「完全週休2日制」を採用している企業割合:87.51%(2017年7月)(前年比 11.35%増)[66]
週休1日制又は週休1日半制の企業割合 :
- 「週休1日制又は週休1日半制」を採用している企業割合:4.88%(2017年7月)(前年比 7.16%減)[66]
- 産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業が23.18%で最も高く、学術研究,専門・技術サービス業が0.98%で最も低くなっている(2017年7月)[66]。
週休制の形態別適用労働者割合
[編集]何らかの週休2日制の労働者割合:
- 「何らかの週休2日制」が適用されている労働者割合:93.99%(2017年7月)(前年比 5.74%増)[70]
週休1日制又は週休1日半制の労働者割合 :
- 「週休1日制又は週休1日半制」が適用されている労働者割合:1.87%(2017年7月)(前年比 3.38%減)[70]
- 産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業が10.45%で最も高く、製造業が0.35%で最も低くなっている(2017年7月)[70]。
家計調査
[編集]1世帯当たり平均所得:
1世帯当たり所得中央値:
1世帯当たり平均可処分所得:
1世帯当たり可処分所得中央値:
世帯人員1人当たり平均所得:
世帯人員1人当たり平均可処分所得:
世帯人員1人当たり可処分所得中央値:
世帯人員1人当たり平均等価可処分所得:
- 等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で割って調整した所得である。世帯人員1人当たり経済厚生(効用水準)を算出する。)の平均金額。
- 2016年:59.5万ニュー台湾ドル(前年比 3.3%増)[71]
- 2015年:57.6万ニュー台湾ドル
1世帯当たり消費支出:
世帯人員1人当たり消費支出:
エンゲル係数(消費支出に占める食料費の割合):
- 2017年:
- 総世帯:15.60%(前年比 0.16%減)[54]
- 2016年:
- 総世帯:15.76%(前年比 0.12%減)[71]
- 2015年:
- 総世帯:15.88%
- 二人以上の世帯:16.8%
- 単身世帯:12.9%
1世帯当たり黒字:
黒字率:
平均消費性向(可処分所得に対する消費支出の割合):
1世帯当たり貯蓄純増:
世帯人員1人当たり貯蓄純増:
平均貯蓄率:
全世帯所得五分位階級の構成割合:
- 2016年:
- 2015年:
- 第Ⅰ五分位(最低20%):6.64%
- 第Ⅱ五分位:12.18%
- 第Ⅲ五分位:17.35%
- 第Ⅳ五分位:23.63%
- 第Ⅴ五分位(最高20%):40.21%
貧富比(両端20%):
世帯の年間収入のジニ係数(Gini):
世帯人員1人当たり可処分所得の貧富比(両端20%):
世帯人員1人当たり可処分所得のジニ係数(Gini):
等価可処分所得の貧富比(両端20%):
等価可処分所得のジニ係数(Gini)(総世帯員の等価所得のジニ係数):
相対的貧困率(貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)に満たない世帯員の割合):
- 2016年:6.62%(前年比 0.5%減)[53]
- 2015年:7.12%
持ち家率(持ち家に住む世帯数の世帯全体に占める割合としての持ち家世帯率):
1世帯当たり住宅の延べ床面積(現住居の延べ床面積):
- 2017年:148.7603平方メートル(45.0坪)(前年比 0.7坪増)[54]
- 2016年:146.4462平方メートル(44.3坪)(前年比 0.3坪増)[71]
- 2015年:145.4545平方メートル(44.0坪)
1世帯当たり自家用乗用車保有台数:
- 2016年
- 2015年:
- 自動車保有台数(軽自動車は台湾で販売禁止):0.71台
- 二輪車保有台数(自転車を除く):1.50台
世帯の自家用乗用車保有率:
- 2017年:
- 2016年:
世帯のケーブルテレビ(Cable television)普及率:
世帯の携帯電話普及率:
世帯のインターネット普及率:
- 2016年:81.51%(前年比 3.61%増)[71]
家計の資産・貯蓄
[編集]家計部門純資産:
- 113.42兆ニュー台湾ドル(2015年)
家計部門純金融資産:
- 64兆1,439億ニュー台湾ドル(2015年)
家計部門平均世帯純資産:
- 1,123万ニュー台湾ドル(2015年)
家計部門平均世帯純金融資産(貯蓄現在高):
- 757万ニュー台湾ドル(2015年)
家計部門平均個人純資産:
- 1人当たり:405万ニュー台湾ドル(2015年)
家計部門平均個人純金融資産:
- 1人当たり:273万ニュー台湾ドル(2015年)
- 1人当たり:265万3,522ニュー台湾ドル(2014年)
- 名目(市場為替レートMER):8万7,373米ドル(2014年)
- 購買力平価説(PPP):16万8,212米ドル(2014年)
家計部門平均貯蓄額(預貯金現在高 、預貯金以外の金融資産は含まれない):
- 1世帯当たり預貯金現在高:
- 341万ニュー台湾ドル(2015年)
- 1人当たり預貯金現在高:
- 123万ニュー台湾ドル(2015年)
エネルギー
[編集]総発電量:
- 2,600億kW(2014年)
- 台湾電力:1,761億kW
- 民営企業(IPPs):407億kW
- その他:432億kW
発電比率:
- 台湾電力:67.72%(2014年)
- 火力発電:48.33%
- 水力発電:2.81%
- 原子力発電:16.30%
- 再生可能エネ:0.28%
- 民営企業(IPPs):15.65%(2014年)
- その他:16.63%(2014年)
- 再生可能エネ:1.85%
電力消費量:
- 2,511億kW(2014年)
1人当たり電力消費量:
- 10790.42 kWh/人(度/人)(2014年)
石油生産量:
- 500 bbl/日(2004年)
石油消費量:
- 988,000 bbl/日(2001年)
埋蔵石油量:
- 290万 bbl (2004年)
天然ガス生産量:
- 75,000万 立方メートル(2001年)
天然ガス消費量:
- 66.4億立方メートル(2001年)
天然ガス輸出量:
- 41000万 立方メートル(2001年)
天然ガス輸入量:
- 63億立方メートル(2001年)
埋蔵天然ガス量:
- 382.3億立方メートル(2004年)
貿易
[編集]国際収支:
貿易収支:
- 579億米ドル(2017年)[49]
- GDPの 12.89% (2015年)
輸出:
- 3,172億米ドル (2018年)[49]
輸出相手国:
輸入:
輸入相手国:
貨幣
[編集]流通貨幣:
貨幣コード:
- TWD OR NTD
主要な経済人
[編集]ファウンドリ メーカー
[編集]ファウンドリ メーカー
ファブレスIC設計・半導体メーカー
[編集]- 「メディアテック (MediaTek)」の蔡明介
半導体・電子部品OEM・ODMメーカー
[編集]半導体・電子部品OEM・ODMメーカー
- 「日月光半導体」の張虔生
電子OEM メーカー
[編集]パソコンメーカー
[編集]- 「エイサー(宏碁・Acer)」の施振栄(スタン・シー)
- 「ASUS(華碩)」の施崇棠
- パソコンOEM・ODM・電子部品メーカー:「コンパル・エレクトロニクス(仁寶)」の許勝雄
- ノートパソコOEM・ODMンメーカー:「クアンタ・コンピュータ(広達)」の林百里
スマートフォンメーカー
[編集]スマートフォンメーカー
- 「HTC(宏達国際電子・High Tech Computer)」の王雪紅
液晶パネルメーカー
[編集]液晶パネルメーカー
- 「BenQ(ベンキュー)」・「AU Optronics(友達・AUO)」の李焜耀
- 「CHIMEI」・「群創」の段行健( Foxconn Group)
電源電子部品メーカー
[編集]- 「台達電子」の鄭崇華
電機と家電のメーカー
[編集]- 電機メーカー:「東元電機」の黃茂雄
- 家電メーカー:「声寶家電」の陳盛沺
- 流通・小売・観光・レジャー・娯楽・電機メーカー:「士林電機仰德集團」の許育瑞
財閥
[編集]- 合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・電子部品・運輸・電力・医療・教育・小売・製鉄:「台塑関係企業(台塑集團・台プラグループ・Taiwan Plastic Group)」の王永慶・王永在兄弟
- 合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・セメント・電気通信・建設・金融・運輸・電力・医療・教育・流通・小売・観光・スポーツ:「遠東集團」の徐旭東
- 合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・電子部品・食品・医療・流通・文化:「奇美実業」の許文龍
- 繊維・バイオテクノロジー・再生エネ・セメント・通信・建設・金融・医療・流通・小売:「潤泰集團」の尹衍樑
- セメント・バイオテクノロジー・化学・製薬・合成樹脂・運輸・電力・医療・流通・文化・観光:「和信集團」・「台湾水泥」の辜成允
- 製紙・印刷・バイオテクノロジー・電子部品・金融・建設・小売・観光:「永豐餘集團」の何壽川
自動車メーカー
[編集]タイヤメーカー
[編集]- タイヤメーカー:「MAXXIS Tire(正新橡膠)」の羅結
オートバイメーカー
[編集]オートバイメーカー
自転車メーカー
[編集]自転車メーカー
- 「ジャイアント・マニュファクチャリング(捷安特・GIANT)」の劉金標と羅祥安
ガラスメーカー
[編集]ガラスメーカー
- 「台湾玻璃工業」の林伯豐
小売のメーカー
[編集]小売のメーカー
- 電子部品流通・小売:「聯強国際」の苗豐強・杜書伍
- 建設・金融・不動産・流通・小売・観光:「華泰建設」・「全聯福利中心」の林敏雄
食料品
[編集]- 小売・食料品メーカー:「義美食品」の高志明
- 食品製造・食料品加工・バイオテクノロジー・建設・教育・文化・流通・小売・観光・レジャー・娯楽・スポーツ・宅配便:「統一企業」の羅智先
- 電気通信・食料品メーカー:「康師傅」の魏(ウェイ)氏の兄弟など[75]。
金融
[編集]- 「富邦金融控股股份有限公司」の蔡萬才(ツァイ・ワンツァイ)(富邦集團、蔡明忠・蔡明興兄弟の父)
- 「国泰金融控股股份有限公司」の蔡宏圖
- 「中国信託金融控股股份有限公司」の辜仲諒
- 「中華開発金融控股股份有限公司」の辜仲塋
- 「華南金融控股股份有限公司」の林明成
- 「新光金融控股股份有限公司」の吳東進
- 「台新金融控股股份有限公司」の吳東亮
- 金融・メディア・電気通信・不動産・文化・小売・レジャー・娯楽・スポーツ・建設:「富邦集團」の蔡明忠・蔡明興兄弟
その他業界
[編集]- 運動靴OEM・ODM・電子部品・医療・観光・レジャー・娯楽・スポーツ:「寶成工業」の蔡其瑞
- 運輸・流通・教育・観光:「エバーグリーン・グループ(長栄集團)」の張栄発
- 運輸・製紙・電子部品・金融・流通・教育・文化・観光・レジャー・娯楽:「士林紙業萬海集團」の陳柏廷
- 建設・金融・不動産・通信・運輸・教育・文化・医療・流通・小売・観光・レジャー・娯楽:「遠雄企業集團」の趙藤雄
- 建設・金融・不動産・メディア・小売・観光:「聯邦集團」の林栄三
- 鉄鋼・建設・医療・教育・流通・小売・観光・レジャー・娯楽:「義大集團」の林義守
メディア
[編集]- メディア・観光・娯楽・菓子メーカー:「中国旺旺控股有限公司」の蔡衍明(ツァイ・エンメン)。
- メディア・文化・娯楽:「三立電視」の林崑海
参考文献
[編集]- 朝元照雄『現代台湾経済分析:開発経済学からのアプローチ』勁草書房、2011年 ISBN 4-326-50110-3
- 渡辺利夫・朝元照雄編『台湾経済読本』勁草書房、2010年 ISBN 978-4-326-50330-8
- 渡辺利夫・朝元照雄編『台湾経済入門』勁草書房、2007年 ISBN 978-4-326-50289-9
- 朝元照雄・劉文甫編『台湾の経済開発政策』勁草書房、2001年 ISBN 4-326-50201-0
- 劉進慶・朝元照雄編『台湾の産業政策』勁草書房、1999年 ISBN 4-326-50237-1
- 施昭雄・朝元照雄編『台湾経済論』勁草書房、2001年 ISBN 4-326-50164-2
- 黄登忠・朝元照雄『台湾農業経済論』税務経理協会 2008年 ISBN 4-419-04736-4
- 朝元照雄『台湾の経済発展:キャッチアップ型ハイテク産業の形成過程』勁草書房、2011年
- 朝元照雄『台湾の企業戦略:経済発展の担い手と多国籍企業化への道』勁草書房、2014年
- 朝元照雄『台湾企業の発展戦略:ケーススタディと勝利の方程式』勁草書房、 2016年
- 朝元照雄『発展する台湾企業:日経・アジア300指数構成企業の成長過程』勁草書房、2018年
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ data for central government
出典
[編集]- ^ “Latest indicators”. eng.stat.gov.tw. National Statistics, Republic of China (Taiwan). 31 January 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。22 Feb 2021閲覧。
- ^ a b “World Economic Outlook Database, October 2019”. IMF.org. 国際通貨基金. 25 September 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。20 October 2019閲覧。
- ^ “World Economic Outlook Database, April 2020”. IMF.org. 国際通貨基金. 21 April 2020閲覧。
- ^ a b c d e “GDP: Preliminary Estimate for 2020Q4 and Outlook for 2021”. dgbas.gov.tw. 行政院主計総処. 22 Feb 2021閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “The World Factbook”. CIA.gov. 中央情報局. 12 May 2019閲覧。
- ^ In the 2018 Subnational Human Development Index (SHDI) Database, Taiwan's HDI was given as 0.880 among China's data.“GDL Area Database”. Subnational Human Development Index (SHDI). 12 March 2021閲覧。 However, from 2019 onward, Taiwan and Hong Kong are no longer included in the SHDI Database among Chinese divisions.“GDL Area Database”. Subnational Human Development Index (SHDI). 12 March 2021閲覧。 By contrast, the HDIs which published by the Statistical Bureau of Taiwan in its 2019 & 2020 reports were displayed as 0.911 in 2018, and 0.916 in 2019 respectively.“國情統計通報(第 019 號)” (中国語). Directorate General of Budget, Accounting and Statistics, Executive Yuan, Taiwan (ROC) (4 February 2020). 26 January 2021閲覧。“國情統計通報(第 014 號)” (中国語). Directorate General of Budget, Accounting and Statistics, Executive Yuan, Taiwan (ROC) (21 January 2021). 26 January 2021閲覧。 The cause of discrepancy was due to lack of available national data in the UNDP database for Taiwan. The SHDI claimed that the data collection for Taiwan was also derived from the Taiwanese en:Directorate General of Budget, Accounting and Statistics;Smits, J., Permanyer, I. (12 March 2019). “The Subnational Human Development Database. Sci Data 6, 190038”. The Subnational Human Development Database. 11 March 2021閲覧。 in this template the latter source is used as primary data.
- ^ “Ease of Doing Business in Taiwan, China”. Doingbusiness.org. 19 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。23 January 2017閲覧。
- ^ a b “Import and Export:Preliminary Estimate for 2020”. mof.gov.tw. 財政部 (中華民国). 22 Feb 2021閲覧。
- ^ a b “Trade Profile - Chinese Taipei”. 世界貿易機関 (2016年). 23 August 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。8 October 2018閲覧。
- ^ “Sovereigns rating list”. Standard & Poor's. 28 September 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。26 May 2011閲覧。
- ^ a b c Rogers, Simon; Sedghi, Ami (15 April 2011). “How Fitch, Moody's and S&P rate each country's credit rating”. The Guardian. オリジナルの1 August 2013時点におけるアーカイブ。 28 May 2011閲覧。
- ^ “Latest Indicator 2021”. dgbas.gov.tw. en:Directorate-General of Budget Accounting and Statistics Executive Yuan. 22 Feb 2021閲覧。
- ^ “Select Aggregates”. Imf.org. 14 March 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。27 July 2018閲覧。
- ^ Shinji), 近藤伸二 (KONDO (2023年7月17日). “豊かさで日本を超える台湾経済の強さと課題【近藤伸二の一筆入魂】”. The News Lens Japan|ザ・ニュースレンズ・ ジャパン. 2023年7月18日閲覧。
- ^ “1人当たりGDP、日台・日韓で逆転へ 日経センター予測”. 日本経済新聞 (2022年12月14日). 2023年7月18日閲覧。
- ^ World Economic Outlook Database, October 2022 IMF 2022年10月17日閲覧。
- ^ Taiwan編集部, T. N. L. (2022年4月8日). “台湾が基本給で日本や韓国に追いつけない現状1人当たりのGDPは両国に追いつきつつあるが…”. The News Lens Japan|ザ・ニュースレンズ・ ジャパン. 2023年7月11日閲覧。
- ^ “國際貿易署貿易統計系統(台湾対外貿易の可視化ウェブ)”. cuswebo.trade.gov.tw. 經濟部(中華民国の財務省). 2024年6月13日閲覧。
- ^ “대만 조세제도 - Premia TNC 프레미아 티엔씨” (朝鮮語). Premia TNC. 2024年6月13日閲覧。
- ^ 中華民国政府: “我國貿易統計(我が国台湾の対外貿易リスト)” (繁体字中国語). 經濟部國際貿易署(中華民国財務省の国際貿易課). 2024年6月13日閲覧。
- ^ “世界の外貨準備高 国別ランキング・推移”. GLOBAL NOTE (2023年4月24日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ China (Taiwan), Ministry of Foreign Affairs, Republic of (2012年6月6日). “台湾、5月末の外貨準備高は世界4位” (jp). Taiwan Today. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “台湾 | 外貨準備 | 1969 – 2023 | 経済指標 | CEIC”. www.ceicdata.com. 2023年6月25日閲覧。
- ^ World Economic Outlook Database, October 2018 IMF 2018年10月9日閲覧。
- ^ 世界で最も裕福な国 トップ29 BUSINESS INSIDER JAPAN 2018年5月24日付。
- ^ 近藤大介 (2021年11月30日). “リトアニアの次はオランダと関係強化、台湾が「対中国」反転攻勢”. JBpress (日本ビジネスプレス). オリジナルの2021年11月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ World Economic Outlook Database, October 2021 IMF 2021年12月4日閲覧。
- ^ World Economic Outlook Database, October 2021 IMF 2021年12月6日閲覧。
- ^ 李登輝 (2013年5月). “台湾が感動した安倍総理の友人発言”. Voice (PHP研究所): p. 36
- ^ a b c World Economic Outlook Database, October 2018 IMF 2018年10月9日閲覧。
- ^ a b 行政院主計処
- ^ 国民所得統計及国内経済情勢展望 行政院主計総処 2018年11月30日公表。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 国民所得統計及国内経済情勢展望 行政院主計総処 2018年11月30日公表。
- ^ 国情統計通報(第 206 号) 行政院主計総処 2018年10月30日公表。
- ^ a b c d 106 年 12 月分物価変動概況 行政院主計総処 2018年1月5日公表。
- ^ a b c d 国民所得統計及国内経済情勢展望 行政院主計総処 2018年2月13日公表。
- ^ a b c 国際比較プログラムが2011年の調査結果を発表 各国の経済を実質比較, April 29, 2014 The World Bank 2017年2月3日閲覧。
- ^ World Economic Outlook Database, October 2016 IMF 2017年2月3日閲覧。
- ^ Interactive currency-comparison tool: The Big Mac index, January 2017 The Economist 2017年2月3日閲覧。
- ^ a b 国情統計通報(第 017 号) 行政院主計総処 2018年1月24日公表。
- ^ “Report for Selected Countries and Subjects”. 2023年12月9日閲覧。
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 景気指標査詢系統 - 製造業採購経理人指数(PMI) 国家発展委員会 2018年4月2日公表。
- ^ 景気指標査詢系統 - 非製造業経理人指数(NMI) 国家発展委員会 2018年4月2日公表。
- ^ 106年12月工業生産統計 経済部統計処 2018年1月23日公表。
- ^ 工業生産統計 経済部統計処 2018年1月23日閲覧。
- ^ 国情統計通報(第 016 号) 行政院主計総処 2018年1月23日公表。
- ^ a b c d e f 国情統計通報(第 005 号) 行政院主計総処 2018年1月8日公表。
- ^ 消費者信心指数 台湾綜合研究院 2018年1月29日閲覧。
- ^ 金融統計 - 信用卡業務統計 金融監督管理委員会銀行局 2018年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e f 薪情平台 - 毎人毎月総薪資 - 工業及服務業 - 性別 - 統計値 & 較上年同期増減率 行政院主計総処 2018年2月26日閲覧。
- ^ a b c 福祉衡量指標統計表 行政院主計総処 2017年8月31日公表。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 106年家庭收支調査新聞稿 行政院主計総処 2018年8月17日公表。
- ^ 105 年税收徴起情形分析 財政部統計処侯永盛専員 2017年2月20日公表。
- ^ a b 依国際組織標準計算我国一般政府負債 - 106年我国一般政府負債彙整表及與世界主要国家之比較 財政部国庫署 2018年12月7日公表。
- ^ 107年11月底外匯存底 中華民国中央銀行 2018年12月5日公表。
- ^ a b c d e f g h 107年1月就業人数為1,140万9千人,失業人数為43万人,失業率為3.63%,季調失業率為3.68%,労働力参与率為58.91%。 行政院主計総処 2018年2月26日公表。
- ^ a b 労働統計査詢網 - 求供倍数、求職就業率及求才利用率 中華民国労働部 2018年2月22日閲覧。
- ^ 国情統計通報(第 015 号) 行政院主計総処 2018年1月22日公表。
- ^ a b c 106年事業人力雇用状況調査(員工報酬及進退等概況)統計結果 行政院主計総処 2018年9月27日公表。
- ^ 去年上班族平均年薪68.1万元 創20年新高 蘋果日報 2017年9月28日。
- ^ 105年受雇員工動向調査統計結果 行政院主計総処 2017年9月28日公表。
- ^ a b c d 106年全年受雇員工人数平均為756萬人,全年毎人毎月総薪資平均為49,989元 行政院主計総処 2018年2月26日公表。
- ^ a b c d 104年受雇員工薪資中位数統計結果 行政院主計総処 2016年11月7日公表。
- ^ a b c d e f g h i j k l 106年7月職類別薪資調査統計結果。 中華民国労働部 2018年5月31日公表。
- ^ a b 労働部公告自107年1月1日起,毎月基本工資調升至22,000元;毎小時基本工資比照調升至140元。 中華民国労働部 2017年9月6日公表。
- ^ a b 基本工資審議会決議 月薪漲至23100元時薪150元 中央社 2018年8月16日付。
- ^ 105年全年受雇員工人数平均為744万9千人,全年毎人毎月総薪資平均為48,790元 行政院主計総処 2017年2月24日公表。
- ^ a b c d e f g 労働部職類別薪資調査動態査詢 中華民国労働部 2018年6月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak 105 年家庭收支調査報告 行政院主計総処 2017年10月公表。
- ^ a b 106年第4季国際収支 中華民国中央銀行 2018年2月23日公表。
- ^ a b c “台湾 Taiwan”. ジェトロ. 2020年6月11日閲覧。
- ^ “世界貿易投資報告:台湾編” (PDF). 日本貿易振興機構(ジェトロ). 2015年2月20日閲覧。
- ^ Taiwan's 50 RichestForbs, May 2013