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南亜科技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南亜科技
Nanya Technology
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 中華民国の旗 台湾
新北市泰山区南林路
設立 1995年3月4日
業種 電子部品・半導体
事業内容 DRAM製造
従業員数 3,500
所有者 台塑集團
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南亜科技(ナンヤ・テクノロジー、南亞科技股份有限公司、Nanya Technology Corporation、NTC)は、DRAM製造とファウンドリを行う台湾半導体メーカー。台塑集團傘下の南亜グループに所属している。台湾、日本、米国、欧州、中国に拠点がある。2023年第1四半期のDRAM市場シェアは2.2%で、サムスン電子、マイクロン・テクノロジー、SKハイニックスに次ぐ世界第4位に位置している[1]

歴史

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  • 1995年3月4日に沖電気との合弁事業として設立された[2]。その前後に沖電気とDRAM製造に関する技術ライセンス契約を結んでいる[2]
  • 1995年に第1工場、1998年に第2工場、2006年に第3工場が建設開始[2]
  • 2002年、東京に支社を設立[2]
  • 2017年8月1日、新北市泰山区に新本社を開設[3]
  • 2018年、ロイターのTop 100 Global Tech Leaders、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)、台湾コーポレート・サステナビリティ賞(TCSA)を受賞[2]台湾証券取引所の企業ガバナンス評価で上位5%にランクイン[2]
  • 2021年4月20日、新北市EUV露光装置を備えた10nmクラスのDRAM工場を建設する計画を発表[4]。2022年6月23日に起工[1][5]

脚注

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  1. ^ a b 台湾・南亜科技がDRAM新工場、1.36兆円投じ能力2.2倍 回路線幅10ナノメートル台の先端品量産へ”. 日本経済新聞 (2022年6月23日). 2024年12月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Corporate Milestone”. www.nanya.com. 2024年12月17日閲覧。
  3. ^ 南亞科新總部大樓落成,未來每年將增加 200 億元產值” (中国語). TechNews 科技新報. 2024年12月17日閲覧。
  4. ^ 日経クロステック(xTECH) (2021年4月28日). “台湾DRAM大手の南亜科技、EUV使う先端工場を建設へ”. 日経クロステック(xTECH). 2024年12月17日閲覧。
  5. ^ NanyaがEUV採用の先端DRAMファブを起工、2025年からの量産を計画”. TECH+(テックプラス) (2022年6月27日). 2024年12月17日閲覧。