中津駅 (阪急)
中津駅 | |
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駅舎(2009年11月) | |
なかつ Nakatsu | |
右上はOsaka Metroの中津駅 | |
所在地 | 大阪市北区中津三丁目1番30号[1] |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
キロ程 | 0.9 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)11,476人/日 -2021年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)9,931人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)11月4日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■神戸本線 |
駅番号 | HK02 |
◄HK-01 大阪梅田 (0.9 km) (1.5 km) 十三 HK-03► | |
所属路線 | ■宝塚本線 |
駅番号 | HK02 |
◄HK-01 大阪梅田 (0.9 km) (1.5 km) 十三 HK-03► | |
備考 | ■京都本線の列車は通過 |
中津駅 | |
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なかつ Nakatsu | |
◄東大淀 (0.6 km) (0.3 km) 北野► | |
所在地 | 大阪市北区中津 |
所属事業者 | 阪神電気鉄道 |
所属路線 | 阪神北大阪線 |
キロ程 | 2.7 km(野田起点) |
駅構造 | 地上駅(路上安全地帯なし) |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)10月23日[2] |
廃止年月日 | 1975年(昭和50年)5月6日[2] |
中津駅(なかつえき)は、大阪府大阪市北区中津三丁目にある、阪急電鉄の駅。駅番号はHK-02。
利用可能な鉄道路線
[編集]Osaka Metro御堂筋線にも同名の中津駅があるが、約300メートル離れているため、乗り換えには適さない。同線に乗り換える場合は、大阪梅田駅か南方駅(御堂筋線は西中島南方駅)を利用することになる。
また、当駅のある区間は阪急電鉄の主要な3路線(神戸本線・宝塚本線・京都本線)が並走しているが、京都本線が走る線路については後から建設されたもので、用地の都合によりホームが設けられておらず、全列車が通過する(時刻表や路線図にも、当駅の記述はない)[注 1]。
かつては駅南側の国道176号上に阪神北大阪線の中津駅があったが、路線の廃止により現存しない。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)8月19日:阪神電気鉄道北大阪線開業[3]。
- 1925年(大正14年)11月4日:阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)中津駅開業[1]。
- 1926年(大正15年)7月5日:梅田駅(現在の大阪梅田駅) - 十三駅間高架線完成により阪神急行電鉄中津駅が線路別複々線の高架駅となる。
- 1928年(昭和3年)10月23日:阪神北大阪線の中津駅が開業[2]。
- 1975年(昭和50年)5月6日:阪神電気鉄道北大阪線が廃止[3]。同線の中津駅も廃止される[2]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅ナンバリングが導入される[4][5]。
駅構造
[編集]中津駅配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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島式ホーム2面4線を有する高架駅である。西側の1・2号線を神戸本線が、東側の3・4号線を宝塚本線が使用する。ホームドアはない。
改札口はホームの真下にあり、大阪梅田寄りの1か所のみである。
阪急の各駅の中でも、ホームの幅が狭く、通過する列車との間が極めて近い。その為、各駅に貼られている整列乗車のための「乗車位置表示」のステッカーや掲示はない。神戸本線は普通のみ、宝塚本線は普通と準急(平日朝ラッシュ大阪梅田行のみ運行)が停車する。京都本線の列車が使用する線路にはホームがないため、普通も含めて全列車が通過する。
十三駅9号線(引き上げ線)が一時期使用停止されたことに伴い、当駅の大阪梅田側に神戸本線 - 宝塚本線間の渡り線が設置されていたが、9号線の使用再開により2010年(平成22年)10月限りで撤去された。この渡り線は大阪梅田駅の場内信号機の内方に位置しているため、大阪梅田駅構内の扱いとなっていた。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■神戸本線 | 下り | 神戸三宮方面 |
2 | 上り | 大阪梅田方面 | |
3 | ■宝塚本線 | 下り | 宝塚方面 |
4 | 上り | 大阪梅田方面 |
-
改札口(2014年7月)
-
ホーム(2006年6月)
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の通年平均における1日の乗降人員は9,931人で同社の駅としては第65位である[統計 1]。
近年の利用状況は下記のとおり。
年度 | 通年平均 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[統計 2] |
出典 | |
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乗降人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | |||
1990年 | 16,268 | 7,050 | 7,571 | [大阪府 1] | |
1991年 | - | 9,120 | |||
1992年 | 15,868 | 6,936 | 8,285 | [大阪府 2] | |
1993年 | - | 8,500 | |||
1994年 | - | 7,196 | |||
1995年 | 14,078 | 5,547 | 6,763 | [大阪府 3] | |
1996年 | 13,612 | 5,405 | 7,973 | [大阪府 4] | |
1997年 | 13,186 | 5,405 | 6,931 | [大阪府 5] | |
1998年 | 12,878 | 5,348 | 5,708 | [大阪府 6] | |
1999年 | - | 5,574 | |||
2000年 | 11,718 | 4,940 | 5,484 | [大阪府 7] | |
2001年 | 11,271 | 4,741 | 5,127 | [大阪府 8] | |
2002年 | 11,139 | 4,604 | 4,919 | [大阪府 9] | |
2003年 | 10,998 | 4,628 | 4,860 | [大阪府 10] | |
2004年 | 10,979 | 4,586 | 4,766 | [大阪府 11] | |
2005年 | 10,812 | 4,443 | 5,055 | [大阪府 12] | |
2006年 | 11,074 | 4,586 | 4,761 | [大阪府 13] | |
2007年 | 11,023 | 4,443 | 4,889 | [大阪府 14] | |
2008年 | 11,185 | 4,617 | 4,905 | [大阪府 15] | |
2009年 | 11,080 | 4,591 | 5,030 | [大阪府 16] | |
2010年 | 11,179 | 4,698 | 5,010 | [大阪府 17] | |
2011年 | 10,723 | 4,526 | 5,040 | [大阪府 18] | |
2012年 | 10,987 | 4,640 | 4,976 | [大阪府 19] | |
2013年 | 10,880 | 4,570 | 5,196 | [大阪府 20] | |
2014年 | 10,924 | 4,685 | 5,140 | [大阪府 21] | |
2015年 | 11,182 | 4,792 | 5,409 | [大阪府 22] | |
2016年 | 11,594 | 5,021 | 5,350 | [大阪府 23] | |
2017年 | 12,210 | 5,275 | 5,645 | [大阪府 24] | |
2018年 | 12,119 | 5,287 | 5,914 | [大阪府 25] | |
2019年 | 12,537 | 5,446 | 5,914 | [大阪府 26] | |
2020年 | 8,676 | 11,385 | 5,018 | 4,534 | [大阪府 27] |
2021年 | 8,674 | 11,476 | 5,050 | 5,215 | [大阪府 28] |
2022年 | 9,207 | 7,858 | 5,180 | [大阪府 29] | |
2023年 | 9,931 | [統計 1] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]最寄り停留所は「中津」および「中津六丁目」である。
大阪シティバス(中津)
過去には阪神バスも中津停留所を設け、野田阪神前と天神橋筋六丁目を結ぶ路線を複数運行していたが、2024年1月13日ダイヤ改正で休止されたことにより発着がなくなった[6]。
大阪シティバス(中津六丁目) - 39号・41号・41C・58号系統はなにわ筋上、他は国道176号上
- 39号系統:野田阪神前行き(福島七丁目経由) / 新大阪駅北口行き(三国本町経由)
- 41号系統:大阪駅前(中央南口)行き / 榎木橋行き(新大阪駅東口経由)
- 41C号系統:大阪駅前 桜橋口(ガード下)行き(逆方向は運行なし)
- 42号系統:大阪駅前北口行き / 中島公園・中島二丁目行き(塚本駅北口・御幣島駅・出来島駅前経由)
- 43号系統:大阪駅北口行き / 酉島車庫前行き(塚本駅前・姫島駅前・福町経由)
- 58号系統:野田阪神前行き(上海老江経由)
- 69号系統:大阪駅北口行き / 榎木橋行き(三津屋・十三市民病院・三国駅前経由)
- 92号系統:大阪駅北口行き / 福町行き(御幣島駅・佃経由)
- 93号系統:大阪駅北口行き / 井高野車庫前行き(地下鉄西中島南方・東淀川区役所前経由)
- 97号系統:大阪駅北口行き / 加島駅前行き
過去には阪急バスも中津六丁目停留所を設け、梅田と加島駅・阪急園田駅・豊中・箕面などを結ぶ路線を複数運行していたが、2020年7月に加島方面[7]、同年10月に豊中・箕面方面[8]、2023年11月に最後まで残った梅田 - 園田を結ぶ路線も全便廃止となり発着がなくなった[9]。
その他
[編集]- 駅のすぐ南側で阪急線の下を西日本旅客鉄道(JR西日本)梅田貨物線がくぐっており、2023年(令和5年)には地下化され、2031年(令和13年)なにわ筋線とつながる予定だが、初期の計画には当駅付近になにわ筋線の中津駅(仮称)が新設されることが盛り込まれていた。2017年(平成29年)に発表された計画では、建設費節減のため他のいくつかの駅とともに設置が見送られた。
- 毎年8月に開催される『なにわ淀川花火大会』の会場の最寄駅の一つである(十三駅からも徒歩連絡可能)。開催日は観覧客の乗降が多く、ホーム幅員が非常に狭いこともあって、特急などの優等列車も当駅に臨時停車する。
- 大正期以来のホーム上屋の鋳鉄製の柱は唐草模様のような装飾をあしらったデザインになっており[10]、1987年春の改修で撤去されるまで宝塚線・神戸線ホーム梅田寄りに残存していた[11]。
隣の駅
[編集]- 阪急電鉄
- ■神戸本線・■宝塚本線
- ■京都本線
- 全列車通過
かつて存在した路線
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 大阪梅田 - 十三間について、京都本線は宝塚本線の複々線のうちの東側の複線の急行線に乗り入れる扱いとなっている。
出典
[編集]本文
[編集]- ^ a b 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、22頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、52-53頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、10-13頁。ISBN 978-4-02-340142-6。
- ^ 〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 阪急阪神ホールディングス、2013年4月30日
- ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
- ^ “【路線バス】阪神線におけるダイヤの見直しの実施について”. 阪神バス (2023年12月20日). 2024年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月18日閲覧。
- ^ “【2020年7月20日より】加島線(梅田~十三~加島駅前~西川) 路線廃止について” (PDF). 阪急バス (2020年6月26日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “【2020年10月5日より】豊中市域(阪北線・吹田線)運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2020年9月14日). 2020年10月5日閲覧。
- ^ “【2023年11月5日(日)まで】阪北線(梅田系統) 路線の廃止について” (PDF). 阪急バス (2023年10月6日). 2023年11月14日閲覧。
- ^ 『民営鉄道の歴史がある景観1』(佐藤 博之、浅香 勝輔、1986年7月、古今書院)P139-141
- ^ 『民営鉄道の歴史がある景観2』(佐藤 博之、浅香 勝輔、1988年7月、古今書院)P333
利用状況
[編集]- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年間(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中津駅 - 阪急電鉄