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下白滝信号場

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下白滝駅から転送)
下白滝信号場
駅舎(2009年6月、下白滝駅時代)
しもしらたき
Shimo-Shirataki
A45 白滝 (10.5 km)
(9.2 km) 丸瀬布 A48
地図
所在地 北海道紋別郡遠軽町下白滝
北緯43度56分40.77秒 東経143度16分34.56秒 / 北緯43.9446583度 東経143.2762667度 / 43.9446583; 143.2762667座標: 北緯43度56分40.77秒 東経143度16分34.56秒 / 北緯43.9446583度 東経143.2762667度 / 43.9446583; 143.2762667
駅番号A47
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 92.7 km(新旭川起点)
電報略号 モキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1929年昭和4年)8月12日[1]
備考 駅として開業。2016年平成28年)3月26日より信号場。
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下白滝信号場(しもしらたきしんごうじょう)は、北海道紋別郡遠軽町下白滝にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線信号場である。電報略号モキ事務管理コードは▲122516[2]。旅客営業時の駅番号A47

歴史

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当初として設置されたが、2016年(平成28年)3月26日に旅客営業を廃止し、信号場となった。廃止時点では普通列車も一部が通過する、停車列車が少ない駅だった。

1977年の下白滝駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 1929年昭和4年)8月12日鉄道省石北東線丸瀬布駅 - 白滝駅間開業にともない下白滝駅として開業[3][4]一般駅[1]
  • 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称[4]
  • 1947年(昭和22年)8月18日:同日未明に当駅付近を走行中の上り貨物列車にて、機関車からの火の粉が積み荷のミブヨモギ英語: Artemisia maritima回虫駆除剤「サントニン」の原料)に引火、当駅で消火後留置線で解放した際、下り勾配を遠軽駅方へ逸走[5]。丸瀬布駅を通過し、丸瀬布駅 - 瀬戸瀬駅間で後部7両が脱線。残る車両は後部車両が脱線した際にブレーキホースが切れブレーキがかかり、瀬戸瀬駅付近の鉄橋で停止[5]
  • 1949年(昭和24年)6月1日公共企業体である日本国有鉄道に移管。
  • 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[4]
  • 1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱い廃止[1]
  • 1983年(昭和58年)1月10日荷物取扱い廃止[1]CTC導入により無人化[6]
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1][4]
  • 2015年平成27年)7月21日:2016年3月実施予定のダイヤ改正で当駅を廃止する方針を遠軽町へ通知[7]
  • 2016年(平成28年)3月26日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、旅客扱いを廃止[8]下白滝信号場となる[9]
    • 駅廃止直前、利用者が自由にメッセージを書き込める「駅ノート」が失われていることが判明した。盗難の可能性もあるとみて地元住民等が施設の見回りを行っている[10]

構造

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2線を有する単線行き違い型信号場である。旧2番線は両方向に出発信号機があり、下り列車同士の列車交換も可能である。

駅だった頃は、千鳥状に完全にずれた相対式ホーム2面2線の地上駅で、遠軽駅管理の無人駅だった。互いのホームは構内踏切で連絡していた。

駅営業当時ののりば
1 石北本線 (下り) 遠軽北見網走方面
2 (上り) 白滝上川旭川方面

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 6 [11]
2015年(平成27年) 「1名以下」 [12]

周辺

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民家は少ない。

隣の施設

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
白滝駅 (A45) - *旧白滝駅 (A46) - 下白滝信号場 - 丸瀬布駅 (A48)
*打消線は廃駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  3. ^ 大蔵省印刷局(編)「鉄道省告示 第147号」『官報』第783号、国立国会図書館デジタルコレクション、1929年8月8日。 
  4. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  5. ^ a b 遠軽町 編『遠軽町史遠軽町、1977年10月1日、669-670頁。doi:10.11501/9569695https://dl.ndl.go.jp/pid/9569695/1/334 
  6. ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日) 
  7. ^ “上白滝・旧白滝・下白滝の3駅も廃止 JR石北線、来年3月に”. 北海道新聞. (2015年7月22日 15:44(JST)). http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0159320.html 2015年8月11日閲覧。 
  8. ^ 平成28年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年12月18日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-3.pdf2015年12月18日閲覧 
  9. ^ 「存廃に揺れる北辺の本線」『鉄道ジャーナル』No.610、2017年8月、56頁。 
  10. ^ “廃止予定の無人駅で運賃表盗まれる 北海道”. NHK. (2016年3月23日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160323/k10010453901000.html 2016年3月24日閲覧。 
  11. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  12. ^ 極端にご利用の少ない駅” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年2月10日). 2018年6月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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