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上幌加内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上幌加内仮乗降場から転送)
上幌加内駅
廃止前の駅舎(1995年8月)
かみほろかない
Kami-Horokanai
幌加内 (3.1 km)
(11.9 km) 政和
所在地 北海道雨竜郡幌加内町字上幌加内
北緯44度2分18.5秒 東経142度9分1.5秒 / 北緯44.038472度 東経142.150417度 / 44.038472; 142.150417座標: 北緯44度2分18.5秒 東経142度9分1.5秒 / 北緯44.038472度 東経142.150417度 / 44.038472; 142.150417
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 46.8 km(深川起点)
電報略号 ミロ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年(昭和30年)8月20日[1]
廃止年月日 1995年(平成7年)9月4日[1]
備考 深名線廃線に伴い廃駅
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1977年の上幌加内駅と周囲約500m範囲。上が朱鞠内方面。中央十字路の右上踏切手前にゴマ粒ほどの待合室。その横、線路との間にかすかに短いホームが確認できる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

上幌加内駅(かみほろかないえき)は、北海道空知支庁雨竜郡幌加内町字上幌加内にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。深名線の廃線(廃止)に伴い、1995年(平成7年)9月4日に廃駅となった[1]

歴史

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駅名の由来

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幌加内町の雨竜川上流にあるため[3]

駅構造

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廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは線路の西側(名寄方面に向かって左手側)に存在し、分岐器を持たない棒線駅となっていた[4]

仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無かったがホーム中央部分に小さい待合所を有していた[4]。ホームは板張りであった[4]

簡易委託駅として、乗車券の販売が行われていた時期もあった(発行年月日不明だが軟券の常備券が確認されている[5])。

利用状況

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  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は2人[4]

駅周辺

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幌加内の集落の北の端に位置した[4]

駅跡

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2010年(平成22年)時点では、ホームの一部とホーム部分の線路、駅名標の枠のみが残されていた[7]。2011年(平成23年)時点でも同様であった[8]。ホームには停車場接近標識も移設されており[8]、記念広場のようになっていた[8]

隣の駅

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廃止時点のものを示す。

北海道旅客鉄道
深名線
幌加内駅 - 上幌加内駅 - 雨煙別駅 - 政和温泉駅 - 政和駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 1990年(平成2年)7月1日時点では既に完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、847頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 193. ISBN 4-89391-549-5 
  3. ^ 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 193. ISBN 4-89391-549-5 
  4. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)75ページより。
  5. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)20ページより。
  6. ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより。
  7. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)41ページより。
  8. ^ a b c 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)177ページより。

関連項目

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