三菱自動車工業の車種一覧
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三菱自動車工業の車種一覧(みつびしじどうしゃこうぎょうのしゃしゅいちらん)では、三菱自動車工業が販売する車種、および過去に販売していた車種について記述する。
日本国内向け現行車種
[編集]車種 | 初登場年 | 現行型 | 現行車種の概要 | 生産工場 | ||
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発表 | 最新の改良 | |||||
SUV | ||||||
OUTLANDER |
アウトランダー | 2005年 | 2021年 10月28日[1] (3代目) |
- | 日本では、3代目から「PHEV(プラグインハイブリッド)」専用モデルとして発売。 3代目は、4代目 エクストレイルとプラットフォームを共用。 |
1. 岡崎製作所 (愛知県) 2.広汽三菱汽車 有限公司 (中国) |
ECLIPSE CROSS |
エクリプスクロス | 2018年 | 2018年 3月1日[2] |
大幅改良 (2020年 12月7日) |
「RVR」と「アウトラウンダー」の中間に位置するクロスオーバーSUV。 エンジンは日本仕様が1.5Lガソリンターボ及び2.4LのPHEVが設定されている。 欧州市場向けには2.4LのPHEVが設定される。 |
1. 岡崎製作所 (愛知県) 2.広汽三菱汽車 有限公司 (中国) |
ピックアップ | ||||||
TRITON |
トライトン | 2005年 | 2024年 2月15日 (3代目) |
グローバル市場で「アウトランダー」に次ぐ販売台数を記録するピックアップトラック。 3代目は、2023年7月に「タイ」での販売を皮切りに 世界中に投入予定であることが発表されている。 海外には「L200」として販売。 |
ミツビシ ・モーターズ (タイランド) ・カンパニー ・リミテッド (MMTh) (タイ) | |
ミニバン | ||||||
DELICA D:5 |
デリカD:5 | 2007年 | 2007年 1月31日[3] (通算5代目) |
大幅改良 (2019年 2月15日[4]) |
全車、ディーゼルエンジンを搭載。 (2019年まではガソリンエンジン車もラインナップされていた) 「スタンダ―ド」シリーズとエアロパーツ採用の「アーバンギア」シリーズの2シリーズ構成。 |
パジェロ製造 (岐阜県)→ 岡崎製作所 (愛知県) |
コンパクトカー | ||||||
DELICA D:2 DELICA D:2 CUSTOM |
デリカD:2/ デリカD:2カスタム |
2011年 | 2020年 12月24日 (3代目) |
- | スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両は ソリオおよびソリオ バンディット。 1.2Lエンジンをベースとしたマイルドハイブリッドと ハイブリッドの2種の電動化パワートレインを搭載。 |
スズキ 相良工場 (静岡県) |
軽自動車 | ||||||
eK X EV |
eKクロスEV | 2022年 | 2022年5月20日 | - | 日産自動車と共同開発 サクラは兄弟車 |
水島製作所 (岡山県) |
eK X |
eKクロス | 2019年 | 2019年 3月28日[5] |
一部改良
(2020年12月24日) |
4代目eKワゴンをベースとしたSUVテイストのクロスオーバーモデル。 | 水島製作所 (岡山県) |
eK wagon |
eKワゴン | 2001年 | 2019年 3月28日[5] (4代目) |
一部改良
(2020年12月24日) |
日産自動車と共同開発 デイズは兄弟車 |
水島製作所 (岡山県) |
DELICA mini |
デリカミニ | 2023年 | 2023年 4月6日[6] |
- | eKクロス スペースをベースとしたSUVテイストのクロスオーバーモデル。 | 水島製作所 (岡山県) |
eK SPACE |
eKスペース | 2014年 | 2020年 2月6日[7](2代目) |
一部改良(2023年4月6日) |
日産自動車と共同開発 ルークスは兄弟車 |
水島製作所 (岡山県) |
TOWN BOX |
タウンボックス | 1999年 | 2015年 3月6日[8] (3代目) |
- | スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両は エブリイワゴン。ベース車両に存在する「ロールーフ」の設定がなく、 全車が「ハイルーフ」ボディを採用している。 |
スズキ 磐田工場 (静岡県) |
商用車 | ||||||
MINICAB VAN |
ミニキャブ バン | 1968年 | 2015年 3月6日[8] |
一部改良 (2017年 5月25日[9]) |
スズキからのOEM供給を受けて販売する軽自動車規格の商用バン。 ベース車両はエブリイ。 |
スズキ 磐田工場 (静岡県) |
MINICAB MiEV |
ミニキャブ・ミーブ | 2011年 | 2011年 4月1日[10] |
一部改良 (2017年 1月26日[11]) |
i-MiEVの技術を活用した電気自動車。 | 水島製作所 (岡山県) |
MINICAB TRUCK |
ミニキャブ トラック |
1966年 | 2014年 2月27日[12] |
一部改良 (2018年 6月7日[13]) |
スズキからのOEM供給を受けて販売する軽自動車規格のトラック。 ベース車両はキャリイ。 |
スズキ 磐田工場 (静岡県) |
日本国外販売車種
[編集]車種 | 初登場年 | 現行型 | 現行車種の概要 | 生産工場[14] | ||
---|---|---|---|---|---|---|
発表 | 最新の改良 | |||||
SUV | ||||||
PAJERO SPORT |
パジェロスポーツ/ モンテロスポーツ |
1996年 | 2015年 8月[15] (3代目) |
2024年 | 日本でも販売された「チャレンジャー」の系譜を引き継ぐSUV。 先代(2代目)トライトンをベースとしたラダーフレームのシャシー を採用する。エンジンは仕向地により、V6 3.0Lガソリンや2.4Lまたは 2.5Lのディーゼルターボを搭載。 車名は一部海外市場向けには「モンテロスポーツ」、英国のみ「ショー グンスポーツ」として販売されている。 |
1.ロシア[注 1] 2.インドネシア[注 2] 3.タイ[注 3] |
XFORCE |
エクスフォース | 2023年 | 2023年 10月 |
アジア市場の戦略車として開発されたクロスオーバーSUV。 | インドネシア[注 2] | |
RVR |
RVR | 1991年 | 2010年 2月17日[16] (3代目) |
一部改良 (2018年 9月6日[17]) |
アウトランダー、トライトンに次ぐ販売台数を稼ぐコンパクトSUV[18]。 日本で販売されていた「RVR」は1.8L SOHCエンジンのみ。 北米市場は「アウトランダー スポーツ」の名称で2.4L DOHCを搭載。 欧州・中国・オセアニアには「ASX」として販売。 欧州市場では1.6Lガソリンと、 グループPSAから供給を受ける1.6Lディーゼルターボの2種を搭載していた。 2024年4月末を以て国内向け生産終了済み。現在は北米専用車。 |
1. 岡崎製作所 (愛知県) 2. 水島製作所 (岡山県) 3.広汽三菱汽車 有限公司 (中国) |
ASX |
ASX | 2010年 | 2023年 3月 (2代目) |
元々は欧州等で使用されていたRVRのペットネーム。 現在はルノー・キャプチャーのOEMモデル。 欧州専売車。 |
1. スペイン | |
MPV | ||||||
XPANDER |
エクスパンダー | 2017年 | 2017年 10月 [19] |
2021年 | アジア市場の戦略車として開発された3列/7人乗りのクロスオーバーMPV。 エンジンは1.5Lの自然吸気ガソリンのみで、5MTまたは4ATが選択可能。 日産自動車にもOEM供給され、日産名は「リヴィナ」(2代目)を名乗る。 |
インドネシア[注 2] |
COLT PLUS |
コルトプラス | 2004年 | 2020年 7月 |
コルトをベースにリアを300mm延ばしたモデル。2012年まで日本でも販売されていた。 2017年にダイナミックシールドを与えられ、2020年にボディサイズを若干変更されている。 |
台湾[注 4] | |
コンパクトカー | ||||||
MIRAGE |
ミラージュ | 1978年 | 2012年 8月1日[20] (6代目) |
2019年 | 「先進国における環境対応車」と「新興国におけるエントリーカー」というニーズを両立させるべく開発されたBセグメントクラスの5ドアハッチバック。 日本市場向けは直3 1.2Lエンジンを搭載したタイ生産モデルを販売。 また、欧州市場向けは大半の地域で「スペーススター」の名称で販売されている。 2022年12月に日本販売向けの生産終了を発表[21]。 |
1.タイ[注 3] 2.フィリピン[注 5] |
COLT |
コルト | 1978年 | 2023年 (7代目) |
5代目クリオ(日本名ルーテシア)のOEMモデル。 欧州専売車。 |
1.トルコ | |
セダン | ||||||
GRAND LANCER |
グランドランサー | 2017年 | 「ギャランフォルティス」をベースに大幅改良を加えた台湾専売の4ドアセダン。 三菱自動車の新デザイン言語、「ダイナミックシールド」を取り入れた フロントデザインや、ウェッジシェイプを強調したサイドビューが特徴。 エンジンは1.8Lの4J10型SOHC16バルブガソリンエンジンのみの設定。 2024年、生産終了。 |
台湾[注 6] | ||
ATTRAGE MIRAGE G4 |
アトラージュ/ ミラージュG4 |
2013年 | 2013年 7月[22] |
2019年 | 6代目ミラージュをベースとしたノッチバックの4ドアセダン。 アジア市場および欧州の一部地域では「アトラージュ」、 北米市場では「ミラージュG4」として販売。 |
1.タイ[注 3] 2.フィリピン[注 5] |
トラック/バン | ||||||
COLT L300 L300 |
L300 | 1968年 | 1979年 2代目 |
2019年 | 東南アジア市場で根強い人気を誇る2代目デリカトラック。 4N14型2.3Lのディーゼルターボエンジンを搭載(インタークーラーレス)[23]。 |
フィリピン[注 5] |
DELICA 得利卡 |
得利卡 | 1968年 | 1986年 3代目 |
2020年 | 台湾専売の3代目デリカ。 バン及びトラックの2モデルが販売されている。 4G69型2.4Lのガソリンエンジンを搭載し6速MT及び5速ATが選択できる。 |
台湾[注 6] |
今後の車種展開
[編集]お願い:「今後発売が予想される車種」及び「今後販売終了が予想される車種」、また同様の意味を持つ節の設置についてはプロジェクトとして禁止されています。 以下の節の追加には、ソースの明記を義務化する(極力一次ソースを優先する。一般紙・テレビの情報もメーカーに取材した物で、サイトに明記した情報が有れば可とする。) |
メーカーより今後発売が公表されている車種
[編集]メーカーより今後販売終了が公表されている車種
[編集]- RVR(3代目) - 2024年4月末を以て国内生産終了済み。同年末までに販売終了予定。
過去の販売車種
[編集]日本国内
[編集]
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軍用車両
[編集]- 大型イ号車(1941年)
海外
[編集]- エクリプス(1989年 - 2012年):2、3代目(スパイダーを含む)は日本にも導入していた。
- COLT T120SS (1991年 - 2019年):インドネシア市場向け小型トラック。DA71系スズキ・キャリイがベース。
- フリーカ、クダ、ジョリー、アドベンチャー(1997年 - 2018年):多目的車。東南アジア専用車種
- スペーススター(1998年 - 2005年)
- エンデバー(2003年 - 2012年):「プロジェクトアメリカ」第一弾
- メイブン(2005年 - 2009年):スズキ・APVのOEM車種。インドネシア専用
- レイダー(2005年 - 2009年):ダッジ・ダコタのOEM車種。北米専用
- 380(2005年 - 2008年):オーストラリア生産のギャラン
- コルトCZC(コルトクーペカブリオレ)海外専用
- ジンガー(2005年 - 2015年):台湾と中国で製造されていた多目的車。現在は中華汽車ブランドのみで販売。
- エクスプレス(2019年 - 2022年):ルノー・トラフィックのOEM。オセアニア市場のみでの販売。
コンセプトカー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 1937年
- 1962年
- 1973年
- 1979年
- 1985年
- 1987年
- 1988年
- X2S
- 1989年
- 1991年
-
HSR-III
- mR. 1000
- mS. 1000
- 1993年
-
パジェロフィールドガード
- HSR-IV
- リベロEV
- ESR
- リンクス
- MUM 500
- 1995年
-
HSR-V
- マウス
- ゾウス
- 1997年
- HSR-VI
- テクナス
- マイア
- TETRA
- 1998年
- 1999年
- SUW
- FTO-EV
- 2000年
- 2001年
-
RPM 7000
- 2003年
- グランディスFCV
- ターマックスパイダー
- CZ2カブリオレ
- Se-Ro
- 2004年
- 2005年
- ネッシー
- Goku Shin Ka
- コンセプトスポーツバック
- コルトEV
- コンセプトD-5
- 2006年
-
コンセプトCT
-
コンセプトEZ
- 2007年
-
コンセプトcX
-
コンセプトZT
- 2008年
-
コンセプトRA
- 2009年
- 2011年
- 2012年
- MiEVエボリューション
- 2013年
-
コンセプトAR
-
MiEVエボリューションII
- コンセプトG4
- コンセプトGR-HEV
- コンセプトCA-MiEV
- 2014年
- MiEVエボリューションIII
- コンセプトXR-PHEVエボリューション Vision Gran Turismo
- 2015年
- 2016年
- 2017年
-
eエボリューションコンセプト
- 2019年
-
MI-TECHコンセプト
- トライトン・アブソリュート
- ショウグンスポーツ / パジェロスポーツ SVPコンセプト
- 2022年
- 2023年
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『三菱自動車、新型『アウトランダー』のPHEVモデルを12月に発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2021年10月28日 。
- ^ 『新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2018年3月1日 。
- ^ 『"ミニバンを骨格から見直した安心・安全の新設計" 『デリカD:5』を新発売─ "「ミニバンの優しさ」と「SUVの力強さ」の融合" を開発テーマとした5代目の『デリカ』 ─』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2007年1月31日 。
- ^ 『オールラウンドミニバン 新型『デリカD:5』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年2月15日 。
- ^ a b 『新型軽自動車『eKワゴン』『eKクロス』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年3月28日 。
- ^ 『[https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2023/detail5697.html 三菱自動車、新型軽スーパーハイトワゴン『デリカミニ』を5月に発売 ~親しみやすく力強いSUVデザインと広くて便利な室内空間~]』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2023年4月6日 。
- ^ “新型軽スーパーハイトワゴン『eKクロス スペース』『eKスペース』を3月19日に発売”. 三菱自動車工業株式会社. 2020年2月6日閲覧。
- ^ a b 『新型軽商用車『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2015年3月6日 。
- ^ 『軽商用車『ミニキャブバン』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2017年5月25日 。
- ^ 『三菱自動車、軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV』の予約受付を本日から開始』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2011年4月1日 。
- ^ 『軽商用電気自動車『ミニキャブ・ミーブ バン』を一部改良して発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2017年1月26日 。
- ^ 『新型軽商用車『ミニキャブ トラック』、『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2014年2月27日 。
- ^ 『軽商用車『ミニキャブトラック』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2018年6月7日 。
- ^ “海外の拠点一覧”. 三菱自動車工業株式会社. 2019年4月22日閲覧。
- ^ 『タイで新型ミッドサイズSUV『パジェロスポーツ』を世界初披露』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2015年8月1日 。
- ^ 『三菱自動車、ジャストサイズの新型コンパクトSUV 『RVR』を新発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2010年2月17日 。
- ^ 『コンパクトSUV『RVR』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2018年9月6日 。
- ^ 『三菱自動車、ジュネーブ国際モーターショーでコンパクトSUV『ASX(日本名:RVR)』の2020年モデルを世界初披露』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年2月12日 。
- ^ 『インドネシアで次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』の販売開始』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2017年10月3日 。
- ^ 『新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』を日本で発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2012年8月1日 。
- ^ 『三菱『ミラージュ』が生産終了へ、10年の歴史に幕…今後は在庫車のみの販売に』Respons(レスポンス)、2022年12月24日 。
- ^ 『新世代グローバルコンパクトセダンを7月よりタイで販売開始~ 車名を『アトラージュ』に決定 ~』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2013年5月21日 。
- ^ 『ギラ顔さらに強調! 新型三菱「デリカL300」尼で発表! 約196万円から』くるまのニュース、2022年7月4日 。