ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜
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「ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜」 | ||||||||||
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MALICE MIZER の シングル | ||||||||||
初出アルバム『merveilles』 | ||||||||||
B面 | COLOR ME BLOOD RED | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | 8cmCD | |||||||||
録音 |
1997年 日本 | |||||||||
ジャンル |
ヴィジュアル系 プログレッシヴ・ロック J-POP | |||||||||
レーベル | コロムビアミュージックエンタテインメント | |||||||||
作詞・作曲 |
Gackt Mana | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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MALICE MIZER シングル 年表 | ||||||||||
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「ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜」(ヴェル・エール くうはくのときのなかで)は、MALICE MIZERのメジャーデビューシングル。1997年7月19日にコロムビアミュージックエンタテインメントから発売された。
解説
[編集]- 初回限定盤は5万枚限定、フランスでロケーションが行われたPVが収録されたビデオテープ・16ページのブックレット付きでリリースされた[1]。その約2週間後にc/w、instrumentalも収録された通常盤がリリース。
収録曲
[編集](全編曲:MALICE MIZER・島田陽平)
- 初回限定盤
- ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜 [5:18]
- 基本はメロディアスだが、変拍子を取り入れたり、間奏の最中に楽器の音が少なくなってハープだけになったり等独自の構成を構築している[1]。
- Gacktはアレンジに対して「耳に入ってくる分には違和感がない様に」考慮した[1]。
- Manaは構成について「サビを聞きやすくする」「ギターのアプローチを最大限にクラシック的にした」「イントロからエンディングまで、常に2本のギターがハモっていてという独自のギターラインを聞かせたかった」と語っている[1]。
- アルバム『merveilles』収録のものはアレンジが加えられている。また、歌も一部コーラスが足されている。
- 通常盤
- ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜
- COLOR ME BLOOD RED [3:03]
- 作詞・作曲:Közi
- Gt.Köziがヴォーカルをとっている。
- ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜(instrumental) [5:18]
ミュージック・ビデオ
[編集]インディーズ時代のファン達から「PVを見たい」と言われ続けていたが、「限られた予算で中途半端なものを作るのがいやだ」というメンバー5人の意向から、フランスでのオールロケーションでの撮影が行われた[2]。
ビデオカメラではなく、フィルムで撮影している。フィルムはビデオカメラと違い、1本で撮れる時間が短いため、納得いくまで撮り直すことができず、せいぜい同じシーンを2回撮っておく事が限度であり、事実上はぶっつけ本番・一発撮影だった。そういう制約の中でも、全てに目を配っていった監督の姿勢にManaは感動した[2]。
Manaが小道具を使うシーンは音源とビデオとライブでのパフォーマンスに関連性を持たせるためだった。特に「ライブでのパフォーマンスは後方の客席からは見えないかもしれないから、その分ビデオでハッキリみせたい」というManaの意向があった[2]。
収録アルバム
[編集]アルバム | 発売日 | 備考 |
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ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜 | ||
『merveilles』 | 1998年3月18日 | メジャー1stオリジナルアルバム |
『La Collection des Singles』 | 2004年9月29日 | 1stベストアルバム |
『La Meilleur Selection de MALICE MIZER』 | 2006年10月18日 | 2ndベストアルバム |
COLOR ME BLOOD RED | ||
『La Collection des Singles』 | 2004年9月29日 | 1stベストアルバム |