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ドゥルグ級コルベット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドゥルグ級コルベット
基本情報
艦種 ミサイルコルベット
建造所 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
運用者  インド海軍
就役期間 1976年〜2004年
同型艦 3隻
前級 露205型 (ヴィール級)
次級 露12411E型 (ヴィール級)
要目
排水量 基準560トン / 満載660トン[1]
全長 59.3メートル (195 ft)
最大幅 12.6メートル (41 ft)
吃水 2.4メートル (7.9 ft)
主機 M507ディーゼルエンジン×3基[1]
推進器 スクリュープロペラ×3軸
出力 25,996馬力
速力 32ノット
航続距離 2,500海里 (12kt巡航時)
乗員 60名
兵装70口径57mm連装速射砲ロシア語版×1基
4K33 短SAM連装発射機×1基
P-15M SSM 発射筒×4基
レーダー ・MR-331 対水上捜索・SSM射撃指揮
・MR-103 砲射撃指揮
・2R33 短SAM射撃指揮
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ドゥルグ級コルベット英語: Durg-class corvette)は、インド海軍コルベットの艦級。ソ連海軍が運用していた1234型小型ミサイル艦(ナヌチュカ型)をもとにした派生型で、ソビエト連邦の設計番号としては1234E型、またNATOコードネームではナヌチュカII型(Nanuchka-II class)と称される[1][2][3]

基本設計はオリジナルの1234型と同様だが、艦対艦ミサイルは、P-120からP-15Mにダウングレードされている。これに伴い、火器管制レーダーもMR-331「ラングアウト」(スクエア・タイ)に変更された[2][3]

3隻が1976年から1978年にかけて輸入されたが、インド引渡までの間、便宜的にソ連海軍の名称が付された。全艦すでに退役済である。

同型艦

[編集]
# 艦名 起工 進水 就役 退役 引渡前の名称
K71 ヴィジャイドゥルグ
INS Vijaydurg
1974年
5月31日
1976年
4月16日
1976年
12月25日
2002年
9月30日
Uragan
K72 シンドゥドゥルグ
INS Sindhudurg
1975年
1月22日
1976年
10月2日
1977年
5月29日
2004年
9月24日
Priboy
K73 ホスドゥルグ
INS Hosdurg
1975年
6月23日
1977年
4月14日
1978年
1月15日
1999年
6月5日
Priliv

参考文献

[編集]
  1. ^ a b c Richard Sharpe, ed (1989). Jane's Fighting Ships 1989-1990. Janes Information Group. p. 259. ISBN 978-0710608864 
  2. ^ a b Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. p. 240. ISBN 978-0870212505 
  3. ^ a b Robert Gardiner, ed (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. p. 176. ISBN 978-1557501325