アンバ (潜水母艦)
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アンバ | |
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基本情報 | |
建造所 | ソ連ニコラエフ造船所 |
運用者 | インド海軍 |
艦種 | 潜水母艦 |
艦歴 | |
就役 | 1968年12月28日 |
退役 | 2006年7月 |
要目 | |
基準排水量 | 6,750 トン |
満載排水量 | 9,650 トン |
長さ | 141 m |
幅 | 17.6 m |
飛行甲板 | ヘリコプター発着甲板 |
吃水 | 7 m |
機関 | ディーゼル・エレクトリック |
推進 | 2軸 |
出力 | 8,000馬力 (5,966 kW) |
速力 | 17ノット |
航続距離 | 18,300海里/10ノット |
乗員 | 400名 |
兵装 | AK-726 76mm連装砲 2基 |
アンバ(INS Amba, A54) は、インド海軍の潜水母艦である。ソ連海軍のウーグラ級 (1886号計画型) 潜水母艦をインド向けに一部仕様の変更がなされている。 兵装をAK-725 57mm連装砲4基から、AK-726 76 mm連装砲 2基へ変更されたのもその一つである。
概要
[編集]インド海軍は当時整備中のカルヴァリ級潜水艦(フォックストロット級潜水艦)を支援するために「アンバ」を必要とした。 1960年代後半から1970年代前半の間に8隻就役した同級潜水艦は、今日2隻が現役として残るのみである。「アンバ」が以後就役した新しいシシュマール級潜水艦やシンドゥゴーシュ級潜水艦と共に運用されたかは不明である。
1968年12月28日に就役したアンバは、潜水艦修理設備、魚雷整備区画、医療施設などを有し、ヘリ甲板はHAL Chetak、ウェストランド シーキングを運用することができた。本艦の就役により、アラビア海とベンガル湾に展開するインド海軍の潜水艦は長期展開が可能になり、作戦海域を拡張した[1]。
2001年5月26日、コーチン造船所における定期整備中、火災が発生、作業員2名が死亡した。
2006年7月、ヴィシャーカパトナム海軍基地で退役した。第三次印パ戦争に参加したロシア製のインド海軍艦艇としては、最後まで現役にあった[1]。
脚注
[編集]- ^ a b “INS Amba decommissioned”. THE HINDU. (2006年7月16日) 2016年5月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- Official Indian Navy website
- IndianSubmariner article
- Information at Bharat Rakshak
- 2 die in ship fire - The Hindu article