ローラ-アストンマーティン・B09/60
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カテゴリー | ル・マン・プロトタイプ LMP1 | ||||||||
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コンストラクター |
ローラ・カーズ・インターナショナル プロドライブ | ||||||||
先代 | ローラ・B08/60 | ||||||||
後継 | アストンマーティン・AMR-One | ||||||||
主要諸元[1] | |||||||||
シャシー | カーボンファイバー モノコック | ||||||||
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン 調整式 コニ製 ダンパー | ||||||||
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン 調整式 コニ製 ダンパー | ||||||||
全長 | 4,634 mm (182.4 in) | ||||||||
全幅 | 1,990 mm (78.3 in) | ||||||||
トレッド | 1,990 mm (78.3 in) | ||||||||
ホイールベース | 2,890 mm (113.8 in) | ||||||||
エンジン | アストンマーティン 6,000 cc (370 cu in) 60度 V12, DOHC, 94 x 71.96 mm(ボア x ストローク), 自然吸気, ミッドシップ, 縦置き | ||||||||
トランスミッション | 6速 シーケンシャル・マニュアル | ||||||||
重量 | appr. 900 kg (2,000 lb) | ||||||||
燃料 | ガルフ | ||||||||
タイヤ | 18" ミシュラン | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム |
アストンマーティン・レーシング AMRイースタン・ヨーロッパ シグネチャー・プラス マッスル・ミルク アストンマーティン・レーシング | ||||||||
ドライバー |
トーマス・エンゲ ヤン・チャロウズ シュテファン・ミュッケ ダレン・ターナー ハロルド・プリマ ミゲル・ラモス エイドリアン・フェルナンデス クラウス・グラフ | ||||||||
チームタイトル | 1 (2009 LMS) | ||||||||
コンストラクターズタイトル | 1 (2009 LMS) | ||||||||
ドライバーズタイトル | 1 (2009 LMS) | ||||||||
初戦 | 2009年のカタロニア1000km | ||||||||
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ローラ-アストンマーティン・B09/60とは、ル・マン24時間耐久レースへの参戦を目的に開発された、耐久レース専用のクローズドボディ・プロトタイプレーシングカーである。また、ローラ-アストンマーティン・DBR1-2、ローラ-アストンマーティン・LMP1と呼称されることもある。
概要
[編集]車体はプロドライブの協力のもとイングランドのローラが製作した。
アストンマーティンの名を冠したプロトタイプレーシングカーとしてはAMR1以来19年ぶりの登場。往年のフォードGT40を思わせるガルフ・オイルカラーで注目を集めた。
B09/60 は、2008 年にアストンマーティン・レーシングによって使用されたローラ・B08/60マシンの進化形。以前と同じように、アストンマーティン DBR9 GT1カーの同じ6.0 L V12 エンジンを使用するが、生産車ベースのエンジンを使用することにより、より大きなエアリストリクターになり、50 hp (37 kW) の出力増加になる。この V12エンジンは、プロトタイプレーシングエンジンよりも少し重く、高く、長い。標準のローラ製ギアボックスは、パドルシフトで操作される、よりコンパクトなエクストラック製6速に置き換えらた。この車の珍しい機能は、2 つのファンを介してブレーキに空気を送り、ボディのブレーキダクトを無くしている。
レース戦績
[編集]2009年にデビューし、同年のル・マン24時間レースに参戦。プジョー・908やアウディ・R15 TDIなどディーゼル・エンジンカーが優位に立つなか、ヤン・チャロウズ組の007号車がガソリンエンジンながら4位と健闘した。
ルマン・シリーズでは、 AMRイースタンヨーロッパがLMP1クラス、ドライバー、チームのダブルタイトルを獲得した。
岡山国際サーキットで行われた、アジアン・ルマン・シリーズにも参戦[2]。レース2で、優勝を飾った。
2010年も引き続きル・マン24時間レースに参戦するが、トラブルに泣きリザルトは6位にとどまった。セブリング12時間レースでは3位を獲得。
ルマンシリーズでは008号車が総合2位を獲得した。
2011年はアメリカン・ルマン・シリーズへ参戦。総合2位を獲得した。
ルマン24時間レースは後継機、AMR-Oneが参戦したが、2台ともリタイア。プライベーターのクロノス・レーシングがB09/60で参戦し、総合7位となった。
出典
[編集]- ^ “Lola-Aston Martin LMP1”. Aston Martin Racing. 2009年4月7日閲覧。
- ^ “アストンマーチン、アジアン・ル・マン岡山戦に期待”. auto sport web. 2009年10月21日閲覧。