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ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター
正式名称 Государственный научный центр вирусологии и биотехнологии
日本語名称 ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター
英語名称 State Research Center of Virology and Biotechnology VECTOR
所在地 ロシア連邦
ロシアの旗 ロシア ノヴォシビルスク州 ノヴォシビルスク コルトソボ(р.п. Кольцово, Новосибирский район, Новосибирская область)
人数 1614
設立年月日 1974年
前身 Всесоюзный научно-исследовательский институт молекулярной биологии
保有施設 ベルツクに医療バイオテクノロジー研究所を所有
公式サイト www.vector.nsc.ru
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ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センターロシア語: Государственный научный центр вирусологии и биотехнологии)、別名:VECTOR(Вектор)、国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センターは、ノヴォシビルスク都市型集落コルトソボにあるウイルス学生物工学を研究する研究所である。冷戦中は生物兵器の開発拠点として知られていた[1]

バイオセーフティーレベルはレベル1からレベル4まで、想定される全ての施設を保有する[2]アメリカ疾病予防管理センター(CDC)と共に、自然界で撲滅した天然痘ウイルスを保有する施設ともなっている[3]

創設以来、施設を守る部隊が存在する[3]

歴史

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1974年、全連邦国立分子生物学研究所(Всесоюзный научно-исследовательский институт молекулярной биологии、略称:ВНИИ МБ)として設立[4]

事故

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  • 2014年5月5日、研究助手が誤って自分の手にエボラウイルス注射を刺してしまい、即座に上司に報告し専門的な治療を行ったが2週間後に死亡した[5]
  • 2019年9月16日、6階建てビルの5階でガス爆発が発生し、従業員1人が3度の火傷を負い集中治療室に運び込まれた。施設のガラスが飛散したものの建物自体には影響は見られなかった。タス通信によると市長はバイオハザードなどの危険は無いとコメントしている[1]

脚注

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  1. ^ a b 天然痘ウイルス保管の研究施設で爆発、「脅威なし」 ロシア(CNN 2019.09.18)
  2. ^ Nellis, Kathy (Author); CDC; Centers for Disease Control (2007年10月26日). “SMALLPOX MEMORIES” (English). globalhealthchronicles.org. 2019年9月9日閲覧。
  3. ^ a b Nellis, Kathy (26 October 2007). “Smallpox Eradication Memories and Milestones”. The Global Health Chronicles. http://globalhealthchronicles.org/items/show/3022 28 June 2014閲覧。. 
  4. ^ История Центра”. Государственный научный центр вирусологии и биотехнологии «Вектор». 2013年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月18日閲覧。
  5. ^ https://www.kommersant.ru/doc/484217

関連項目

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他国の類似施設