レディオーレリア
レディオーレリア | |
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ジャイアンツコーズウェイステークス出走時 (2018年4月14日) | |
欧字表記 | Lady Aurelia |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2014年1月27日(10歳) |
父 | Scat Daddy |
母 | D' Wildcat Speed |
母の父 | Forest Wildcat |
生国 | アメリカ合衆国 |
生産者 | Stonestreet Thoroughbred Holdings LLC |
馬主 | Stonestreet Stables, George Bolton & Peter Leidel |
調教師 | Wesley A.Ward(アメリカ合衆国) |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦5勝 |
獲得賞金 | 614,894ポンド |
レディオーレリア(Lady Aurelia, 2014年1月27日 - ) は、鹿毛の競走馬である。主な勝ち鞍は2016年モルニ賞、2017年キングズスタンドステークスである。
経歴
[編集]デビュー前
[編集]2015年のキーンランド9月セールに出場にて、George BoltonとPeter Leidelによって35万ドルで購入された[1]。
2歳時(2016年)
[編集]2016年にキーンランド競馬場の未勝利戦でデビューし、2着に7馬身半差をつけて勝利した。2戦目はアスコット競馬場で行われたクイーンメアリーステークス(G2)に出走し、2着に7馬身差をつけて重賞初制覇を果たした。レース後、鞍上のL.デットーリ騎手は、2歳馬がロイヤルアスコットのスプリント戦で7馬身差をつけて勝利するというレースは今までに見たことが無いと述べた[2]。3戦目はドーヴィル競馬場のモルニ賞(G1)に出走し、2着に3/4差をつけてG1初制覇となったが、続くチェヴァリーパークステークス(G1)は勝ち馬から2馬身差の3着に敗れた。レディオーレリアはこの年の活躍によりカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選ばれたが、欧州以外の調教馬がカルティエ賞を受賞するのはブラックキャビア以来2頭目である[3]。
3歳時(2017年)
[編集]3歳初戦となったリステッドレースのジャイアンツコーズウェイステークスを勝利したレディオーレリアは、再びアスコット競馬場に遠征。キングズスタンドステークス(G1)に出走すると、前年の同レースの勝ち馬で5歳牡馬のプロフィッタブル(Profitable)に3馬身差をつけて勝利した。次走はヨーク競馬場のナンソープステークス(G1)に出走。4歳馬マーシャ(Marsha)との競り合いになり、ゴール後は鞍上のL.デットーリ騎手が手を上げて勝利の喜びを表すも、写真判定の結果、ハナ差の2着に敗れたことが判明した[4]。その後、ブリーダーズカップ・スプリント(G1)に出走するも、10着に敗れた。
4歳時(2018年)
[編集]4歳初戦は前年同様ジャイアンツコーズウェイステークスに出走し、2着に敗れた。その後、連覇をかけてキングズスタンドステークス(G1)に出走したが見せ場なく7着に終わり、このレースを最後に現役を引退した。
競走成績
[編集]出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
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2016.04.21 | キーンランド | 未勝利 | ダート4.5f | 1着 | J.ガルシア | 7 1/2馬身 | (Fashion Bid) | |
2016.06.15 | アスコット | クイーンメアリーS | G2 | 芝5f | 1着 | L.デットーリ | 7馬身 | (Al Johrah) |
2016.08.21 | ドーヴィル | モルニ賞 | G1 | 芝6f | 1着 | L.デットーリ | 3/4馬身 | (Alrahma) |
2016.09.24 | ニューマーケット | チェヴァリーパークS | G1 | 芝6f | 3着 | L.デットーリ | 2馬身 | Brave Anna |
2017.04.15 | キーンランド | ジャイアンツコーズウェイS | 準重 | 芝5.5f | 1着 | J.ヴェラスケス | 2 1/2馬身 | (Nobody's Fault) |
2017.06.20 | アスコット | キングズスタンドS | G1 | 芝5f | 1着 | J.ヴェラスケス | 3馬身 | (Profitable) |
2017.08.25 | ヨーク | ナンソープS | G1 | 芝5f | 2着 | L.デットーリ | ハナ | Marsha |
2017.11.04 | デルマー | BCスプリント | G1 | 芝5f | 10着 | J.ヴェラスケス | 3 1/4馬身 | Stormy Liberal |
2018.04.14 | キーンランド | ジャイアンツコーズウェイS | 準重 | 芝5.5f | 2着 | J.ヴェラスケス | 1 1/2馬身 | Triple Chelsea |
2018.06.19 | アスコット | キングズスタンドS | G1 | 芝5f | 7着 | J.ヴェラスケス | 5 1/4馬身 | Blue Point |
血統表
[編集]レディオーレリアの血統 | (血統表の出典) | |||
父系 | ストームキャット系 |
|||
父 Scat Daddy 2004 黒鹿毛 |
父の父 Johannesburg1999 鹿毛 |
Hennessy | Storm Cat | |
Island Kitty | ||||
Myth | Ogygian | |||
Yarn | ||||
父の母 Love Style1999 栗毛 |
Mr Prospector | Raise A Native | ||
Gold Digger | ||||
Likeable Style | Nijinsky | |||
Personable Lady | ||||
母 D' Wildcat Speed 2000 栗毛 |
Forest Wildcat 1991 黒鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | ||||
Victoria Beauty | Bold Native | |||
Abifaith | ||||
母の母 Velvet Panther1991 芦毛 |
Pentaquod | London Company | ||
Enamor | ||||
Blue Eyed Cat | Great Above | |||
Another Cat F-No.9-f | ||||
5代内の近親交配 | Storm Cat 4×3=18.75% |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Keeneland 2015 September Yearling Sale” (英語). Racing Post. 2017年7月11日閲覧。
- ^ Frank Angst. “Lady Aurelia Blowout Winner of Queen Mary” (英語). The Blood-Horse. 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Cartier Racing Awards 2016: Minding named Horse of the Year” (英語). BBC. 2017年7月11日閲覧。
- ^ Wood, Greg (2017年8月25日). “Frankie Dettori ‘dazed’ after celebrating photo-finish defeat at Ebor meeting” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2023年12月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 JBISサーチ、Racing Post
- レディオーレリア競走成績horseracingnation.com