レイモンド・フォード
2024年 | |
基本情報 | |
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通称 |
Savage(獰猛) Ray Ray(レイ・レイ) |
階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 170cm |
リーチ | 175cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1999年3月16日(25歳) |
出身地 | ニュージャージー州カムデン |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 18 |
勝ち | 16 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 1 |
引き分け | 1 |
無効試合 | 0 |
獲得メダル | ||
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アメリカ合衆国 | ||
男子 アマチュアボクシング | ||
ゴールデングローブ | ||
金 | 2018 ラルストン | バンタム級 |
全米選手権 | ||
銀 | 2017 カンザスシティ | スーパーバンタム級 |
銀 | 2018 カンザスシティ | スーパーバンタム級 |
レイモンド・フォード(Raymond Ford、1999年3月16日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ニュージャージー州カムデン出身。元WBA世界フェザー級王者。レイ・フォードとも表記される。
来歴
[編集]アマチュア時代
[編集]2018年5月、ナショナル・ゴールデン・グローブにバンタム級(56kg)で出場し、決勝でフェリックス・パリージャを判定で破り金メダルを獲得した[1]。
2018年12月、全米選手権に57kg級で出場し、決勝でデューク・ラガンに敗れた[2]。
プロ時代
[編集]フェザー級
[編集]2019年3月15日、フィラデルフィアのリアコウラス・センターにてテヴィン・ファーマー対ジョノ・キャロルの前座でプロデビュー戦を行い、4回3-0の判定勝ち。
2021年8月14日、ブレントウッドのマッチルーム・ヘッドクォーターズにてジョシュア・ブアツィ対リチャーズ・ボロツィクスの前座でリース・ベロッティとWBAアメリカ大陸フェザー級王座決定戦を行い、3回39秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
2022年6月25日、サンアントニオのテック・ポート・アリーナにてジェシー・ロドリゲス対シーサケット・ソー・ルンヴィサイの前座でIBF北米フェザー級王者リチャード・メディナと対戦し、10回3-0の判定勝ちを収め3度目のWBAアメリカ大陸王座防衛およびIBF北米王座獲得に成功した[4]。
2023年4月8日、サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートにて元WBO世界スーパーバンタム級王者ヘスス・マグダレノと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めた[5]。
2023年10月17日、WBA世界フェザー級王者リー・ウッドがスーパーフェザー級転向に伴い王座を返上したため、2024年3月2日にWBA世界フェザー級1位のオタベク・ホルマトフと2位のフォードによるWBA世界フェザー級王座決定戦が行われることが決定した。2023年11月、ホルマトフを擁するトップランク社とフォードを擁するマッチルーム・スポーツ・USAによる入札が行われ、トップランク社がマッチルーム・スポーツ・USAの提示額25万5555ドルを上回る31万7500ドルで落札し、報酬はホルマトフとフォード共に50%に当たる15万8750ドルとなった[6][7]。
2024年3月2日、ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノ内ターニング・ストーン・イベント・センターでWBA世界フェザー級1位のオタベク・ホルマトフとWBA世界フェザー級王座決定戦を行い、12回2分53秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[8]。
2024年6月1日、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナにてマッチルーム・スポーツとクイーンズベリー・プロモーションズによる5対5の対抗戦の次鋒戦でWBA世界フェザー級9位のニック・ボールと対戦するも、プロ初黒星となる12回1-2(115-113、113-115×2)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[9]。
スーパーフェザー級
[編集]2024年11月9日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターでジャロン・エニス対カレン・チュカジャン第2戦の前座でWBA北米大陸スーパーフェザー級王者でWBA世界スーパーフェザー級11位のオルランド・ゴンザレスと対戦し、10回3-0(100-88×2、99-89)判定勝ちを収め王座を獲得した[10]。
戦績
[編集]- プロボクシング:18戦 16勝 (8KO) 1敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2019年3月15日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ウィーシ・ジョンソン | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
2 | 2019年5月10日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | アレクサンドルス・ベルケンスベルグス | ラトビア | |
3 | 2019年6月29日 | ☆ | 1R 1:28 | KO | イシドロ・フィゲロア | メキシコ | |
4 | 2019年9月13日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ラファエル・カスティージョ | アメリカ合衆国 | |
5 | 2019年12月20日 | ☆ | 1R 1:41 | TKO | フランシスコ・ムロ | アメリカ合衆国 | |
6 | 2020年8月15日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | エリック・マンリケス | アメリカ合衆国 | |
7 | 2020年11月7日 | ☆ | 3R 1:26 | TKO | ラファエル・レイエス | メキシコ | |
8 | 2020年12月19日 | ☆ | 7R 1:29 | KO | フアン・アントニオ・ロペス | メキシコ | |
9 | 2021年3月13日 | △ | 8R | 判定1-1 | アーロン・ペレス | アメリカ合衆国 | |
10 | 2021年8月14日 | ☆ | 3R 0:39 | TKO | リース・ベロッティ | イギリス | WBAアメリカ大陸フェザー級王座決定戦 |
11 | 2021年11月27日 | ☆ | 8R 2:10 | TKO | フェリックス・カラバロ | アメリカ合衆国 | WBAアメリカ大陸防衛1 |
12 | 2022年2月5日 | ☆ | 10R | 判定2-1 | エドワード・バスケス | アメリカ合衆国 | WBAアメリカ大陸防衛2 |
13 | 2022年6月25日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | リチャード・メディナ | アメリカ合衆国 | WBAアメリカ大陸・IBF北米フェザー級王座統一戦 WBAアメリカ大陸防衛3・IBF北米獲得 |
14 | 2022年11月12日 | ☆ | 8R 2:20 | KO | サカリア・ルーカス | ナミビア | WBAアメリカ大陸防衛4 |
15 | 2023年4月8日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ヘスス・マグダレノ | アメリカ合衆国 | |
16 | 2024年3月2日 | ☆ | 12R 2:53 | TKO | オタベク・ホルマトフ | ウズベキスタン | WBA世界フェザー級王座決定戦 |
17 | 2024年6月1日 | ★ | 12R | 判定1-2 | ニック・ボール | イギリス | WBA王座陥落 |
18 | 2024年11月9日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | オルランド・ゴンサレス | プエルトリコ | WBA北米大陸スーパーフェザー級タイトルマッチ |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ Parrilla Falls Short at Gloves AP News 2018年5月20日
- ^ “128.USA National Championships Salt Palace Convention Center, Salt Lake City December 4-8, 2018”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2024年4月19日閲覧。
- ^ Raymond Ford Aims For Statement Win With Reece Bellotti Boxing Scene 2021年8月14日
- ^ Raymond Ford Outclasses Richard Medina Over Ten Rounds Boxing Scene 2022年6月25日
- ^ “Raymond Ford Drops Jessie Magdaleno Twice, Earns Lopsided Decision Win In First 12-Round Bout”. Boxing Scene.com (2023年4月8日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ Leigh Wood-Otabek Khlomatov: WBA Formally Orders Mandatory Title Fight Boxing Scene 2023年5月30日
- ^ Kholmatov-Ford: Top Rank Outbids Matchroom For WBA Title Fight After Signing Kholmatov To Promotional Contract Boxing Scene 2023年11月27日
- ^ Raymond Ford wins WBA featherweight world title with dramatic final-round knockout against Otabek Kholmatov Sky Sports 2024年3月3日
- ^ Nick Ball Bests Raymond Ford to Claim Featherweight Crown in Razor-Close Win Boxing Scene 2024年6月1日
- ^ “No stoppage, but Raymond Ford bounces back from first defeat”. Boxing Scene.com (2024年11月9日). 2024年11月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- レイモンド・フォード (@raysavage856) - X(旧Twitter)
- レイモンド・フォード (@raysavage856) - Instagram
- レイモンド・フォードの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 リー・ウッド |
WBA世界フェザー級王者 2024年3月2日 - 2024年6月1日 |
次王者 ニック・ボール |