リー・ウッド
基本情報 | |
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本名 | リー・ウッド |
通称 | Leigh-Thal(リーサル) |
階級 | フェザー級 |
身長 | 170cm |
リーチ | 170cm |
国籍 | イギリス |
誕生日 | 1988年8月1日(36歳) |
出身地 | ノッティンガムシャーゲドリング |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 31 |
勝ち | 28 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 3 |
リー・ウッド(Leigh Wood、 1988年8月1日 - )は、イギリスのプロボクサー。ノッティンガムシャーゲドリング出身。元WBA世界フェザー級王者。
来歴
[編集]2019年3月2日、ピーターバラのイースト・オブ・イングランド・アリーナでアブラハム・オセイ・ボンスとコモンウェルスイギリスフェザー級王座決定戦を行い、2回2分43秒KO勝ちを収め王座を獲得した[1]。
2019年5月20日、ノッティンガムのモーターポイント・アリーナでライアン・ドイルと対戦し、10回1分34秒KO勝ちを収めコモンウェルス王座の初防衛に成功した[2]。
2019年10月4日、ヨーク・ホールでWBOヨーロッパフェザー級王者デビッド・ジョイスと対戦し、9回2分23秒TKO勝ちを収め王座を獲得しトーナメント戦ゴールデン・コントラクトの準決勝に進出した[3]。
2020年2月21日、ヨーク・ホールでジェームス・ディケンズと対戦し、10回0-2(95-95、94-96、95-96)の判定負けを喫しWBOヨーロッパ王座の初防衛に失敗、王座から陥落しゴールデン・コントラクトは決勝に進めず準決勝敗退となった[4]。
2021年2月13日、ウェンブリー・アリーナでリース・マウルドとBBBofC英国フェザー級王座決定戦を行い、9回1分3秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[5]。
2021年7月31日、エセックスのブレントウッドのマッチルーム・スポーツ本社敷地内にあるファイトキャンプでWBA世界フェザー級レギュラー王者徐燦と対戦し、12回2分43秒TKO勝ちを収め判定まで残り17秒の劇的な形で王座を獲得した[6][7]。
2021年8月17日、エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツと契約した[8]。
2022年3月12日、モーターポイント・アリーナで元WBA世界フェザー級暫定王者で指名挑戦者のマイケル・コンランと対戦し、12回1分25秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[9]。
2022年9月13日、マウリシオ・ララと9月24日に防衛戦を行う予定だったが、ウッドがスパーリング中に上腕二頭筋を損傷したため試合が延期になったことが発表された[10]。その後、9月30日にWBAはウッドとスーパー王者レオ・サンタ・クルスに対戦するよう指令を出した[11]。
2022年12月12日、スーパー王者レオ・サンタ・クルスとの指名試合の入札が行われる予定だった数時間前にサンタ・クルスがスーパー王座を返上したため、ウッドはレギュラー王者から正規王者に認定された[12][13]。
2023年2月18日、ノッティンガムのモーターポイント・アリーナでマウリシオ・ララと対戦し、7回にダウンするとコーナーからタオルが投げ入れられ、TKO負け。防衛に失敗し王座陥落した。
2023年5月27日、マンチェスターのAO・アリーナでマウリシオ・ララと3ヶ月ぶりにダイレクトリマッチで再戦し、12回3-0(118-109、118-109、116-111)の判定勝ちを収め王座返り咲きを果たした。なお、水曜日の非公式事前計量でララの体重が規定より重かったため、英国ボクシング管理委員会はララがフェザー級のリミットの126ポンドまで減量するのは健康上のリスクがあると判断し、128.5ポンド以下に減量することを禁止とする裁定を下した。このためこの時点でララは体重超過となることが確定したが、金曜日の公式前日計量で129.8ポンドを計測しフェザー級のリミットを3.8ポンド(1.7kg)体重超過となり、WBAが王座剥奪と裁定を下したため、ウッドが勝利すれば王座獲得、ララが勝利すれば空位という条件で試合が行われることになった。また、両陣営の交渉でララに試合当日までの体重増量を制限する水分補給制限がつけられた[14][15][16]。
2023年10月7日、シェフィールドのシェフィールド・アリーナで前IBFフェザー級王者のジョシュ・ワーリントンとWBA世界同級タイトルマッチを行い、7回3分KO勝ちを収め、返り咲き後の初防衛に成功した。
2023年10月17日、WBA世界フェザー級王座を返上した[17]。
獲得タイトル
[編集]- BBBofCミッドランドエリアフェザー級王座
- コモンウェルスイギリスフェザー級王座
- WBOヨーロッパフェザー級王座
- BBBofC英国フェザー級王座
- WBA世界フェザー級レギュラー王座(防衛1=正規王者に認定)
- WBA世界フェザー級王座(1期目:防衛0)
- WBA世界フェザー級王座(2期目:防衛1=返上)
脚注
[編集]- ^ “Jordan Gill Destroys Emmanuel Dominguez in Three Rounds”. BoxingScene.com. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “Leigh Wood Dominates, Knocks Out Ryan Doyle in Tenth”. BoxingScene.com. 2019年5月20日閲覧。
- ^ “Coldwell Breaks Down Wood's Golden Contract Win Over Joyce”. BoxingScene.com. 2019年10月8日閲覧。
- ^ “Jazza Dickens To Face Ryan Walsh After Outpointing Leigh Wood”. BoxingScene.com. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “Leigh Wood Breaks Down, Stops Reece Mould in Brutal Fashion”. BoxingScene.com. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “Fight Camp results and highlights: Leigh Wood drops and stops Xu Can to take WBA featherweight belt”. Bad Left Hook. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “Leigh Wood Shocks Xu Can, Stops Him in Twelfth For WBA Title”. BoxingScene.com. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “Leigh Wood Targets Emanuel Navarrete, Inks Pact With Eddie Hearn”. Boxing Scene.com (2021年8月17日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “ウッドがダウン応酬激戦制す コンランを劇的フィニッシュでWBAフェザー級V1”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年3月13日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “Leigh Wood (Biceps) Injured, Lara Fight Postponed; Galahad-Hughes Elevated To Sept. 24 Main Event”. Boxing Scene.com (2022年9月13日). 2022年11月12日閲覧。
- ^ “Leo Santa Cruz-Leigh Wood: WBA To Reorder Title Consolidation Clash”. Boxing Scene.com (2022年9月30日). 2022年11月12日閲覧。
- ^ “混戦のフェザー級 サンタクルスは迷走の末にWBA王座返上 ウッドがWBA唯一の王者に”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年12月13日). 2022年12月13日閲覧。
- ^ “Leo Santa Cruz Vacates WBA 'Super' Featherweight Title; Leigh Wood Now Full Titleholder”. Boxing Scene.com (2022年12月12日). 2023年1月9日閲覧。
- ^ “Mauricio Lara vs Leigh Wood rematch in jeopardy as Lara is stripped of WBA featherweight world title after bizarre weigh-in controversy”. talkSPORT (2023年5月26日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “Mauricio Lara vs Leigh Wood 2 LIVE: Start time, undercard, live stream and how to watch – rivals meet again but Mexican misses weight and loses title”. talkSPORT (2023年5月27日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “Leigh Wood-Otabek Khlomatov: WBA Formally Orders Mandatory Title Fight”. Boxing Scene.com (2023年5月30日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “Leigh Wood Formally Vacates WBA Featherweight Title, Eyes Title Shot in 130-Pound Division”. Boxing Scene.com (2023年10月17日). 2023年12月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 徐燦 |
WBA世界フェザー級王者 2021年7月31日 - 2023年2月18日 |
次王者 マウリシオ・ララ |
空位 前タイトル保持者 マウリシオ・ララ |
WBA世界フェザー級王者 2023年5月27日 - 2023年10月17日(返上) |
空位 次タイトル獲得者 レイモンド・フォード |