テヴィン・ファーマー
基本情報 | |
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本名 | テヴィン・ファーマー |
通称 | American Idol(アメリカン・アイドル) |
階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 168cm |
リーチ | 170cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1990年7月30日(34歳) |
出身地 | ペンシルベニア州フィラデルフィア |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 37 |
勝ち | 30 |
KO勝ち | 6 |
敗け | 5 |
引き分け | 1 |
無効試合 | 1 |
テヴィン・ファーマー(Tevin Farmer、1990年7月30日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。元IBF世界スーパーフェザー級王者。
ファーマーの大叔父のジョー・ガンズは、アフリカ系アメリカ人史上初のボクシング世界王者であり、ライト級で15度の世界王座防衛に成功している。
来歴
[編集]2016年3月30日、ニューヨークのBB・キング・ブルース・クラブ・アンド・グリルで元WBC世界スーパーフェザー級王者ガマリエル・ディアスとNABF北米スーパーフェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(2者が97-90、95-92)の判定勝ちを収め王座を獲得した[1]。
2017年12月9日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターにてミゲル・ローマンVSオルランド・サリドの前座でIBF世界スーパーフェザー級4位尾川堅一とIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回1-2(112-116、113-115、116-112)の判定負けを喫した[2][3][4][5]。しかし2018年1月19日、ネバダ州アスレチック・コミッションの定例会議で、ファーマー戦試合4日前の2017年12月5日に実施された抜き打ちのドーピング検査で、尾川の尿サンプルから禁止薬物のアンドロスタネディオル(合成テストステロン)がAサンプル、Bサンプル共に陽性反応を示していたことが明らかにされた[6][7]。2018年4月18日、試合結果がファーマー敗戦から“無効試合”へ変更された[8][9]。
2018年8月3日、シドニーのテクノロジー・パークで元IBF世界フェザー級王者ビリー・ディブとIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回3-0(119-108、120-107、118-109)の判定勝ちを収め王座を獲得した[10]。
2018年8月23日、ディベイラ・エンターテイメントと共同プロモートの形でエディー・ハーン率いるマッチルーム・スポーツと契約した[11]。
2018年10月20日、ボストンのTDガーデンでIBF世界スーパーフェザー級6位のジェームス・テニソンと対戦し、3年振りのKO勝ちとなる5回1分44秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[12]。
2018年12月15日、マディソン・スクエア・ガーデンでIBF世界スーパーフェザー級13位のフランシスコ・フォンセカと対戦し、12回3-0(3者共117-111)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[13]。
2019年3月5日、フィラデルフィアのリアコウラス・センターでIBF世界スーパーフェザー級4位のジョノ・キャロルと対戦し、12回3-0(2者が117-111、117-110)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[14]。
2019年7月27日、テキサス州アーリントンのテキサス大学アーリントン校内カレッジ・パーク・センターでIBF世界スーパーフェザー級3位のギョーム・フレノワと対戦し、12回3-0(2者が116-111、119-108)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した[15]。
2020年1月30日、マイアミのメリディアン・アット・アイアンド・ガーデンズでIBF世界スーパーフェザー級11位ジョセフ・ディアスと対戦し、12回0-3(112-116、2者が113-115)の判定負けを喫し5度目の防衛に失敗、王座から陥落した[16]。
2022年8月12日、アリゾナ州のフィンドレー・トヨタ・センターで行われる興行のメインイベントでミッキー・ベイとの対戦が組まれ、興行が始まり前座の試合も開始されていた中、ファーマーはベイと共にファイトマネーの未払いを理由に試合出場をキャンセルした[17]。
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ Tevin Farmer Wins Big; Lee Edges Galeano Following Scoring Error BoxingScene.com 2016年3月30日閲覧
- ^ Ogawa defeats Farmer to claim IBF 130lb title Fightnews.com 2017年12月10日
- ^ 新王者誕生! 尾川堅一、判定勝ちに雄叫び 米国での日本人の王座奪取は36年ぶり スポニチアネックス 2017年12月10日
- ^ 尾川堅一が2-1勝ち! ラスベガスで王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月10日
- ^ “Tevin Farmer misses out on world title glory after Kenichi Ogawa takes split decision”. Sky sports (2018年5月20日). 2019年12月7日閲覧。
- ^ “NSAC suspends Kenichi Ogawa after revealing prefight positive test”. ESPN.com (2018年1月19日). 2018年3月30日閲覧。
- ^ “ボクシング王者の尾川堅一、ドーピング検査で陽性反応”. 朝日新聞 (2018年1月19日). 2018年3月30日閲覧。
- ^ 尾川堅一の王座はく奪 決定戦は無効試合の裁定 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月19日
- ^ “Kenichi Ogawa stripped of junior lightweight title, suspended until June 9”. ESPN.com (2018年4月19日). 2018年6月27日閲覧。
- ^ Farmer Drops Dib, Easily Wins Decision, IBF 130-Pound Title BoxingScene.com 2018年8月3日閲覧
- ^ Tevin Farmer Inks Co-Promotional With Eddie Hearn, Lou DiBella BoxingScene.com 2018年8月23日閲覧
- ^ Tevin Farmer Knocks Out Tennyson With Body Shot In Fifth BoxingScene.com 2018年10月20日閲覧
- ^ Tevin Farmer Retains IBF Title, Decisions Francisco Fonseca BoxingScene.com 2018年12月15日閲覧
- ^ Tevin Farmer Rocks, Decisions a Game Jono Carroll To Retain BoxingScene.com 2019年3月5日閲覧
- ^ Tevin Farmer Boxes Past Guillaume Frenois To Retain IBF Title BoxingScene.com 2019年7月27日閲覧
- ^ Joseph Diaz Stuns Tevin Farmer, Captures IBF Title BoxingScene.com 2020年1月30日閲覧
- ^ “Notebook: WBA to Bivol: Fight Zurdo next as it denies exception request”. Dan Rafael (2022年8月13日). 2022年8月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 ガーボンタ・デービス |
IBF世界スーパーフェザー級王者 2018年8月3日 - 2020年1月30日 |
次王者 ジョセフ・ディアス |