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ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦
艦級概観
艦種 弾道ミサイル原子力潜水艦
就役開始 1971年12月1日
退役完了 2003年
次級 ランフレクシブル
性能諸元
排水量 水上排水量 8,080t
水中排水量 8,920t
全長 128.7m
全幅 10.6m
吃水 10m
機関 加圧水型原子炉/原子力ターボ・エレクトリック方式 1軸 11,760kW
(予備)発電用ディーゼルエンジン2基 1,500kW
速力 水中:25ノット、水上:20ノット
潜行深度 250m以上
行動日数 65日
乗員 135人
兵装 533mm魚雷発射管 4門
L5またはF17魚雷 18発
エグゾセSSM
M4潜水艦発射弾道ミサイル 16発
レーダー DRUA33航海レーダー
ソナー DSUX21アクティブ/パッシブソナー
DUUX5パッシブソナー
DSUV 61B曳航ソナー
その他 ARUR13 レーダー感知装置

ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦 (Les Sous-marin nucléaire lanceur d'engins Classe Le Redoutable) は、フランス海軍原子力弾道ミサイル潜水艦(仏 sous-marin nucléaires lanceurs d'engins, SNLE、英 SSBN)。5隻が建造され、2003年のランドンターブルの退役を持って全て退役した。

概要

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フランス独自の核兵器の戦力化の一環として、計画・建造された[1]。フランスとして最初のSNLEであり、建造当初はM1[2]もしくはM2/M20潜水艦発射弾道ミサイルを搭載していたが、ル・ルドゥタブルを除く各艦は大規模な改修工事を受け、大型化した新型ミサイルであるM4/M45に対応した。

潜水艦発射弾道ミサイルの垂直ミサイル発射筒は、司令塔の後方、艦の中央部に2列で並び、計16基が装備されている[2]。また、艦首には、自衛用の魚雷発射管4門がある[2]。原子炉/タービン/モーターは、ミサイル格納部の後方、艦尾近くにある。また、ターボ・エレクトリック方式の機関であり、交流発電機を用い、整流器を経て、直流モーターからスクリューを駆動させている[2]

後継となるル・トリオンファン級原子力潜水艦は、1997年から就役を開始している。

同型艦

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準同型艦

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ランフレクシブルは、ル・ルドゥタブル級を改良した艦[1]であり、単独の級として扱われる場合もある。

脚注

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  1. ^ a b 「フランス海軍の戦後戦略とその潜水艦部隊」,日野景一,世界の艦船,1992年9月号 P98-101,海人社
  2. ^ a b c d 「フランス潜水艦のテクノロジー」,寺田明,世界の艦船,1992年9月号 P75-93,海人社

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦に関するカテゴリがあります。