ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦
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ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦 | ||
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艦級概観 | ||
艦種 | 弾道ミサイル原子力潜水艦 | |
就役開始 | 1971年12月1日 | |
退役完了 | 2003年 | |
次級 | ランフレクシブル | |
性能諸元 | ||
排水量 | 水上排水量 | 8,080t |
水中排水量 | 8,920t | |
全長 | 128.7m | |
全幅 | 10.6m | |
吃水 | 10m | |
機関 | 加圧水型原子炉/原子力ターボ・エレクトリック方式 1軸 | 11,760kW |
(予備)発電用ディーゼルエンジン2基 | 1,500kW | |
速力 | 水中:25ノット、水上:20ノット | |
潜行深度 | 250m以上 | |
行動日数 | 65日 | |
乗員 | 135人 | |
兵装 | 533mm魚雷発射管 | 4門 |
L5またはF17魚雷 | 18発 | |
エグゾセSSM | ||
M4潜水艦発射弾道ミサイル | 16発 | |
レーダー | DRUA33航海レーダー | |
ソナー | DSUX21アクティブ/パッシブソナー | |
DUUX5パッシブソナー | ||
DSUV 61B曳航ソナー | ||
その他 | ARUR13 レーダー感知装置 |
ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦 (Les Sous-marin nucléaire lanceur d'engins Classe Le Redoutable) は、フランス海軍の原子力弾道ミサイル潜水艦(仏 sous-marin nucléaires lanceurs d'engins, SNLE、英 SSBN)。5隻が建造され、2003年のランドンターブルの退役を持って全て退役した。
概要
[編集]フランス独自の核兵器の戦力化の一環として、計画・建造された[1]。フランスとして最初のSNLEであり、建造当初はM1[2]もしくはM2/M20潜水艦発射弾道ミサイルを搭載していたが、ル・ルドゥタブルを除く各艦は大規模な改修工事を受け、大型化した新型ミサイルであるM4/M45に対応した。
潜水艦発射弾道ミサイルの垂直ミサイル発射筒は、司令塔の後方、艦の中央部に2列で並び、計16基が装備されている[2]。また、艦首には、自衛用の魚雷発射管4門がある[2]。原子炉/タービン/モーターは、ミサイル格納部の後方、艦尾近くにある。また、ターボ・エレクトリック方式の機関であり、交流発電機を用い、整流器を経て、直流モーターからスクリューを駆動させている[2]。
後継となるル・トリオンファン級原子力潜水艦は、1997年から就役を開始している。
同型艦
[編集]- ル・ルドゥタブル (意味:戦慄、S611、1971年就役、1991年退役)
- ル・テリブル (意味:恐怖、SS612、1973年就役、1996年退役)
- ル・フードロワイヤン (意味:電撃、S610、1974年就役、1998年退役)
- ランドンターブル (意味:強固、S613、1976年就役、2003年退役)
- ル・トナン (意味:雷鳴、S614、1980年就役、1999年退役)
準同型艦
[編集]ランフレクシブルは、ル・ルドゥタブル級を改良した艦[1]であり、単独の級として扱われる場合もある。
脚注
[編集]関連項目
[編集]ウィキメディア・コモンズには、ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦に関するカテゴリがあります。