ラピッド (駆逐艦・2代)
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基本情報 | |
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艦歴 | |
起工 | 1941年6月16日 |
進水 | 1942年7月16日 |
竣工 | 1943年2月20日 |
その後 | 1961年に標的艦として海没処分 |
要目 | |
排水量 |
基準:1,705トン 満載:2,425トン |
全長 | 358.25 ft (109.2 m) |
最大幅 | 35.75 ft (10.9 m) |
吃水 | 9.5 ft (2.9 m) |
機関 | 2軸推進、40,000 shp (30,000 kW) |
最大速力 | 36ノット (67 km/h) |
乗員 | 176名 |
ラピッド (HMS Rapid, H32) はイギリス海軍の駆逐艦。R級。
艦歴
[編集]キャメル・レアード社で建造[1]。1941年6月16日起工[1]。1942年7月16日進水[1]。1943年2月20日竣工[1]。
就役後、フリータウンを拠点に、次いで南アフリカ水域で船団護衛や対潜任務に従事した[2]。
それからインド洋で幾つかの作戦に参加した。参加した作戦には次のものがある。
- クリムズン作戦 - 1944年7月。サバン攻撃。
- バンケット作戦 - 1944年8月。スマトラ島パダン空襲。
- ライト作戦 - 1944年9月。スマトラ島シグリ空襲など。
- マタドール作戦 - 1945年1月。ラムリー島上陸作戦。
- サファイス作戦、トレイニング作戦 - 1945年2月。アンダマン海での船舶攻撃。
1945年3月19日、トランスポート作戦中のアンダマン諸島攻撃時に陸上からの砲撃で損傷。戦死11、負傷21。アキャブでの応急修理後、南アフリカのサイモンズタウンへ向かいそこで修理を受けた。
戦後15型フリゲートに改装される。1981年に標的として処分された。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- John English, Obdurate to Daring: British Fleet Destroyers 1941-1945, World Ship Society, 2008, ISBN 978-0-9560769-0-8