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ラスト・ワルツ (森田童子のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ラスト・ワルツ』
森田童子スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ワーナー・ブラザース/
ワーナー・パイオニア
チャート最高順位
森田童子 アルバム 年表
東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤
1978年
ラスト・ワルツ
1980年
友への手紙 森田童子自選集
1981年
『ラスト・ワルツ』収録のシングル
  1. ラスト・ワルツ
    リリース: 1981年1月25日
  2. たとえばぼくが死んだら('93 Single Mix)」
    リリース: 1993年10月10日
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ラスト・ワルツ』は、森田童子の4枚目のオリジナル・アルバム。1980年11月20日にワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)より発売された。

概要

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  • コピーは「美しき明日についても語れず ただあなたとun deux trois すべてが帰らぬ un deux trois この暗き部屋の窓から 街の灯はまばゆく 自由が見える すべてが遠きこの時よ このまま若い日が終わるのなら せめて最後にラストワルツ」[1]このコピー文は「ラスト・ワルツ」の歌詞の一節である。
  • ポリドールK.K.(現:ユニバーサルミュージックLLC)からワーナー・パイオニアに移籍。前作『ア・ボーイ』から約3年ぶりのオリジナル・アルバム。
  • 1993年にドラマ『高校教師』がヒットした際、このアルバムを含むアルバム7作が、88年盤から、ジャケット及びブックレットをリニューアルし(オリジナル・レコード盤のジャケットを再現せず、再トリミング、加工、差し替えなどが施されている)、ワーナーミュージック・ジャパンからCDで再発売された。このアルバムは今回の再発売で初CD化。ジャケット写真はオリジナルのレコード、カセットとは全く別の時のもの(1978年にカセットのみで発売された「森田童子全曲集」のイラスト・ジャケットの元になった写真)に差し替えられた。
  • 1993年にテレビドラマに続き、映画『高校教師』の主題歌に「たとえばぼくが死んだら」が使用され、発売から13年経た1993年10月にシングル用のミックスで、シングルカットした。
  • 2016年7月に本作を含むオリジナル・アルバム7作、ベスト・アルバム2作(内1作初CD化)の計9タイトルが、小澤賢太郎(音楽出版ジュンアンドケイ)の企画・監修で、ユニバーサルミュージックLLCより、オリジナル・マスター・テープからデジタル・リマスタリングされた音源/SHM-CD仕様で復刻。ジャケットは一部を除いて、オリジナル・レコード盤の仕様、歌詞カードのデザインは1993年CD盤の仕様を基盤に構成された(軌跡とディスコグラフィは割愛されている)。また9作全てがオリコンにチャート・インした。この作品では、23年振りの再発売、1993年初CD化時にジャケット差し替えがあったが、久々にオリジナル・ジャケットに戻った。

収録曲

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LP

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SIDE ONE
全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「赤いダウンパーカーぼくのともだち」森田童子森田童子
2.「菜の花あかり」森田童子森田童子
3.「海が死んでもいいョって鳴いている」森田童子森田童子
4.「グリーン大佐答えて下さい」森田童子森田童子
合計時間:
SIDE TWO
全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「みんな夢でありました」森田童子森田童子
2.「きれいに咲いた」森田童子森田童子
3.「たとえばぼくが死んだら」森田童子森田童子
4.「ラスト・ワルツ」森田童子森田童子
合計時間:

CD

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SHM-CD
全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「赤いダウンパーカーぼくのともだち」森田童子森田童子
2.「菜の花あかり」森田童子森田童子
3.「海が死んでもいいョって鳴いている」森田童子森田童子
4.「グリーン大佐答えて下さい」森田童子森田童子
5.「みんな夢でありました」森田童子森田童子
6.「きれいに咲いた」森田童子森田童子
7.「たとえばぼくが死んだら」森田童子森田童子
8.「ラスト・ワルツ」森田童子森田童子
合計時間:

楽曲解説

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  1. 赤いダウンパーカーぼくのともだち
    • 1stアルバム『GOOD BYEグッドバイ』収録の『さよならぼくのともだち』の歌詞の一部が曲中モノローグとして挿入されている。
  2. 菜の花あかり
    4thシングル「ラスト・ワルツ」(B面)として、1981年1月にシングル・カット。
  3. 海が死んでもいいョって鳴いている
  4. グリーン大佐答えて下さい
  5. みんな夢でありました
  6. きれいに咲いた
  7. たとえばぼくが死んだら
    1993年10月にシングル用のミックスで、シングル・カット。
  8. ラスト・ワルツ
    4thシングル(A面)として翌年の1981年1月にシングル用の編集ヴァージョンでシングル・カット。

クレジット

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発売形態

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形態 発売日 品番 発売元 備考
LP 1980年11月20日 L-12014A ワーナー・ブラザース/ワーナー・パイオニア オリジナル発売。
CT LKF-7016
CD 1993年04月10日 WPCL-752 ワーナー・ブラザース/ワーナーミュージック・ジャパン 【初CD化】ジャケット変更
SHM-CD 2016年07月20日 UPCY-7158 USMジャパン/ユニバーサルミュージックLLC 【CD再発】2016年デジタルリマスタリング。LPと同じジャケット。

カバー

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みんな夢でありました
たとえばぼくが死んだら

脚注

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注釈

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  1. ^ ノイズの中で森田童子をカバーする’というコンセプトを基に、かねてから構想していた発起人であるバンド・非常階段JOJO広重ガールズバンド・ANGEL'IN HEAVY SYRUP(エンジェリン・ヘヴィ・シロップ)の板倉ミネコ(MIneko / ボーカル担当)と3ピースバンドSUBVERT BLAZE(サバート・ブレイズ)の藤原弘昭(Fujiwara / ギター並びにヴァイオリン担当)で結成されたユニット。
  2. ^ 2013年3月30日から山中の全国ソロツアー‘Buzzy Roars Tour’の各ライブ会場・通販(当時)で限定販売された。

出典

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  1. ^ オリジナルLP帯より。森田童子のオフィシャル・アルバム8作は全てコピー文が掲載されている。
  2. ^ a b → タクトホームページhome → 歌謡曲・ジャパニーズポップスTOPページ → す → スラップ・ハッピー・ハンフリー SLAP HAPPY HUMPHREY ”. タクトトップページ. 2013年3月19日閲覧。
  3. ^ 山中さわお「俺が言いたい事はシュリスペイロフをよろしくねっていう事だよ」”. BARKS. 2013年3月19日閲覧。

関連項目

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