コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

奥石廊ユウスゲ公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユウスゲ公園から転送)

奥石廊ユウスゲ公園(おくいろうユウスゲこうえん、座標[1])は、静岡県賀茂郡南伊豆町にある公園[2][3]静岡県道16号下田石廊松崎線沿いに位置する[4][5]伊豆半島および静岡県では唯一[6][7]、そして日本有数のユウスゲユリ科ワスレグサ属多年草)の群生地である[8]。単にユウスゲ公園[9][10][11]、また池の原ユウスゲ公園とも呼ばれる[12]

行政区画上は南伊豆町大字入間と同町大字石廊崎に跨る形で位置する[注 1][14]。南伊豆町が群生地周辺に公園を整備し、2000年(平成12年)に完成した[3]。南伊豆町の資料によれば、オープンは2001年(平成13年)4月1日となっている[注 2][17]。公園面積は約600 m2[18]、もしくは3 ha[19]、10 haと報じられている[20][21]伊豆半島ジオパークのジオサイトとして選定されている[9]

地理

[編集]
奥石廊ユウスゲ公園周辺の空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。2013年8月11日撮影。

伊豆半島の最南端である石廊崎の西方にある「奥石廊」と呼ばれるエリアには「池の原」と呼ばれる小さな高原がある[9]。池の原は暗灰色から優黒色の溶岩からなる地形で、盾状溶岩丘(標高約110 m)とそれから南東へ続く溶岩流から構成され[22]太平洋フィリピン海駿河湾)に面した海食崖の上に海抜高度約50 mの比較的平坦な地形が広がり[23]ススキなどのが一面に生い茂っている[24]

奥石廊は数百万年前の海底火山の噴出物が広く分布しており[9]火山活動で形成された火山角礫岩層が隆起し、荒波によって削られた波食地形が広がる[25]。このことから岩石海岸険しい海岸線が特徴的だが、池の原一帯は約40万年前ごろの中期更新世(伊豆半島が本州に衝突して陸続きになった後)に活動していた標高106 mの火山南崎」(なんざき、座標[26])からの噴出物である玄武岩質の溶岩流スコリア丘[27]によって険しい谷が埋め立てられたことにより、なだらかな丘が形成されている[9]。南崎は石廊崎の西北西約1.5 kmに位置し、1つのスコリア丘とそれを一部覆うアルカリ玄武岩の溶岩流からなる単成火山で[28]、東西約1 km、南北約0.7 kmの小火山体である[29]。南崎からは東日本では数少ないネフェリン[28]、および日本では珍しいベイサナイト珪酸不飽和の玄武岩の一種)が発見されている[注 3][31]石廊崎港から出ている遊覧船に乗船して海上からユウスゲ公園を見ると、白い岩石からなる海底火山の噴出物の上に、南崎火山からの噴出物(灰色の溶岩流・鉄分が酸化した赤茶色のスコリア)が積み重なっている様子や[9]、海食崖(西側の高さ約90 m)に露出した南崎火山の火口の断面が観察できる[27]

ユウスゲの花。滋賀県伊吹山で撮影

その池の原の海岸から山にかけて広がる約10 haの草原[2]、離れ小島など[32]にユウスゲが群生しており[2]、奥石廊を一望できる丘の上に「ユウスゲ公園」がある[9]。ユウスゲは7月中旬から8月中旬にかけて開花する植物で、夕方ごろ(14 - 15時ごろ)から黄色い花を咲かせ始め、18時ごろには満開となるが、翌朝には花がしぼむ[2]。ユウスゲは日本では全国的に希少な植物であり、富士箱根伊豆国立公園の指定植物になっており[2]、半島南端の夏の風物詩として親しまれている[19]。周囲は木が少なく日当たりが良いため、ユウスゲ以外にも一年中草花を観察することができる[注 4][34]

歴史

[編集]

池の原には日本でも数少ないユウスゲの群生地が残っていたことから、南伊豆町は希少価値の高いユウスゲを保護・育成し、地域の地域観光資源として活用するため「ユウスゲの里づくり」を推進した[18]。1995年(平成7年)[18]、もしくは1996年(平成8年)2月には[32]、町や県、静岡県農業試験場南伊豆分場[注 5]下田南高校南伊豆分校の生徒、地元住民らによる「ユウスゲ愛好会」が結成された[18]。愛好会は群生地の現状・分布調査を行い、ユウスゲの生育を阻害するを刈り取ったり、採取したユウスゲの種子を発芽試験栽培した上で、育った苗を植栽したりといった保護活動を行った[18]。愛好会は翌1997年平成9年)から休眠状態になっており、その間の増殖などは町と県農業試験場南伊豆分場、下田南高校南伊豆分校の生徒らの手で行われていたが、2001年(平成13年)2月には行政と民間が連携して貴重な群生地の保全・保護などをより積極的に行い、群生地をより多くの人々に知ってもらうことを目的に、環境省自然保護官などの専門家や学校関係者、地元住民らも加わって愛好会が再結成された[32]

1997年10月に初の植栽活動が行われ、それから2度目の夏となる1999年(平成11年)7月ごろには花壇に植栽した花が初めて満開を迎えた[37]。2000年には南伊豆町が群生地周辺を公園化し、遊歩道から間近に花を鑑賞できるようになった[注 6][39]。また同年には木造モニュメントも整備されたが、このモニュメントは潮風で老朽化したため、町は2014年(平成26年)3月には新たに御影石製の円形のモニュメントを整備した[40]。このモニュメントには鐘が取り付けられ「ハッピーベル」と呼ばれているが[40]、この「幸せを招く鐘」は、後述する「愛逢岬」(座標)の名に由来するものである[41]

特徴

[編集]

ユウスゲ公園は海岸の景勝を見下ろす丘にあり[6]、周囲にはリアス式海岸が広がる[42]。遊歩道からは愛逢岬から伊豆西南海岸の景観を[43]、公園からはヒリゾ浜大根島、入間千畳敷[44]波勝崎などの複雑な海岸線や駿河湾が眺望できる[45]。群生地を保護するため、遊歩道以外は立ち入り禁止になっている[9]

駿河湾の夕陽を眺めることもでき[12]、夕方になると夕陽の赤、海の青、そしてユウスゲの花の黄色のコントラストにより、独特の風景が作り出されると評されている[46]。石廊崎以東と比べてやや遠景にはなるが、公園の頂上からは初日の出を眺めることもできる[47]

ユウスゲ公園から下田石廊松崎線沿いに約300 m東方には愛逢岬がある[48]。ユウスゲ公園と愛逢岬の間に「大根島」があり、崖下にヒリゾ浜がある[45]

メディアでの紹介

[編集]

2019年4月 - 6月にかけて行われた「静岡デスティネーションキャンペーン」の宣伝のため、東日本旅客鉄道(JR東日本)が同年3月から放送したテレビCM大人の休日倶楽部『伊豆半島ジオパーク編』」では、伊豆半島のジオサイトの1つとしてユウスゲ公園が取り上げられている[49]

アクセス

[編集]

最寄りバス停東海バスの「愛逢岬」バス停(座標)で[50]、ユウスゲ公園までは徒歩約5分の場所に位置する[51]伊豆急下田駅からの所要時間はバスで約45分[50]、ないし60分である[51]。ただし「愛逢岬」バス停の停車本数は1方向あたり1 - 2便/日と少ない[52]

公園そばに数台分の駐車場があるほか、「愛逢岬」にも駐車場がある[51]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ただし一帯を南伊豆町大字中木としている文献もある[13]
  2. ^ ゼンリン住宅地図によれば、「ユウスゲ公園」の名称が初めて掲載されたのは2002年版(同年6月発行)で[15]、2000年版(同年2月発行)にはまだ記載はなかった[16]
  3. ^ 日本でベイサナイト - ネフェリナイト質溶岩が産出された報告はこの南崎と、中国地方の小クラスターに限られる[30]
  4. ^ ユウスゲ以外にもイソギクキキョウカワラナデシコなどが自生している[33]
  5. ^ 静岡県農業試験場は2007年(平成19年)、組織再編により「静岡県農林技術研究所」へ改称している[35]。農業試験場南伊豆分場も同年に「農林技術研究所伊豆農業研究センター南伊豆圃場」へ改称したが、南伊豆圃場は2009年(平成21年)6月に業務を停止し、機能をセンター内に移転している[36]
  6. ^ 町は公園化に伴い、斜面に階段と柵を設けた[38]

出典

[編集]
  1. ^ ゼンリン 2023, H-2.
  2. ^ a b c d e 奥石廊ユウスゲ公園”. 南伊豆町ホームページ. 南伊豆町 (2002年4月25日). 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  3. ^ a b 静岡新聞』2000年8月8日朝刊19頁「火・水・木―わがまち自慢・風景編=奥石廊崎(南伊豆町) ユウスゲが絶景に彩り」(静岡新聞社 南伊豆町観光協会・山本照彦)
  4. ^ 伊豆新聞』2019年7月15日下田版1頁「ユウスゲ開花始まる 夕暮れの奥石廊―南伊豆 7月下旬〜8月が見頃」(伊豆新聞本社)
  5. ^ 『伊豆新聞』2020年8月1日下田版1頁「日没前後に開花ピーク ユウスゲの大群落、見頃―南伊豆・奥石廊」(伊豆新聞本社)
  6. ^ a b 『静岡新聞』1998年7月11日朝刊13頁「海風に揺れるかれんな花―南伊豆・奥石廊のユウスゲが見ごろ(ウオッチング)」(静岡新聞社)
  7. ^ 朝日新聞』2003年8月10日東京朝刊静岡版2面34頁「ユウスゲ群生地、可憐な花咲かす 南伊豆の奥石廊崎 /静岡」(朝日新聞東京本社・静岡総局)
  8. ^ 『静岡新聞』1999年7月7日朝刊17頁「夏の夕を彩る、かれんな花 ユウスゲ花壇が満開に―南伊豆」(静岡新聞社)
  9. ^ a b c d e f g h 伊豆半島ジオパーク > 南伊豆エリア:石廊崎・池の原ジオサイト > ユウスゲ公園:海底火山の記憶を一望する天然のテラス”. 伊豆半島ジオパーク. 一般社団法人 美しい伊豆創造センター. 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  10. ^ 『伊豆新聞』2010年12月10日下田版1頁「最南端で“冬支度” 西風、塩害から50本を保護―南伊豆奥石廊でコモ掛け」(伊豆新聞本社)
  11. ^ 『伊豆新聞』2019年5月17日伊東版8頁「神々のジオ [16]=ユウスゲ公園(南伊豆町)」(伊豆新聞本社 アトリエ・ロッキー空撮事業部代表 伊藤堯)
  12. ^ a b 『伊豆新聞』2012年7月28日下田版3頁「夕暮れに清楚な花―南伊豆・奥石廊ユウスゲ」(伊豆新聞本社)
  13. ^ 昭文社 2021, 92頁「下田」C-5.
  14. ^ ゼンリン 2023, 8頁H-2・H-3.
  15. ^ 『ゼンリン住宅地図2000 静岡県 賀茂郡 南伊豆町』2000年2月、ゼンリン東海、52頁D-5「ユウスゲ公園」「奥石廊崎〔バス停〕」
  16. ^ 『ゼンリン住宅地図2000 静岡県 賀茂郡 南伊豆町』2002年6月、ゼンリン東海、52頁D-5
  17. ^ 【南伊豆町のあゆみ】」『平成29年 町勢要覧 資料編』(PDF)南伊豆町企画課(編集発行)、2017年9月、53頁。オリジナルの2024年1月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240101132409/https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2016022600034/file_contents/H29_Book.pdf#page=552024年1月1日閲覧 
  18. ^ a b c d e 『静岡新聞』1997年10月21日朝刊19頁「ユウスゲの繁殖本格化 7000本の苗植える―南伊豆・奥石廊」(静岡新聞社)
  19. ^ a b 『伊豆新聞』2011年7月30日下田版3頁「ユウスゲ見頃 草原黄色く染める―南伊豆・奥石廊」(伊豆新聞本社)
  20. ^ 『伊豆新聞』2012年7月28日下田版3頁「夕暮れに清楚な花―南伊豆・奥石廊ユウスゲ」(伊豆新聞本社)
  21. ^ 『伊豆新聞』2016年7月9日下田版2頁「黄色くかれんな花 南伊豆・奥石廊崎でユウスゲ見頃」(伊豆新聞本社)
  22. ^ 黒田直 1976, p. 382.
  23. ^ 角清愛 & 前田憲二郎 1974, p. 137.
  24. ^ 』1967年9月号(第41巻第9号、通巻:第484号、1967年9月1日発行)本誌特派・小野清子(慶応義塾大学講師)84頁「子供づれで楽しんだ伊豆エック」(新潮社
  25. ^ 『伊豆新聞』2011年2月1日伊東版1頁「伊豆ジオパーク 世界認定を目指して(10)=第1部・主なジオサイト 伊豆最南端の特異な海岸美 石廊崎・池の原 (南伊豆エリア)」(伊豆新聞本社)
  26. ^ 日本の火山 > 第四紀火山 > 個別火山 > 南崎 Nanzaki”. 地質情報データベース. 地質調査総合センター. 2024年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月2日閲覧。
  27. ^ a b 狩野謙一 & 伊藤谷生 2016, p. 425.
  28. ^ a b 後藤潔 & 荒井章司 1986, p. 307.
  29. ^ 倉沢一 & 道野郁 1976, p. 19.
  30. ^ 大鹿淳也、荒川洋二、遠藤大介、新村太郎、森康「3-B07 伊豆弧,南崎ベイサナイト質マグマの成因に関する岩石学的研究(マグマの発生と移動2,口頭発表)」『日本火山学会講演予稿集』第2010巻、特定非営利活動法人 日本火山学会、2010年10月9日、79頁、doi:10.18940/vsj.2010.0_792024年1月2日閲覧 
  31. ^ 青木謙一郎, 吉田武義 & 石川賢一 1987, p. 119.
  32. ^ a b c 読売新聞』2001年2月7日東京朝刊静岡版2面33頁「一夜限りの花・ユウスゲを守れ!南伊豆で官民が愛好会、再結成=静岡 草刈りや定植、遊歩道も」(読売新聞東京本社・静岡支局)
  33. ^ ユウスゲ公園(出会いの鐘)”. 南伊豆町観光協会(Minami-izu Tourism Association). 南伊豆町観光協会. 2024年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月2日閲覧。
  34. ^ 伊豆半島ジオパーク認定ガイド(著)、山之内伸仁(南伊豆町地域おこし協力隊)(編)「伊豆ジオ巡り/ユウスゲ公園 南崎火山が織りなす丘とその眺望」(PDF)『ミナミイズム』第4号、南伊豆町地域おこし協力隊、2013年12月1日、6-7頁、2023年12月30日閲覧  - 2013年・2014年冬号。
  35. ^ 農林技術研究所/研究所の概要”. 静岡県 (2018年4月12日). 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  36. ^ 伊豆農業研究センターの沿革”. 静岡県公式ホームページ. 静岡県 (2023年1月13日). 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  37. ^ 『静岡新聞』1999年7月7日朝刊17頁「夏の夕を彩る、かれんな花 ユウスゲ花壇が満開に―南伊豆」(静岡新聞社)
  38. ^ 『朝日新聞』2001年7月28日東京朝刊静岡版2面34頁「一夜限りの灯台、伊豆半島のユウスゲ 南伊豆町 /静岡」(朝日新聞東京本社・静岡総局)
  39. ^ 『静岡新聞』2000年7月21日夕刊1頁「ユウスゲ、海風に揺れ―南伊豆・奥石廊」(静岡新聞社)
  40. ^ a b 『伊豆新聞』2014年3月31日下田版1頁「幸せ招く“鐘”の丘 ゆうすげ公園にモニュメント完成―南伊豆」(伊豆新聞本社)
  41. ^ 『伊豆新聞』2016年1月1日伊東版6頁「伊豆の穴場(1) 公園内に「幸せ招く鐘」 南伊豆町・愛逢岬」(伊豆新聞本社)
  42. ^ 『静岡新聞』2006年8月3日朝刊18頁「黄昏にかれん、一夜花―南伊豆・奥石廊でユウスゲ見ごろ」(静岡新聞社)
  43. ^ 『伊豆新聞』2015年8月6日下田版3頁「ユウスゲ見頃 夏の夕暮れに黄の花―南伊豆・奥石廊」(伊豆新聞本社)
  44. ^ 『伊豆新聞』2018年7月16日号下田版1頁「ユウスゲの大群落、見頃 黄色い花弁揺れる―南伊豆奥石廊」(伊豆新聞本社)
  45. ^ a b 『伊豆新聞』2011年11月2日伊東版1頁「伊豆ジオパーク 世界認定を目指して(68)=第8部 支える人(5) 南伊豆エリア 住民行動が成否の鍵」(伊豆新聞本社)
  46. ^ 『静岡新聞』2001年7月25日夕刊2頁「はかなくかれんに 南伊豆でユウスゲが見ごろ」(静岡新聞社)
  47. ^ 『伊豆新聞』2011年12月31日下田版1頁「石廊崎は午前6時42分 南伊豆は蓑掛岩など人気―初日の出」(伊豆新聞本社)
  48. ^ 『伊豆新聞』2013年12月6日下田版3頁「さあ冬支度 南伊豆・奥石廊崎でココスヤシこも巻き」(伊豆新聞本社)
  49. ^ テレビCM「大人の休日倶楽部」の撮影が行われました!”. 下田市 (2019年). 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  50. ^ a b ユウスゲ公園[賀茂郡南伊豆町]”. アットエス. 静岡新聞社. 2022年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ2023年12月30日閲覧。
  51. ^ a b c ユウスゲ公園”. 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク. (一般社団法人)美しい伊豆創造センター. 2023年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年1月1日閲覧。
  52. ^ 愛逢岬 停留所通過予定時刻表” (PDF). 東海バス (2023年6月30日). 2024年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月1日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 角清愛、前田憲二郎「伊豆半島南端部で発見されたアルカリ橄欖石玄武岩」『地質学雑誌』第80巻第3号、一般社団法人 日本地質学会、1974年3月15日、137-140頁、doi:10.5575/geosoc.80.1372024年1月2日閲覧 
  • 倉沢一、道野郁「伊豆半島西・南部地域火山岩類の岩石学的および化学的性質」『火山 第2集』第21巻第1号、特定非営利活動法人 日本火山学会、1976年8月15日、11-29頁、doi:10.18940/kazanc.21.1_112024年1月2日閲覧 
  • 黒田直「南崎火山,池の原ベイサナイト質溶岩」『地質学論集』第13号、日本地質学会、1976年12月30日、381-387頁、CRID 1540291245389105920NAID 110003025690NDLJP:10809254 
  • 後藤潔、荒井章司「伊豆半島,南崎火山のネフェリン・ベイサナイトについて」『地質学雑誌』第92巻第4号、一般社団法人 日本地質学会、1986年4月15日、307-310頁、doi:10.5575/geosoc.92.3072024年1月2日閲覧 
  • 青木謙一郎、吉田武義、石川賢一「伊豆半島,南崎火山ベイサナイトのインコンパティブル元素含有量」『岩石鉱物鉱床学会誌』第82巻第3号、一般社団法人 日本鉱物科学会、1987年3月5日、119-122頁、doi:10.2465/ganko1941.82.1192024年1月2日閲覧 
  • 狩野謙一、伊藤谷生「伊豆半島南部の新第三系白浜層群に見られる浅海底火山活動と堆積・造構過程との相互作用」『地質学雑誌』第122巻第8号、一般社団法人 日本地質学会、2016年8月15日、413-432頁、doi:10.5575/geosoc.2016.00392024年1月2日閲覧 
  • 『静岡県 賀茂郡 南伊豆町 202309』ゼンリン〈ゼンリン住宅地図〉、2023年9月。ISBN 978-4432544806国立国会図書館書誌ID:033028640全国書誌番号:23898820 
  • 『静岡県 賀茂郡 南伊豆町 202309』ゼンリン〈ゼンリン住宅地図〉、2023年9月。ISBN 978-4432544806国立国会図書館書誌ID:033028640全国書誌番号:23898820 

関連項目

[編集]

座標: 北緯34度36分27秒 東経138度49分46秒 / 北緯34.60754210213083度 東経138.8293402993988度 / 34.60754210213083; 138.8293402993988