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ヤハズカズラ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤハズカズラ属 Thunbergia
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: キツネノマゴ科 Acanthaceae
: ヤハズカズラ属 Thunbergia
学名
Thunbergia
Retz.

ヤハズカズラ属学名Thunbergia)は、キツネノマゴ科の属である。

アジアの熱帯・亜熱帯地方とマダガスカルおよびアフリカの中南部に、100種以上が自生している。

一年草、多年草または低木で、直立性のものと蔓性のものがある。葉は対生し、楕円形・披針形・ハート型などをしている。花はラッパ型の合弁花で、葉腋または茎頂に単生するものが多いが、総状花序をなすものもある。花色は黄色・オレンジ色・白・空色などで、芯の部分に黒い目があるものが多い。

ヤハズカズラ(ツンベルギア) Thunbergia alata は、家庭用の草花として栽培されており、また、大きな花の咲くベンガルヤハズカズラ T. grandiflora は、観光植物園の温室で見かけることがある。

属名は、日本にもゆかりのあるスウェーデンの植物学者カール・ツンベルクにちなんだものである。

画像

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