ベンガルヤハズカズラ
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ベンガルヤハズカズラ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ベンガルヤハズカズラの花
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Thunbergia grandiflora (Roxb. ex Rottl.) Roxb. |
ベンガルヤハズカズラ(学名:Thunbergia grandiflora[1])は、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の常緑つる性木本。
特徴
[編集]葉は3–7浅裂状の単葉が対生する。葉は長さ10–20 cmで、基部に1–3対の大きな歯牙が普通あるが、稀にほぼ全縁となる。花は直径5–9 cmの淡青紫色、まれに白色[2]、房状に下垂する。春~夏を中心に通年開花[3]。
分布と生育環境
[編集]インドのベンガル地方[3]〜東南アジア原産。南西諸島などで稀に野生化[4]。
利用
[編集]公園樹、生垣、庭木[2]、壁面緑化[4]、フェンス、パーゴラ。土壌は選ばないが、風当たりの少ない場所で良好に生育する。生長は早く、つるが混み合ってくるとスス病が発生しやすくなるので、定期的に剪定して風通しを良くすると良い[3]。
脚注
[編集]- ^ (米倉 & 梶田 2003)
- ^ a b (林 & 名嘉 2022)
- ^ a b c (海洋博記念公園管理財団 1997, p. 39)
- ^ a b (大川 & 林 2016, p. 415)
参考文献
[編集]- 米倉浩司; 梶田忠「ベンガルヤハズカズラ」『「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)』2003年 。2023年8月25日閲覧。
- 大川智史; 林将之『琉球の樹木』文一総合出版、2016年、415頁。ISBN 9784829984024。
- 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年、58頁。ISBN 9784899824350。
- 海洋博記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。
外部リンク
[編集]- Illustration and description in "The Botanical Register: Consisting of Coloured Figures of Exotic Plants Cultivated in British Gardens; with Their History and Mode of Treatment" (1820); plate 495
- ベンガルヤハズカズラ おきなわ緑と花のひろば 沖縄県環境部環境再生課
- ベンガルヤハズカズラ フラワーパークかごしま
- ベンガルヤハズカズラ 植物図鑑 海洋博公園
- ベンガルヤハズカズラ 園内植物図鑑 浜名湖ガーデンパーク