マニラLRT1号線
LRT1号線 | |
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ブルメントリットLRT駅に停車している1200形電車 | |
基本情報 | |
路線網 | マニラ・ライトレール・トランジット・システム |
起点 | バクララン駅 |
終点 | ルーズベルト駅 |
駅数 | 20 |
開業 | 1984年12月1日 |
所有者 | フィリピン運輸省 |
運営者 | ライトレール・トランジット・オーソリティ (LRTA) |
路線諸元 | |
路線距離 | 19.65 km |
軌間 | 1,435 mm (標準軌) |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 架空電車線方式 |
最高速度 | 80 km/h |
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ライトレール・トランジット1号線(ライトレール・トランジットいちごうせん、英語: Light Rail Transit Line 1、通称:LRT-1)は、フィリピンのマニラ首都圏で運営されているマニラ・ライトレール・トランジット・システム(マニラLRT)の路線である。
概要
[編集]LRT1号線は1984年にマニラ・ライトレール・トランジット・システムの最初の路線として開業した。以前はイエローラインとも呼ばれていたが、2012年のラインカラー変更後はグリーンラインと呼ばれている。
全長19.65km、20の駅を持ち、全線が高架鉄道となっている[1]。主にタフト通り、リサール通り、エドゥサ通りに沿っている。バクララン駅 - モニュメント駅間を南北に、モニュメント駅 - ノース・アベニュー駅間を東西に走っている。
路線データ
[編集]- 営業主体:ライトレール・トランジット・オーソリティ (LRTA)
- 建設主体:ライトレール・トランジット・オーソリティ (LRTA)
- 路線距離:全長19.65km
- 軌間:1,435mm
- 最高速度:80km/h
- 駅数:合計20駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線電化
乗車券
[編集]2015年7月20日より非接触式ICカードen:Beep (smart card)が導入されている。
- 片道乗車券 (Single Journey Ticket)
購入当日のみ使用可能。
- チャージ式(Stored Value Ticket)
20ペソでカード自体を購入し、最低10ペソから最高10,000ペソまでチャージ可能。 LRT1号線およびLRT2号線とMRT3号線で共通で利用できるほか、マニラ首都圏の一部のバス路線、高速道路の料金所のほか、ファミリーマート、サークルK等でも利用可能な電子マネー機能を搭載している。
歴史
[編集]1984年12月1日、バクララン駅 - セントラル・ターミナル駅間が先行開業した。
1985年5月12日、セントラル・ターミナル駅 - モニュメント駅間が開業し、全線開業となった。
2000年12月30日、リサール・デー同時爆破事件:ブルメントリット駅付近にて1037号車が爆破し、22人が死亡、数百人が負傷した。ジェマ・イスラミアおよびモロ・イスラム解放戦線のメンバーら8人が指名手配され、3名が起訴された。1037号車は著しい損傷のため廃車となったが、修復する計画もある。
2010年3月22日、MRT3号線計画の部分をLRT1号線が延伸する形でモニュメント駅 - バリンタワク駅間が開業した。
2010年10月22日、同延伸計画に沿ってバリンタワク駅 - ルーズベルト駅間が開業した。
2020年9月、ノース・トライアングル・コモン駅(仮称)建設のため、ルーズベルト駅が一時的に閉鎖され、バリンタワク駅までの運行となった。
車両
[編集]各車両形式の詳細は、それぞれの車両記事を参照のこと。
駅一覧
[編集]駅名 | 駅間キロ (km) | 累計キロ (km) | 接続路線・備考 | 所在地 | |
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ルーズベルト駅 [2] | Fernando Poe Jr.
旧名:Roosevelt |
- | 0.0 | MRT: 3 MRT3号線(ノース・アベニュー駅) | ケソン市 |
バリンタワク駅 | Balintawak | 1.9 | 1.9 | ||
モニュメント駅 | Monumento | 2.3 | 4.1 | カローカン | |
5th アベニュー駅 | 5th Avenue | 1.1 | 5.2 | ||
R. パパ駅 | R. Papa | 1.0 | 6.2 | マニラ | |
アバド・サントス駅 | Abad Santos | 0.7 | 6.8 | ||
ブルメントリット駅 | Blumentritt | 0.9 | 7.8 | PNR:首都圏通勤線(ブルメントリット駅) | |
タユマン駅 | Tayuman | 0.7 | 8.4 | ||
バンバン駅 | Bambang | 0.6 | 9.0 | ||
ドロテオ・ホセ駅 | Doroteo Jose | 0.7 | 9.7 | LRT: 2 LRT2号線(レクト駅) | |
カリエド駅 | Carriedo | 0.7 | 10.4 | ||
セントラル・ターミナル駅 | Central Terminal | 0.7 | 11.1 | ||
ユナイテッド・ネーションズ駅 | United Nations | 1.2 | 12.3 | ||
ペドロ・ヒル駅 | Pedro Gil | 0.8 | 13.1 | ||
キリノ駅 | Quirino | 0.8 | 13.9 | ||
ビト・クルス駅 | Vito Cruz | 0.8 | 14.7 | ||
ヒル・プヤット駅 | Gil Puyat | 1.1 | 15.8 | パサイ | |
リベルタッド駅 | Libertad | 0.7 | 16.5 | ||
エドゥサ駅 | EDSA | 1.0 | 17.5 | MRT: 3 MRT3号線(タフト・アベニュー駅) | |
バクララン駅 | Baclaran | 0.6 | 18.1 |
延伸予定区間
[編集]北側延伸予定区間
[編集]駅名 | 駅間キロ (km) | 累計キロ (km) | 接続路線・備考 | 所在地 | |
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ルーズベルト駅 [2] | Roosevelt | - | - | ケソン市 | |
ノース・トライアングル・コモン駅(仮称) | North Triangle Common | - | - | MRT: 3 MRT3号線、 7 MRT7号線 |
南側延伸予定区間
[編集]駅名 | 駅間キロ (km) | 累計キロ (km) | 接続路線・備考 | 所在地 | |
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バクララン駅 | Baclaran | - | - | パサイ | |
レデンプトリスト駅 | Redemptorist | - | - | パラニャーケ | |
マニラ国際空港駅 | Manila International Airport | - | - | ||
アジア・ワールド駅 | Asia World | - | - | ||
ニノイ・アキノ駅 | Ninoy Aquino | - | - | ||
ドクター・サントス駅 | Dr. Santos | - | - | ||
ラスピニャス駅 | Las Piñas | - | - | ラスピニャス | |
サポテ駅 | Zapote | - | - | カヴィテ州バコール | |
ニオグ駅 | Niog | - | - |
- 斜体は未開業、閉鎖中
- 全線地上区間
計画
[編集]南側延伸計画
[編集]メトロ・マニラ鉄道計画によると、LRT1号線の南側延伸が計画されている。計画ではパラニャーケ、ラスピニャス、およびカヴィテ州バコールにまたがる11.4kmの区間に10駅を設ける予定である。
マニラ国際空港(Manila International Airport)駅が設置される予定だが、第1ターミナルから2キロほど離れた場所で、ターミナルには直結しない。
脚注
[編集]- ^ “The LRT Line 1 System”. Light Rail Transit Authority. 2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月9日閲覧。
- ^ a b ノース・トライアングル・コモン駅開業に際し、一時閉鎖中。再開業後は「FPJ駅」に改名予定