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マスターズ/超空の覇者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マスターズ/超空の覇者
Masters of the Universe
監督 ゲイリー・ゴダード
脚本 デヴィッド・オデル
製作 メナハム・ゴーラン
ヨーラン・グローバス
製作総指揮 エドワード・R・プレスマン
出演者 ドルフ・ラングレン
フランク・ランジェラ
コートニー・コックス
音楽 ビル・コンティ
撮影 ハナニア・ベア
編集 アン・V・コーツ
製作会社 キャノン・フィルムズ
配給 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1987年8月7日
日本の旗 1989年9月2日
上映時間 106分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $22,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $17,336,370[2]
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マスターズ/超空の覇者』(マスターズ/ちょうくうのはしゃ、原題:Masters of the Universe)は、1987年制作のアメリカ合衆国SFアクション映画

マテル社の開発した玩具マスターズ・オブ・ユニバース」(Masters of the Universe)をコミック化したものを映画化した作品。ドルフ・ラングレンの初主演映画である。

あらすじ

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全宇宙創造“ビッグバン”のグレイスカル・パワーを守る惑星エターニアの勇敢な戦士ヒーマンは、正義と宇宙の平和のために“闇と混沌の魔王”スケルター率いる悪の軍団と戦っていたが、城を陥落させられ“聖魔道女”ソーサレスは囚われの身となり、エターニア軍の兵士の殆どは降伏してしまう。

ヒーマンは辛うじてスケルターの追手から逃れた兵士アームズと女性兵士ティーラの2人と合流、更にスケルターの元へ連行されそうになっていた“異郷の天才”と呼ばれる科学者グウィルダーを救出する。スケルター一味が城を陥落させたのはグウィルダーが開発した時空間転位サイザーという転位装置のせいだと判明。一行はグウィルダーを責めるが、彼はスケルターの目的を知らなかった事と自宅に試作品のサウザーがある事を伝え、ヒーマン達はそれを使って城へと転位しソーサレス救出へ赴く。しかし、玉座ではスケルターとその軍勢が待ち構えており、戦闘状態となるが多勢に無勢で劣勢となり、ソーサレスの救出を一旦諦め再びサウザーを使い城から撤退する。

だが、グウィルダーは座標を慌てて設定した為、ヒーマン達はエターニアではなく遥か遠くの地球へと転位してしまう。更にグウィルダーは時空間転位サウザーを何処かへ落としてしまい、一行はやむを得ずサウザーの捜索をする羽目になる。

一方スケルターはヒーマンの転位先を突き止め、側近のイブル・リンにヒーマンの連行とサウザーの回収を命令し地球に軍勢を送り込む。 サウザーを拾った地球人のジュリーとケヴィンは軍勢から狙われる事となり、2人と出会ったヒーマン達はジュリー達を守りつつスケルター一味と攻防を開始する。

スタッフ

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キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
テレビ東京 テレビ朝日
ヒーマン ドルフ・ラングレン 玄田哲章 大塚明夫
スケルター フランク・ランジェラ 柴田秀勝 大塚周夫
イヴル・リン メグ・フォスター 弥永和子 高畑淳子
グウィルダー ビリー・バーティ 青野武 八奈見乗児
ジュリー コートニー・コックス 松井菜桜子 井上喜久子
ケヴィン ロバート・ダンカン・マクニール 島田敏 井上和彦
ティーラ チェルシー・フィールド 戸田恵子 高島雅羅
マン・アット・アームズ ジョン・サイファー 小島敏彦 小林勝彦
ルビック刑事 ジェームズ・トールカン 千田光男 羽佐間道夫
ソーサラス クリスティーナ・ピックルズ 藤夏子 谷育子
ブレイド アンソニー・デ・ロンギス 田中正彦 幹本雄之
カーグ ロバート・タワーズ 江原正士 麦人
ソーロッド ポンズ・マー 原語音声流用
ビースト トニー・キャロル 原語音声流用
チャーリー バリー・リビングストン 中原茂 鈴木勝美
ジュリーの母 グウィン・ギルフォード 磯辺万沙子 弘中くみ子
ジュリーの父 ウォルター・スコット 幹本雄之 筈見純
役不明又はその他 村田美代子
辻つとむ
山口健
福田信昭
佐藤正治
辻つとむ
中博史
翻訳 平田勝茂 宇津木道子
演出 松川陸 蕨南勝之
調整 金谷和美 兼子芳博
効果 南部満治
大橋勝次
南部満治
選曲 河合直
担当 吉富孝明
配給 東宝東和
制作協力 武市プロダクション
プロデューサー 柳川雅彦
中村公彦
山田ゆみ子
制作 ニュージャパンフィルム
初回放送 1990年11月22日
木曜洋画劇場
1992年1月26日
日曜洋画劇場[3]
再放送 ザ・シネマ
午後のロードショー

備考

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ヒーマンはもともと、英雄コナンを意識して作られたキャラクターであった。しかし、法的な理由と映画版コナン(「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」)がいささか成人向けの内容であったため、新たなキャラクターが造形されることとなった。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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