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フランク・ランジェラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランク・ランジェラ
Frank Langella
Frank Langella
2012年
本名 Frank A. Langella Jr.
生年月日 (1938-01-01) 1938年1月1日(86歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州ベイヨン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優
ジャンル 舞台映画
活動期間 1965年 -
配偶者 Ruth Weil(1977年 - 1996年)
主な作品
映画
メル・ブルックスの命がけ!イス取り大合戦
ドラキュラ
スフィンクス
マスターズ/超空の覇者
デーヴ
カットスロート・アイランド
ロリータ
スーパーマン リターンズ
フロスト/ニクソン
はじまりへの旅
シカゴ7裁判
テレビドラマ
ジ・アメリカンズ
舞台
『海の風景』
フロスト/ニクソン
受賞
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2020年シカゴ7裁判
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2020年シカゴ7裁判
トニー賞
演劇主演男優賞
2007年フロスト/ニクソン
2016年Le Père 父
演劇助演男優賞
1975年『海の風景』
2002年『Fortune's Fool』
その他の賞
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フランク・ランジェラFrank Langella1938年1月1日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ベイヨン出身の舞台・映画俳優である。これまでに4度のトニー賞と2度のオビー賞を受賞している名優である。アカデミー賞エミー賞ゴールデングローブ賞全米映画俳優組合賞の候補にもなっている。

来歴・人物

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イタリア系アメリカ人[1]シラキューズ大学で演劇を学び[2]、卒業後からニューヨークの舞台に出演。

1975年にエドワード・オールビーピューリッツァー賞 戯曲部門受賞作『海の風景』でトニー賞演劇助演男優賞を受賞し注目を浴びる。1977年には『ドラキュラ』で主演男優賞候補となり、同名の映画版にも主演している。

2002年には『Fortune's Fool』で2度目のトニー賞助演男優賞を獲得、2007年の舞台『フロスト/ニクソン』ではリチャード・ニクソン元大統領を演じて初のトニー賞 演劇主演男優賞を受賞した。同年は映画『Starting Out in the Evening』でも主演を務め、70代の老作家を演じボストン映画批評家協会賞主演男優賞を受賞するなど高い評価を受けた。2008年には映画版『フロスト×ニクソン』でも同じニクソン役を演じ、71歳にして初のアカデミー賞候補となった。

2022年、現場で共演者へのセクハラ発言を繰り返したとされ、ネットフリックス(Netflix)で撮影中だった「The Fall of the House of Usher(アッシャー家の崩壊)」から降板させられた。[3]

私生活

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私生活では、1977年にルース・ウェイル(Ruth Weil)と結婚。二児を儲けるが、1996年に離婚。1996年からウーピー・ゴールドバーグと交際(同棲)していたが、2001年に破局。

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1970 わが愛は消え去りて
Diary of a Mad Housewife
ジョージ
メル・ブルックスの命がけ!イス取り大合戦
The Twelve Chairs
ペテン師の青年
1971 パリは霧にぬれて
La maison sous les arbres
フィリップ
1972 サンタマリア特命隊
The Wrath of God
トマス・デ・ラ・プラタ
1979 ドラキュラ
Dracula
ドラキュラ伯爵
1980 スフィンクス
Sphinx
アーメッド・ハサン
1986 メンズクラブ/真夜中の情事
The Men's Club
ハロルド・カンタベリー
1987 マスターズ/超空の覇者
Masters of the Universe
スケルター
可愛い悪女
And God Created Woman
ジェームズ
1991 トゥルー・アイデンティティー/正体知られて大ピンチ!!
True Identity
リーランド・カーヴァー
1992 1492 コロンブス
1492: Conquest of Paradise
ルイス・デ・サンタンヘル
BODY/ボディ
Body of Evidence
ジェフリー・ロストン
1993 デーヴ
Dave
ボブ・アレクサンダー
1994 ブレインスキャン
Brainscan
ハイデン刑事
ブラック・プロジェクト/アメリカを震撼させた男
Doomsday Gun
ジェラルド・ブル テレビ映画
ジュニア
Junior
ノア・ベインズ
1995 バッド・カンパニー/欲望の危険な罠
Bad Company
ヴィク・グリムズ
十戒
Moses
メルエンプタハ テレビ映画
カットスロート・アイランド
Cutthroat Island
ドーグ
1996 エディー 勝利の天使
Eddie
ワイルド・ビル・バージェス
1997 ロリータ
Lolita
キルティ
1998 スモール・ソルジャーズ
Small Soldiers
アーチー 声の出演
TABOO タブー
I'm Losing You
ペリー
1999 アレグリア ザ・ムービー
Alegría
Fleur
ナインスゲート
The Ninth Gate
ボリス・バルカン
2000 アルゴノーツ 伝説の冒険者たち
Jason and the Argonauts
アイエテス テレビ映画
しあわせの選択
Stardom
ブレイン
クライ・ベイビー・レーン
Cry Baby Lane
ベネット テレビ映画
2001 スウィート・ノベンバー
Sweet November
エドガー・プライス
2004 最高のともだち
House of D
ダンカン
2005 秘密のミラクル・マジシャン
Now You See It...
マックス テレビ映画
グッドナイト&グッドラック
Good Night, and Good Luck.
ウィリアム・ペイリー
2006 合衆国壊滅 II/再襲来!M(マグニチュード)10.5
10.5: Apocalypse
アール・ヒル博士 テレビ映画
スーパーマン リターンズ
Superman Returns
ペリー・ホワイト
2008 フロスト×ニクソン
Frost/Nixon
リチャード・ニクソン
ねずみの騎士デスペローの物語
The Tale of Despereaux
アニメ、声の出演
2009 運命のボタン
The Box
アーリントン・スチュワード
2010 ウォール・ストリート
Wall Street: Money Never Sleeps
ルイス・ゼイベル
幸せの行方...
All Good Things
サンフォード・マークス
2011 アンノウン
Unknown
ロドニー・コール
2012 素敵な相棒 〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜
Robot & Frank
フランク・ウェルド
タイム・ゴーズ・バイ
The Time Being
ワーナー・ダックス
2014 ノア 約束の舟
Noah
オグ
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
Grace of Monaco
フランシス・タッカー神父
ドラフト・デイ
Draft Day
アンソニー・モリーナ
インフェクション/感染
Parts per Billion
アンディ
ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー
Muppets Most Wanted
司祭
5時から7時の恋人カンケイ
5 to 7
サム
2015 ロスト・エリア-真実と幻の出逢う森-
The Driftless Area
ティム・ギア
2016 はじまりへの旅
Captain Fantastic
ジャック
オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男
All the Way
リチャード・ラッセル・ジュニア テレビ映画
2020 シカゴ7裁判
The Trial of the Chicago 7
ジュリアス・ホフマン

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1993 スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
Star Trek: Deep Space Nine
Minister Jaro 3エピソード
2001 The Beast ジャクソン・バーンズ 5エピソード
2003 LAW & ORDER:性犯罪特捜班
Law & Order: Special Victims Unit
アル・ベイカー 1エピソード
2005 Unscripted ゴダード・フルトン 10エピソード
2005-2006 キッチン・コンフィデンシャル
Kitchen Confidential
ピノ 6エピソード
2015-2017 ジ・アメリカンズ
The Americans
ガブリエル

舞台

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上映年 邦題
原題
役名 備考
1965-1966 The White Devil フラミネオ オビー賞 受賞
1975 海の風景
Seascape
レスリー トニー賞演劇助演男優賞受賞
1977-1980 ドラキュラ
Dracula
ドラキュラ伯爵
1980-1930 アマデウス
Amadeus
アントニオ・サリエリ
1984-1985 生活の設計
Design For Living
オットー
1987 Sherlock's Last Case シャーロック・ホームズ
1989 テンペスト
The Tempest
プロスペロー
1997-1998 シラノ・ド・ベルジュラック
Cyrano De Bergerac
シラノ 演出・出演
2002 Fortune's Fool Flegont Alexandrovitch Tropatchov トニー賞演劇助演男優賞受賞
2007 フロスト/ニクソン
Frost/Nixon
リチャード・ニクソン トニー賞演劇主演男優賞受賞
2008 わが命つきるとも
A Man for All Seasons
トマス・モア
2016 Le Père 父
The Father
アンドレ 第70回トニー賞演劇主演男優賞受賞[4]

参照

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  1. ^ Roberts, Sheila (2007年11月22日). “Frank Langella Interview, Starting out in the Evening”. MoviesOnline. http://www.moviesonline.ca/movienews_13501.html 2007年12月4日閲覧。 
  2. ^ Venutolo, Anthony. "From heroes to villains, Frank Langella finds the heart in them all", The Star-Ledger, November 29, 2008. Accessed June 14, 2011. "The family moved to South Orange, where Langella graduated from Columbia High School before heading off to Syracuse to study drama."
  3. ^ "【11月27日 AFP】映画の性的シーンに専門家のサポート ハリウッドに意識の変化 (c)AFP/Andrew MARSZAL"
  4. ^ “『ハミルトン』が11部門を席巻!第70回トニー賞受賞結果発表”. エンタステージ!. (2016年6月13日). http://enterstage.jp/news/2016/06/005077.html 2016年6月14日閲覧。 

外部リンク

[編集]