ブルー (ボーカルグループ)
ブルー | |
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2011年 | |
基本情報 | |
出身地 | イギリス ロンドン |
ジャンル | ポップス |
活動期間 | 2000年-2005年、2009年-現在 |
共同作業者 | スティービー・ワンダー エルトン・ジョン |
メンバー |
リー・ライアン アントニー・コスタ サイモン・ウェブ ダンカン・ジェイムス |
Blue(ブルー)はイギリス出身の男性4人組R&Bグループ。ロンドンを拠点に活躍。全世界で700万枚のアルバムと400万枚のシングルを売り上げる。2001年5月にデビュー。日本でのレコード会社は東芝EMI。
経歴
[編集]2001年5月、シングル『All Rise(オール・ライズ)』でデビュー。UKチャート4位に初登場し、5週連続トップを飾る。のち、デビューアルバム『All Rise(オール・ライズ)』をリリース。イギリスではダブル・プラチナを獲得。周囲からの評価も高く、「スマッシュ・ヒッツ・アワード」の「ベスト・ニュー・カマー賞(最優秀新人賞)」や、サン紙の「ビザール・ポール」での「ニュー・カマー賞」、デイリイ・スター紙が選ぶ「ホット・ポール」の「ベスト・バンド賞」、ペプシ・チャートの「ピープルズ・チョイス・アウォゥズ」の「ベスト・ニュー・カマー賞」など、数々の賞を獲得。
2002年、ブリット・アワードの2部門にノミネートされ、ブリティッシュ・ニュー・カマー賞を受賞。3月には「キャピタルFM・アワード」で、3つの賞「ベスト・シングル賞(If You Come Back)」、「ベスト・ニュー・カマー賞」、「ベスト・ポップ・アクト賞」を受賞。6月にエリザベス女王即位50周年イベントとなる「Queen's Jubilee」にQueenら有名アーチストと出演。11月にはセコンド・アルバム『One Love』を発表(日本では、2003年1月16日発売)。このアルバムでエルトン・ジョンとの共演をはたす。リリースしたのち、彼らは、グループ結成以来初の本格ツアーを開催。全英及びアイルランドのアリーナ級のビッグな会場を巡る超大規模なツアーとなる。そしてこの年、ヒイト・マガジン誌、ホット・スターズ・マガジン誌、及びデイリー・スター紙の年末投票で、それぞれ“ベスト・グループ”の栄誉ある賞を獲得。
2003年11月(日本は10月29日)、3枚目のアルバム『GUILTY』をリリース。日本版のボーナス・トラックには槇原敬之が書き下ろした曲『THE GIFT(ギフト)』を収録。
2004年に入り、ソロ活動が忙しくなった事などから、グループ活動の休止を発表。11月にはベスト・アルバムや同名ベストDVD『BEST OF BLUE』をリリース。 2005年の3月と4月にはUKアリーナ・ツアーも予定されたが、メンバーのリー・ライアンにドクターストップがかかりキャンセルとなった。その後解散。
メンバーのソロ活動としては、グループ活動休止前の2004年中にダンカンがいち早くシングルをリリース。2005年にはリーが「Lee Ryan」とサイモンが「SANCTUARY」をそれぞれアルバムを発表し、2006年にはダンカンが「FUTURE PAST」とアントニーが「Heart Full Of Soul」をリリースした。またアントニーは、リアリティ・サバイバル番組「おれはセレブなんだ、こっから出してくれ」に出演した。
日本ではアルバム『ONE LOVE』が35万枚という大ヒットを記録したほか、'04年のジャパン・ツアーは各地で大盛況と人気を見せ付けた。
再結成
[編集]2009年4月に新しくレーベル契約を結び再結成を果たす。2011年1月にはユーロビジョン・ソング・コンテストにイギリス代表として出場することを発表した。再結成後に仕上げた"I Can"という曲でエントリーし、合計100ポイント、11位という結果だった。
2010年7月に再結成後初のアルバムの制作に取り掛かり、ブルーノ・マーズやニーヨなどと曲を仕上げているとインタビューで語った。 2013年にアルバム、「ルーレット」をリリースした。
メンバー
[編集]- アントニー・コスタ (Antony Costa)
- 1981年6月23日生まれ。ミドルセックス州エッジウェア出身。身長175cm。
- ダンカン・ジェイムス (Duncan James)
- 1979年4月7日生まれ。ウィルツ州ソールズベリー出身。身長180cm。
- リー・ライアン (Lee Ryan)
- 1983年6月17日生まれ。ケント州チャタム出身。身長180cm。
- サイモン・ウェブ (Simon Webbe)
- 1979年3月30日生まれ。マンチェスター出身。身長178cm。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UK [1] |
AUS [2] |
AUT [3] |
BEL [4] |
GER [5] |
IRE [6] |
ITA [7] |
JPN [8] |
NZ [9] |
SWI [10] | ||||
2001 | All Rise | 1 | 31 | — | 4 | 68 | 5 | — | 218 | 2 | — | ||
2002 | One Love |
|
1 | 61 | 19 | 23 | 15 | 5 | 10 | 9 | 21 | 31 | |
2003 | Guilty |
|
1 | 93 | 13 | 24 | 8 | 9 | 7 | 4 | 25 | 12 | |
2013 | Roulette |
|
13 | — | 30 | — | 14 | 90 | 32 | 192 | — | 31 | |
2015 | Colours[20] |
|
13 | — | — | — | — | — | — | 96 | — | — | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
シングル
[編集]- "All Rise"(2001/05/21)
- "Too Close"(2001/08/17)
- "If You Come Back"(2001/11/26)
- "Fly By II"(2002/03/18)
- "One Love"(2002/10/19、国内版2002/10/30)
- "Sorry Seems To Be The Hardest Word(悲しみのバラード)" feat. Elton John(2002/12/10)
- 日本版"Sorry Seems To Be The Hardest Word(悲しみのバラード)/If You Come Back"(2003/01/16)
- "U Make Me Wanna"(2003/03/29)
- "Guilty"(2003/10/18、国内版2003/10/29)
- "Signed, Sealed, Delivered I'm Yours(涙をとどけて)" feat. Stevie Wonder & Angie Stone(2003/11/28)
- 日本版"THE GIFT(ギフト)/Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours(涙をとどけて)"(2003/12/27)
- "Breathe Easy"(2004/03/22、国内盤2004/03/31)
- "Bubblin'"(2004/06/28、国内版2004/07/07)
- "Curtain Falls"(2004/11/28、国内版2004/11/15)
- "Get Down On It" feat. KOOL & THE GANG and LIL'KIM (2005/02/02)
- "I Can" (2011/05/01)
- "Hurt Lovers (2013/01/15)
- "Black Box (2013)
DVD/ビデオ
[編集]- "A Year In The Life Of"(2003/01/29)
- "One Love Live Tour"(2003/05/08、国内版2003/07/16)
- "Close To Blue"(2003/12/15)
- "Guilty Live From Wembley"(2004/04/28)
- "Best Of Blue"(2004/12/15)
ソロ
[編集]- ダンカン・ジェイムス
- シングル "I Believe My Heart" <ダンカン・ジェイムス&キーディー> (2004/12/15)
- アルバム "Future Past" (2006/06/12、国内版2006/06/07)
- リー・ライアン
- アルバム"Lee Ryan"(2005/09/21)
- サイモン・ウエッブ
- アルバム"Sanctuary"(2005/11/02)
- アルバム"Grace" (2006/11/13)
- アントニー・コスタ
- アルバム"Heart Full Of Soul"
来日公演
[編集]- BLUE JAPAN TOUR 2004
- BLUE JAPAN TOUR 2015
書籍
[編集]- フィオナ・イングリス(ダンカン・ジェイムスの母親)
- "二人ぼっち(Just The Two Of Us)"(2004/01/16)
脚注
[編集]- ^ “UK Charts > Blue”. Official Charts Company. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Australian Charts > Blue”. australian-charts.com Hung Medien. 29 May 2011閲覧。
- ^ “Austrian Charts > Blue” (German). austriancharts.at Hung Medien. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Belgium Charts > Blue”. Ultratop - Hung Medien. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Charverfolgung / Blue / Longplay” (German). musicline.de PhonoNet. 29 May 2011閲覧。
- ^ “Irish Charts > Blue”. irish-charts.com. Hung Medien. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Italian Charts > Blue”. italiancharts.com Hung Medien. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Japan Charts - Blue: albums, DVDs and singles”. Oricon. 2 December 2010閲覧。
- ^ “New Zealand Charts > Blue”. charts.org.nz Hung Medien. 25 April 2010閲覧。
- ^ “Swiss Charts > Blue” (German). swisscharts.com Hung Medien. 29 May 2011閲覧。
- ^ a b c d e f “BPI Certified Awards”. British Phonographic Industry. 11 August 2006時点のオリジナルよりアーカイブ。25 April 2010閲覧。
- ^ “ARIA Charts > Accreditations > 2001 Albums”. Australian Recording Industry Association. 17 January 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。5 May 2009閲覧。
- ^ "Danish album certifications – Blue – All Rise". IFPI Danmark.
{{cite web}}
: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) Click on næste to go to page 08 if certification from official website - ^ a b “Certifications on New Zealand”. nztop40.co.nz. 17 October 2012閲覧。
- ^ a b "Gold-/Platin-Datenbank (Blue)" (German). Bundesverband Musikindustrie. 2011年5月29日閲覧。
- ^ “FIMI – 2002 certifications”. Federazione Industria Musicale Italiana. 18 April 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。17 October 2012閲覧。
- ^ a b “Swiss Charts > Certifications”. swisscharts.com Hung Medien. 29 May 2011閲覧。
- ^ “FIMI – 2003 certifications”. Federazione Industria Musicale Italiana. 18 April 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。17 October 2012閲覧。
- ^ “Roulette - Blue”. iTunes. Hung Medien. 19 October 2010閲覧。
- ^ “Feeling Blue no longer: Boyband set for comeback UK tour after signing megabucks Sony deal”. The Mirror (London). (2 November 2014)