ブラックバード 家族が家族であるうちに
ブラックバード 家族が家族であるうちに | |
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Blackbird | |
監督 | ロジャー・ミッシェル |
脚本 | クリスチャン・トープ |
原作 |
ビレ・アウグスト 『サイレント・ハート』 |
製作 |
デヴィッド・ベルナルディ シェリル・クラーク ロバート・ヴァン・ノーデン |
製作総指揮 |
マイク・ドノヴァン ボアズ・デヴィッドソン アンドレイ・ゲオルギエフ アヴィ・ラーナー ジェフリー・グリーンスタイン ブライアン・ロード トレヴァー・ショート ハイディ・ジョー・マーケル ジョナサン・ヤンガー |
出演者 |
スーザン・サランドン ケイト・ウィンスレット ミア・ワシコウスカ サム・ニール |
音楽 | ピーター・グレッグソン |
撮影 | マイク・エリー |
編集 | クリスティーナ・ヘザーリントン |
製作会社 |
マグナ・エンターテインメント バステット・シャーク・プロダクションズ SFスタジオズ ミレニアム・フィルムズ |
配給 |
スクリーン・メディア・フィルムズ 彩プロ/プレシディオ |
公開 |
2020年9月18日 2021年6月11日 |
上映時間 | 97分[1] |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1,418,091[2] |
『ブラックバード 家族が家族であるうちに』(ブラックバード かぞくがかぞくであるうちに、Blackbird)は2019年のアメリカ合衆国・イギリスのドラマ映画。監督はロジャー・ミッシェル、出演はスーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカなど。2014年のデンマーク映画『サイレント・ハート』[注 1]を全編英語でリメイクした作品である。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
進行性の難病、ALSを患うリリーは自分の体が動かせるうちに安楽死を選ぶことにした。リリーは家族や親しい友人を自宅に招待し、最期の週末を一緒に楽しもうとした。ところが、長女ジェニファーと次女アナとの間にあった積年のわだかまりが顕在化し、場の雰囲気が徐々に悪化してしまう。
キャスト
[編集]- リリー: スーザン・サランドン
- ポール: サム・ニール - リリーの夫。医師。
- ジェニファー: ケイト・ウィンスレット - リリーとポールの長女。
- マイケル: レイン・ウィルソン - ジェニファーの夫。
- アナ: ミア・ワシコウスカ - リリーとポールの次女。
- クリス: ベックス・テイラー=クラウス - アナの恋人。ノンバイナリー。
- エリザベス: リンジー・ダンカン - リリーとポールの古くからの親友。
- ジョナサン: アンソン・ブーン - ジェニファーとマイケルの息子。
製作
[編集]2018年7月17日、デンマーク映画『サイレント・ハート』がリメイクされることになり、ロジャー・ミッシェルが監督を務め、ケイト・ウィンスレット、ダイアン・キートン、ミア・ワシコウスカが出演することになったと報じられた[4]。10月17日、降板することになったキートンの代役としてスーザン・サランドンが起用され、サム・ニール、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、リンジー・ダンカン、アンソン・ブーンがキャスト入りした[5]。2019年4月9日、ピーター・グレッグソンが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[6]。
公開・マーケティング
[編集]2019年9月6日、本作は第44回トロント国際映画祭でプレミア上映された[7]。2020年5月12日、スクリーン・メディア・フィルムズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[8]。8月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには103件のレビューがあり、批評家支持率は63%、平均点は10点満点で6.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ブラックバード 家族が家族であるうちに』は浅薄なストーリーのためにその設定を無駄にしている。しかし、傑出したキャスト陣のお陰で、繊細なテーマに魂を込めることができた。」となっている[10]。また、Metacriticには18件のレビューがあり、加重平均値は53/100となっている[11]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “ブラックバード 家族が家族であるうちに”. 映画.com. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “Blackbird (2020)” (英語). The Numbers. 2021年3月31日閲覧。
- ^ サイレント・ハート - allcinema
- ^ Fleming, Mike Jr; Hipes, Patrick (2018年7月17日). “Kate Winslet, Diane Keaton & Mia Wasikowska To Star In ‘Silent Heart’ Remake ‘Blackbird’, With Roger Michell Directing” (英語). Deadline.com 2020年9月2日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2018年10月17日). “Susan Sarandon Replaces Diane Keaton In Next Roger Michell Film; Sam Neill, Rainn Wilson, Bex Taylor-Klaus + More Join Cast” (英語). Deadline.com 2020年9月2日閲覧。
- ^ “Peter Gregson Scoring Roger Michell’s ‘Blackbird’” (英語). Film Music Reporter. (2019年4月9日) 2020年9月2日閲覧。
- ^ Fleming, Mike Jr (2019年7月23日). “Toronto Fest 2019 Star Power: Hanks’ Mister Rogers, Bale-Damon’s ‘Ford V Ferrari,’ Phoenix’s ‘Joker,’ Streep & Oldman’s ‘Laundromat,’ Eddie Murphy’s ‘Dolemite,’ Daniel Craig’s ‘Knives Out,’ Kidman’s ‘Goldfinch’ Among Premieres” (英語). Deadline.com 2020年9月2日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2020年5月12日). “Screen Media Takes Susan Sarandon-Kate Winslet Ensemble Film ‘Blackbird’” (英語). Deadline.com 2020年9月2日閲覧。
- ^ “Blackbird - Official Trailer” (英語). YouTube. Screen Media Films (2020年8月17日). 2020年9月2日閲覧。
- ^ "Blackbird". Rotten Tomatoes (英語). 2022年1月27日閲覧。
- ^ "Blackbird" (英語). Metacritic. 2022年1月27日閲覧。