三和
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒194-8530 東京都町田市金森四丁目1-2[1] |
設立 | 1958年(昭和33年)9月[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1012301000965 |
事業内容 | スーパーマーケット及びディスカウントストアの経営 |
代表者 | 小山真 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 連結: 1,712億円(2021年3月期)[2] |
従業員数 | 8,200名 |
決算期 | 2月末日 |
主要株主 | 株式会社三和ホールディングス |
外部リンク |
www |
株式会社三和(さんわ)は、東京都23区西部、多摩地域南部・西部、神奈川県東部・中部、静岡県東部で、「三和」(Sanwa)、「フードワン」(FOOD ONE)の名称で店舗展開する中規模スーパーマーケットチェーン運営会社である。
概要
[編集]本部(本社機能)は東京都町田市の小川店内。1958年9月に株式会社小山商店として設立。1964年に小山商事株式会社に商号変更し、翌年の1965年には町田市中町に1号店の中町店(現・栄通り中町店)を開業[1]。1977年に現社名の株式会社三和に再び商号変更[1]。「三和」(Sanwa)の名称でスーパーマーケットを展開するほか、新業態店舗として「フードワン」(FOOD ONE)を展開している。
ラゾーナ川崎やトレッサ横浜など、大型商業施設への出店も積極的に行っている他、自社開発のショッピングセンター「アメリア」(AMELIA)を3施設(稲城市、町田市、寒川町)展開している。
小山田店(町田市)では2008年3月14日より、日本初となるレジ袋全廃を実施。当初半年間の予定で実施していたが、予定期間終了後も引き続きレジ袋は配布されていない。
2018年11月19日より、レジ袋の無料配布を終了して有料化され、同時にレジ袋を持参した際にポイントカードに付与していた「エコポイント」および「エコキャッシュ」が廃止された[3]。
沿革
[編集]- 1958年(昭和33年) - 株式会社小山商店を設立[1]。
- 1964年(昭和39年) - 小山商事株式会社に商号変更[1]。
- 1965年(昭和40年) - 三和1号店(中町店、現・栄通り中町店)を開業[1]。
- 1977年(昭和52年) - 株式会社三和に商号変更[1]。
- 2006年(平成18年) - フードワン1号店(藤沢店)を開業[1]。
- 2007年(平成19年) - アメリア1号店(アメリア稲城ショッピングセンター)を開業[1]。
- 2012年(平成24年) - 株式会社三和ホールディングスを設立し、株式会社三和を完全子会社化[1]。
- 2019年(令和元年)10月4日 - ららぽーと沼津店を開業し、静岡県に進出。
- 2020年(令和2年) - 代表取締役社長の小山克已が相談役に就任し、小山真が代表取締役社長に昇格。
- 2022年(令和4年)3月 - PayPay導入(一部未導入店舗・非対応レジあり)。
- 2023年(令和5年)8月 - PayPay以外のバーコード決済も導入(一部未導入店舗あり)。
店舗
[編集]出店店舗の詳細は、公式サイト[1]を参照。
2024年7月11日現在の店舗数は以下の通りである。
三和
- 東京都 - 24店舗(23区内は目黒区の祐天寺店のみ)
- 神奈川県 - 37店舗
- 静岡県 - 1店舗(ららぽーと沼津店のみ)
フードワン
- 東京都 - 5店舗(多摩地域のみ)
- 神奈川県 - 11店舗
-
フードワン八王子堀之内店(八王子市)
-
アメリア町田根岸ショッピングセンター(町田市)
閉店した店舗
[編集]以下の店舗が閉鎖・移転した[4]。
- 金森店(1967年12月開店、1975年3月閉店)
- 旧・小川店へ移転。
- 旧・小川店(1975年4月開店、1993年4月閉店)
- 現・小川店へ移転。
- 旧・相模大野店(1975年6月開店、2001年8月閉店)
- 旧・鶴川店、鶴川団地店
- 1977年6月開店、1997年9月に現・鶴川店に移転。その後、2006年11月に旧店舗を再利用し、鶴川団地店として再出店したが2016年8月に閉店。
- 経堂店(1979年7月開店、2010年8月閉店)
- 谷口店(1981年1月開店、2016年11月閉店)
- 上鶴間店へ移転。
- 大野銀座店(1981年3月開店、1995年11月閉店)
- 砧店(1982年4月開店、1997年2月閉店)
- 南大沢店(1983年3月開店、2012年6月閉店)
- 下九沢店(1997年4月開店、2017年3月閉店)
- 2006年9月にフードワンに業態変更。
- つくし野店(1998年9月開店、2018年10月閉店)
- 南橋本店(2003年2月開店、2022年12月閉店)
- 鶴ヶ峰店(2014年4月開店、2024年1月閉店)
-
フードワン下九沢店(相模原市中央区。2017年閉店)
-
三和南橋本店(相模原市中央区。2022年閉店)
ポイントカード
[編集]三和とフードワンの全店で、三和・フードワンポイントカードが導入されている。
- サービス内容は以下の通り。
- 入会金・年会費は無料、発行手数料100円(税込)。
- 200円(税抜)ごとに1ポイント加算(現金・ポイント券・買い物券での支払いが対象。クレジットカード・バーコード決済での支払いは対象外)。
- 週末は2倍・3倍・5倍のポイント還元が多い。
- 最終利用日から1年間利用がなければ、ポイントは失効。
- 250ポイント貯まるたびにポイント券を1枚発行。
- ポイント券は1枚で300円、3枚で1,000円の買い物券として利用可能。
- ポイント券の発券年度は毎年4月1日を起算日とした1年間で、有効期間は起算日から翌々年3月末までの最長2年間。
- かつては三和とフードワンで別々のポイントカードが発行されており、両店舗間でカード・ポイント券の相互利用ができなかったが、2021年10月1日に旧三和ポイントカードと旧フードワンポイントカードが三和・フードワンポイントカードに一本化されてからは、カード・ポイント券を相互利用できるようになった。旧三和ポイントカードと旧フードワンポイントカードは、三和とフードワンのどちらの店舗でも従来通り利用可能である。
- レジ袋有料化以前は、レジ袋を持参するとエコポイントとして旧三和ポイントカードでは三和で1ポイント、旧フードワンポイントカードではフードワンで2ポイントを加算していた。また、旧三和ポイントカードの導入以前はグリーンスタンプのポイントカードを採用し、ポイントに応じてカタログ掲載商品と交換することができた。
イメージソング
[編集]「サンワ・マイ・フレンド」(曲名)が当スーパーのイメージソングである。1985年頃に清水由貴子(2009年没)の唄で録音された。
- 作詞:岩倉みゆき
- 作曲:増田豊
本曲はスーパー三和のホームページ上でダウンロードできる。 三和店内(一部を除く)では、開店時間と奇数時間の48分に、「サンワ・マイ・フレンド」が流れる[5]。
グループ会社
[編集]前述のとおり、株式会社三和は持株会社である株式会社三和ホールディングスを設立したが、その他にも加工センター及び物流センターを事業会社に分社化している。なお、すべて三和ホールディングスの完全子会社である。
- 株式会社三和ミート加工センター - 2014年に相模原市にある大野台ミート加工センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
- 株式会社三和物流 - 2016年に相模原市にある麻溝台物流センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
- 株式会社三和水産加工センター - 2016年に相模原市にある大野台水産加工センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
備考
[編集]- TBS系ドラマ『金曜日の妻たちへ』第2シリーズ(1984年放送)では、舞台となる住宅街のスーパーマーケットとして当スーパーが登場する。出演者が当スーパーのロゴが入った買物袋を持ち帰るシーンも劇中で頻繁に登場している。
- CGCグループに加盟はしているが、依存力は非常に低い。プライベートブランドに関しては「CGC」ブランドの取り扱いをやめて、新たに自社で独自に開発したオリジナル商品を取り扱っている。また、料理情報誌『ふれ愛交差点』の配布は行っておらず、CGCグループ共通商品券も使用できない他、CGCグループの電子マネー「CoGCa」も導入していない。それだけでなく、他のCGCグループ加盟スーパーの多くの店内で流れているCGCソングも流れていない。
- 一部店舗にはコンビニATMイーネットが設置されている。
- かつてはニッポン放送でラジオCMが日中を中心に頻繁に放送されており、BGMに上記「サンワ・マイ・フレンド」が流れていたが、現在は放送されていない。
- 千葉県柏市にも、スーパーマーケット事業を行う「株式会社三和」が存在する。ただし、本項で述べている企業とは別会社であり、無関係である。また、スーパーマーケット自体の屋号は「おっ母さん」である。
脚注
[編集]- ^ 会社概要 業績の推移
- ^ 「レジ袋有料化」のお知らせ
- ^ 会社概要 沿革
- ^ 但し、フードワン店内では流れていない。