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フッ化水素カリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フッ化水素カリウム
IUPAC名 Potassium bifluoride
組成式 KHF2
式量 78.103 g/mol
CAS登録番号 [7789-29-9]
密度 2.37 g/cm3, 固体
水への溶解度 27.6 g/100 mL (20 °C)
融点 239 °C

フッ化水素カリウムカリウムイオンとビフルオリドイオンから成る無機化合物

用途はエッチング[1]、木材防腐剤[2]真鍮ろう付けフラックス[2]など。

アンリ・モアッサン1886年6月にフッ素を単離する際にフッ化水素酸と共に使用された。

合成と分解

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フッ化水素酸と炭酸カリウム水酸化カリウムを反応させることによって合成。

400℃以上でフッ化カリウムフッ化水素へ分解。[3]

出典

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  1. ^ Jean Aigueperse, Paul Mollard, Didier Devilliers, Marius Chemla, Robert Faron, Renée Romano, Jean Pierre Cuer, “Fluorine Compounds, Inorganic” in Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry 2005 Wiley-VCH, Weinheim. doi:10.1002/14356007.a11 307
  2. ^ a b ゾルファイ フルーオルによるフッ化水素カリウムのデータベース (pdfファイル)
  3. ^ G. Brauer (Hrsg.), Handbook of Preparative Inorganic Chemistry 2nd ed., vol. 1, Academic Press 1963, S. 236-7.