富士シティオ
種類 | 株式会社 (日本) |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒231-8506 神奈川県横浜市日本大通17番地 JPR横浜日本大通ビル |
設立 | 1965年(昭和40年)8月17日[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9020001004403 |
事業内容 | スーパーマーケット、ショッピングセンター、レンタルショップ(TSUTAYA店舗)等の経営 |
代表者 |
代表取締役会長 菊池 淳司 (株式会社スリーエフ取締役) 代表取締役社長 永田 俊雄 |
資本金 | 5000万円 |
売上高 | 804億円(2007年2月期) |
純利益 | 20億5100万円(2021年02月28日時点)[2] |
総資産 | 195億5600万円(2021年02月28日時点)[2] |
従業員数 | 4,900名 |
決算期 | 2月[1] |
主要株主 | 富士殖産株式会社 |
関係する人物 | 菊池瑞穂 (名誉会長) |
外部リンク |
www |
富士シティオ株式会社(ふじシティオ、英称:Fuji Citio Co,Ltd.)は、スーパーマーケットの「Fuji」「デリド」を神奈川県と東京都に46店舗、海外はタイのバンコクにUFM Fuji Superを4店舗を展開する企業である。
なお、四国中国地方のフジは株式会社フジの経営であり、両社の間に資本関係等は全くない。
概要
[編集]本社は神奈川県横浜市。神奈川県で売上高第2位のスーパーマーケットチェーンである(2004年度、1位は相鉄ローゼン)。
地域ごとのニーズにきめ細かく対応することを目指しており、品揃えにも独自性が見られる。これまで、大手スーパー傘下やボランタリー・チェーン等に属さず、自社のプライベートブランド商品開発や、自社ルートでの輸入商品調達などに取り組んできたが、2008年11月にニチリウグループに加盟した。
2000年代に入ってから、GMSに近い業態の大型店を大幅に整理縮小することにより、売上高は減少したものの、利益率は改善している。
2003年には、新業態フードストア「デリド」1号店をオープンさせた。 品揃えは惣菜や弁当などを中心とし、店名、店舗デザイン、制服などは多摩美術大学と共同で作り上げた。
2007年には、食品を扱うスーパーマーケットで初めて、Tカード加盟店としてポイントカードを開始した(デリドアトレヴィ大塚店およびデリドビーンズ武蔵中原店は入居するテナントで導入しているJRE POINTを採用しており、Tポイントサービスの対象外。)。サービス開始時からオリエントコーポレーションと提携したクレジットカード「Tカードプラス」を発行していたが、2024年2月29日をもって入会受付を終了する。
2022年2月14日からはスマートフォンアプリを使用するモバイルTカードとTカードにチャージして利用するTマネーの取り扱いを開始した。
Tポイント付与の対象となるのは現金・Tカードに付帯しているクレジットカード・Tマネーで支払ったときのみで、それ以外の支払い方法ではTポイントは付与対象外となっていたが、2024年3月1日からは決済手段に関わらずTポイント付与の対象となる。
なお、コンビニエンスストアチェーンを運営する株式会社スリーエフは、富士シティオ(当時は株式会社富士スーパー)がコンビニエンス事業部を分社して設立した企業である。
沿革
[編集]- 1952年(昭和27年) - 荏原屋食料品店として東京都品川区にて創業。
- 1965年(昭和40年)
- 1975年(昭和50年) - 上記1号店の地に「上大岡ショッピングセンター」を開業。
- 1977年(昭和52年) - 新晃設備株式会社を設立。
- 1978年(昭和53年) - 新晃設備株式会社の商号を株式会社フジアートに変更。
- 1979年(昭和54年)
- 8月 - 富士殖産株式会社から株式会社富士スーパーに商号変更[1]。
- 横浜市磯子区にコンビニエンスストア「スリーエフ」1号店をオープン。
- 1981年(昭和56年)2月10日 - コンビニエンス部門を分社し、株式会社スリーエフを設立[3]。
- 1984年(昭和59年) - 横浜市保土ケ谷区に雑貨専門店「バラエティストア フルハウス」1号店をオープン。
- 1985年(昭和60年)
- 1987年 - 輸入専門商社、株式会社フィスコを設立。
- 1989年(平成元年)6月 - 資本金を5億7200万円に増資[1]。
- 1991年
- 8月 - 株式会社富士スーパーから富士シティオ株式会社に商号変更[1]。
- FUJI CITIO AUSTRALIA PTY.LTD.を設立。
- 保険代理店、旅行代理店部門を分社し、株式会社フジツアーインターナショナルを設立。
- 1997年 - 外食部門を分社し、株式会社フジフードを設立。
- 2000年 - カルチュア・コンビニエンス・クラブのフランチャイジーとして「TSUTAYA」店舗運営に乗り出す。
- 2003年 - 新業態店舗「デリド」1号店を平塚市の平塚駅南口にオープン。
- 2005年 - 株式会社フジフードを自社の外食部門に統合。
- 2007年 - カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社Tカード&マーケティングと提携し、Tカード加盟店としてポイントカードを開始。
- 2008年 - ニチリウグループ(日本流通産業)に加盟。
- 2014年 - 横浜市中区に小型店「プチマルシェフジ」1号店をオープン。
- 2022年 - モバイルTカード・Tマネーの取り扱いを開始。
店舗
[編集]現行の店舗については、公式サイト「店舗一覧」を参照。
過去に存在した店舗
[編集]神奈川県
[編集]- 太田店(横浜市南区[1]、1972年(昭和47年)10月開店[1]、店舗面積503m²[1])
- 渋沢店(秦野市若松町[1]、1977年(昭和52年)12月開店[1]、店舗面積1,158m²[1])
- 城山店(津久井郡城山町[1]、1983年(昭和58年)1月開店[1]、店舗面積1,300m²[1])
- 茅ヶ崎店(茅ヶ崎市共恵[1]、1984年(昭和59年)11月開店[1]、店舗面積370m²[1])
- 有馬店(川崎市宮前区[1]、1985年(昭和60年)11月開店[1]、店舗面積295m²[1])
- サンマート西門店(相模原市相模原[1]、1985年(昭和60年)10月開店[1]、店舗面積535m²[1])
- 相模大野店(相模原市上鶴間[1]、1987年(昭和62年)3月開店[1]、店舗面積1,696m²[1])
- 秦野店(秦野市)
- 平塚店(平塚市)
- 大曲店(寒川町)
- 高座店(大和市)
- 岡津店(横浜市戸塚区)
- 東戸塚店(横浜市戸塚区)
- 上星川店(横浜市保土ヶ谷区)
- 野川店(川崎市宮前区)
- フルハウス愛川店(愛川町)
- フルハウス鶴嶺店(茅ヶ崎市)
東京都
[編集]- 三鷹店(三鷹市下連雀[1]、1985年(昭和60年)6月開店[1]、店舗面積462m²[1])
- 堀之内駅前店(八王子市堀之内[3]、1989年(平成元年)11月開店[3]、店舗面積985m²[3])
- デリド五反田店(品川区)
- デリド市ヶ谷店(千代田区)
- 稲城長沼駅前店(稲城市)
グループ企業
[編集]- 株式会社フジツアーインターナショナル - 旅行・保険代理店
- 株式会社フィスコ - 輸入商社
- 富士殖産株式会社 - 不動産管理
- 日本冷食開発株式会社 - 運送
- 株式会社フジアート - 警備・広告・清掃事業等
- UFM FUJI SUPER CO., LTD
- タイ王国の商社Metro Groupとの合弁企業。「UFM富士スーパー」4店舗を展開。
- FUJI CITIO AUSTRALIA PTY.LTD.
- 株式会社スリーエフ - コンビニエンスストアチェーン
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 富士シティオ
- UFM Fuji Super
- 富士シティオ (@fujistaff01) - X(旧Twitter)公式アカウント