フォート・ロザリー級給糧艦
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フォート・ロザリー級給糧艦 | |
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基本情報 | |
種別 | 給糧艦(AFS) |
建造所 | スコット・リスゴー |
運用者 | イギリス海軍補助艦隊 |
建造期間 | 1973年 - 1978年 |
就役期間 | 1978年 - 2021年 |
建造数 | 2隻 |
前級 | リソース級 |
次級 | フォート・ヴィクトリア級(AOR) |
要目 | |
満載排水量 | 22,749 t |
総トン数 | 16,009 t |
全長 | 183.8 m |
最大幅 | 24.1 m |
吃水 | 8.6 m |
主機 | スルザー8RND90 ディーゼルエンジン×1基 |
推進器 | スクリュープロペラ×1軸 |
出力 | 23,200 bhp |
電力 | 4,120 kW |
速力 | 20ノット |
航続距離 | 10,000海里 (20kt巡航時) |
乗員 |
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兵装 |
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搭載機 | シーキングヘリコプター×2機 |
電子戦・ 対抗手段 |
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フォート・ロザリー級給糧艦 (英語: Fort Rosalie-class replenishment ship)は、イギリス海軍補助艦隊の給糧艦(AFS)の艦級。2隻が建造された。ネームシップが改名しており、以前はフォート・グランジ級給糧艦 (Fort Grange class replenishment ship) であった。
概要
[編集]弾薬や食料などの物資補給を担っており、6,234立方メートル/ 3,500トンの各種物資(冷蔵・冷凍食品2,300立方メートルを含む)を搭載できる[1]。
洋上移送装置としては、スライディング・ステイに対応した補給ステーションを両舷に3ヶ所ずつ設定している。また力量10トンの電動クレーンが2基、5トンの電動クレーンが4基搭載された[1]。
船尾楼甲板はヘリコプター甲板とされており、その直前にはシーキング・ヘリコプター4機分のハンガーを有する。ただし平時の搭載定数は1機である[1]。
両艦ともにフォークランド紛争に参加した。
同型艦
[編集]スコット・リスゴーで建造された。
# | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 | 備考 |
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A385 | フォート・ロザリー RFA Fort Rosalie |
1973年 11月9日 |
1976年 12月9日 |
1978年 4月6日 |
2021年 3月31日 |
就役時の艦名は「フォート・グランジ」 2000年に「フォート・ロザリー」に改名。 |
A386 | フォート・オースティン RFA Fort Austin |
1975年 12月9日 |
1978年 3月9日 |
1979年 5月11日 |
参考文献
[編集]- ^ a b c Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. pp. 726-727. ISBN 978-0870212505
関連項目
[編集]- 同時期の諸外国海軍の補給艦