コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フィオナ・ショウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィオナ・ショウ
Fiona Shaw
Fiona Shaw
2011年
本名 Fiona Mary Wilson
生年月日 (1958-07-10) 1958年7月10日(66歳)
出生地 アイルランドの旗 アイルランド コーク県
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
職業 女優
ジャンル 映画舞台テレビドラマ
活動期間 1983年 -
主な作品
映画
マイ・レフトフット
スーパーマリオ 魔界帝国の女神
待ち焦がれて
ブッチャー・ボーイ
ハリー・ポッター』シリーズ
ツリー・オブ・ライフ
コレット
エノーラ・ホームズの事件簿
アンモナイトの目覚め
テレビドラマ
トゥルーブラッド
キリング・イヴ/Killing Eve
キャシアン・アンドー
受賞
MTVムービー・アワード
キャスト賞
2012年ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ローレンス・オリヴィエ賞
主演女優賞
1989年エレクトラ
1990年お気に召すまま』『セチュアンの善人』
1994年『マシナル』
その他の賞
テンプレートを表示

フィオナ・ショウ(Fiona Shaw CBE、出生名:Fiona Mary Wilson、1958年7月10日 - )は、アイルランドコーク県出身の女優。

略歴

[編集]

ユニバーシティ・カレッジ・コークロンドン王立演劇学校卒業。映画出演も多いが舞台での活躍が顕著であり、ローレンス・オリヴィエ賞を3回受賞している。これまでシェイクスピアの『お気に召すまま』『じゃじゃ馬馴らし』『リチャード二世』、サミュエル・ベケットの『しあわせな日々』、ベルトルト・ブレヒトの『セチュアンの善人』、ヘンリック・イプセンの『ヘッダ・ガーブレル』などに出演している。

1994年、『マシナル』でローレンス・オリヴィエ賞最優秀女優賞を受賞。

2001年には大英帝国勲章(C.B.E.)を授与。

2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』以降、ペチュニア・ダーズリー役を一貫して演じた。

2003年にはブロードウェイでの舞台『Medea』でトニー賞にもノミネートされた。

私生活

[編集]

離婚歴があり、2人の子供がいる。2002年から2005年、女優のサフロン・バロウズと交際しているとの噂があった[1][2][3]が、双方共この件に関してコメントは出していない。2009年のインタビューにおいてショウは、自らを「とても幸せな独身者」であると述べている[4]

主な出演作品

[編集]

映画

[編集]
公開年 邦題
原題
役名 備考
1989 マイ・レフトフット
My Left Foot
アイリーン・コール
1990 愛と野望のナイル
Mountains of the Moon
イザベル・アルンデル
スリーメン&リトルレディ
Three Men And A Little Lady
エルスペス・ロマックス
1991 ロンドン・キルズ・ミー
London Kills Me
ヘッドリー
1993 スーパーマリオ 魔界帝国の女神
Super Mario Bros.
レナ
アンダーカバー・ブルース/子連れで銃撃戦!?
Undercover Blues
ポーリナ
1995 待ち焦がれて
Persuasion
ミセス・クロフト
1996 ジェーン・エア
Jane Eyre
ミセス・リード
1997 Richard II リチャード2世 テレビ映画
アンナ・カレーニナ
Anna Karenina
リディア
ブッチャー・ボーイ
The Butcher Boy
ミセス・ニュージェント
1998 アベンジャーズ
The Avengers
ファーザー
1999 ザ・ディレクター [市民ケーン]の真実
RKO 281
ヘッダ・ホッパー テレビ映画
2001 愛の勝利
The Triumph of Love
Leontine
ハリー・ポッターと賢者の石
Harry Potter and the Sorcerer's Stone
ペチュニア・ダーズリー
2002 マインド・ゲート 監禁少女のSOS
Doctor Sleep
キャサリン
ハリー・ポッターと秘密の部屋
Harry Potter and the Chamber of Secrets
ペチュニア・ダーズリー
2004 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
ペチュニア・ダーズリー
2006 ブラック・ダリア
The Black Dahlia
ラモーナ・リンスコット
恋は突然に。
Catch and Release
ミセス・ダグラス
2007 フラクチャー
Fracture
ロビンソン
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
ペチュニア・ダーズリー
2009 ドリアン・グレイ
Dorian Gray
アガサ
2010 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
Harry Potter and the Deathly Hallows Part1
ペチュニア・ダーズリー
2011 ツリー・オブ・ライフ
The Tree of Life
祖母
2015 ピクセル
Pixels
バグショー首相 クレジット無し
2018 コレット
Colette
シド
モンスターズ 悪魔の復讐
Lizzie
アビー・ボーデン
2020 エノーラ・ホームズの事件簿
Enola Holmes
ミス・ハリソン
アンモナイトの目覚め
Ammonite
エリザベス・フィルポット
2024 ブルー きみは大丈夫
IF
マーガレット

テレビシリーズ

[編集]
放映年 邦題
原題
役名 備考
1984 シャーロック・ホームズの冒険
The Adventures of Sherlock Holmes
アン・モリソン 曲がった男
2000 ゴーメンガースト
Gormenghast
イルマ ミニシリーズ
2004 エブとフロー
Ebb&flo
ナレーション アニメ
2005 Empire -エンパイア-
Empire
Fulvia ミニシリーズ
2011 トゥルーブラッド
True Blood
マーニー・ストーンブルック 計12話出演
2013 ミス・マープル
Agatha Christie's Marple
キャサリン・グリーンショウ 第6シーズン第2話「グリーンショウ氏の阿房宮」
2018-2019 キリング・イヴ/Killing Eve
Killing Eve
キャロリン・マーテンズ
2022 キャシアン・アンドー
Andor
マーヴァ・アンドー 
2024 TRUE DETECTIVE
True Detective Night Country
ローズ・アギノー シーズン4

参考文献

[編集]
  1. ^ "Mad About Saffron"”. Sydney Morning Herald (May 15 2004). 2014年9月22日閲覧。
  2. ^ "Saffron Burrows Embraces Lesbian Relationships On-screen and Off"”. AfterEllen.com (October 2003). 2006年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月22日閲覧。
  3. ^ "A hint of Saffron", The Observer, May 5 2002
  4. ^ "Fiona Shaw: ‘I have enormous sadness in me’", The Times, 10 December 2009

外部リンク

[編集]