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ピューリッツァー賞 フィクション部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ピューリッツァー賞 フィクション部門(ピューリッツァーしょう フィクションぶもん)はピューリッツァー賞の部門の一つで、アメリカ人著者による優れたフィクションが選ばれる。1948年以前はピューリッツァー賞 小説部門という名前であった。

受賞作一覧

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1990年代

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2000年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2000 ジュンパ・ラヒリ Interpreter of Maladies 『停電の夜に』小川高義訳、新潮社、2003年
2001 マイケル・シェイボン The Amazing Adventures of Kavalier & Clay 『カヴァリエ & クレイの驚くべき冒険』菊地よしみ訳、早川書房、2001年
2002 リチャード・ルッソ英語版 Empire Falls
2003 ジェフリー・ユージェニデス Middlesex 『ミドルセックス』佐々田雅子訳、早川書房、2004年
2004 エドワード・P・ジョーンズ英語版 The Known World 『地図になかった世界』小澤英実訳、白水社、2011年
2005 マリリン・ロビンソン Gilead 『ギレアド』 宇野元訳、新教出版社、2017年
2006 ジェラルディン・ブルックス March 『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』高山真由美訳、武田ランダムハウス、2010年
2007 コーマック・マッカーシー The Road ザ・ロード黒原敏行訳、早川書房、2010年
2008 ジュノ・ディアス The Brief Wondrous Life of Oscar Wao 『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』都甲幸治訳、新潮社、2011年
2009 エリザベス・ストラウト Olive Kitteridge 『オリーヴ・キタリッジの生活』小川高義訳、早川書房、2010年

2010年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2010 ポール・ハーディング英語版 Tinkers 『ティンカーズ』小竹由美子訳、白水社、2012年
2011 ジェニファー・イーガン英語版 A Visit from the Goon Squad 『ならずものがやってくる』谷崎由依訳、早川書房、2015年
2012 受賞なし
2013 アダム・ジョンソン The Orphan Master's Son 『半島の密使』佐藤耕士訳、蓮池薫監訳、新潮文庫、2013年
2014 ドナ・タート英語版 The Goldfinch 『ゴールドフィンチ』岡真知子訳、河出書房新社、2016年
2015 アンソニー・ドーア All the Light We Cannot See 『すべての見えない光』 藤井光訳、新潮社、2016年
2016 ヴィエト・タン・ウェン英語版 The Sympathizer 『シンパサイザー』上岡伸雄訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2017年
2017 コルソン・ホワイトヘッド英語版 The Underground Railroad 地下鉄道』谷崎由依訳、早川書房、2017年
2018 アンドリュー・ショーン・グリア英語版 Less 『レス』上岡伸雄訳、早川書房、2019年
2019 リチャード・パワーズ The Overstory 『オーバーストーリー』木原善彦訳、新潮社、2019年

2020年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2020 コルソン・ホワイトヘッド The Nickel Boys 『ニッケル・ボーイズ』藤井光訳、早川書房、2020年
2021 ルイーズ・アードリック The Night Watchman
2022 ジョシュア・コーエン英語版 The Netanyahus: An Account of a Minor and Ultimately Even Negligible Episode in the History of a Very Famous Family
2023 バーバラ・キングソルヴァー Demon Copperhead
2023 エルナン・ディアズ英語版 trust 『トラストー絆/わが人生/追憶の記/未来ー』 井上里訳、早川書房、2023年
2024 ジェイン・アン フィリップス英語版 Night Watch

外部リンク

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