ビンデシン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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薬物動態データ | |
血漿タンパク結合 | 65-75% |
代謝 | 肝臓 (CYP3A4-mediated) |
半減期 | 24時間 |
排泄 | 胆汁および腎臓 |
識別 | |
CAS番号 | 53643-48-4 59917-39-4 (硫酸塩) |
ATCコード | L01CA03 (WHO) |
PubChem | CID: 40839 |
DrugBank | APRD00392 |
KEGG | D01769 |
化学的データ | |
化学式 | C43H55N5O7 |
分子量 | 753.926 g/mol |
ビンデシン(vindesine)は、化学療法で用いられる抗有糸分裂ビンカアルカロイドである。抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)の一種。CAS登録番号53643-48-4。ビンブラスチンの初めての半合成アナログである。
硫酸塩が「フィルデシン」という商品名で発売されている。VDSという略号で表されることがある。
適応
[編集]急性白血病(慢性骨髄性白血病の急性転化を含む)、悪性リンパ腫、肺癌、食道癌[1]
副作用
[編集]骨髄抑制、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH)、麻痺性イレウス、消化管出血、間質性肺炎、心筋虚血、脳梗塞、神経麻痺、痙攣、聴覚異常、筋力低下(起立障害、歩行障害、階段昇降障害、手指連動障害など)、知覚異常、末梢神経障害、アナフィラキシー様症状、食欲不振、悪心・嘔吐、口内炎、便秘 AST (GOT) 上昇、ALT (GPT) 上昇、Al-P上昇、 BUN上昇、クレアチニン上昇、発疹、脱毛、しびれ感、知覚低下、息切れ、気管支痙攣、悪寒、発熱、静脈炎など。
作用機序
[編集]あまり明らかではないが、微小管またはチューブリンに関連したものであるとされる。
脚注
[編集]- ^ Macmillan Cancer Support (2009年4月1日). “Vindesine (Eldisine)” (英語). 2009年11月22日閲覧。
関連項目
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