パヤータイ駅
パヤータイ駅 | |
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駅全景 | |
พญาไท Phaya Thai | |
所在地 | バンコク都ラーチャテーウィー区 |
所属事業者 |
タイ国有鉄道(SRT・駅詳細) エアポート・レール・リンク(ARL・駅詳細) バンコク・スカイトレイン(BTS・駅詳細) |
パヤータイ駅(パヤータイえき)は、タイ王国のバンコク都ラーチャテーウィー区にある、タイ国有鉄道(SRT)、エアポート・レール・リンク(ARL)及びバンコク・スカイトレイン(BTS)の駅である。
乗り入れ路線
[編集]タイ国鉄の東本線、エアポート・レール・リンクの路線、バンコク・スカイトレインのスクムウィット線の合計3路線が乗り入れ、接続駅となっている。スクムウィット線の駅には「N2」、エアポート・レール・リンクの駅には「A8」の駅番号が付与されている。
タイ国有鉄道
[編集]SRT パヤータイ停車場 | |
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พญาไท Phaya Thai | |
◄ウルポン停車場 (1.03 km) (0.92 km) ラーチャプラーロップ停車場► | |
所在地 | バンコク都ラーチャテーウィー区 |
駅番号 | 3103 |
所属事業者 | タイ国有鉄道(SRT) |
等級 | 停車場 |
所属路線 | ■東本線 |
キロ程 | 3.67 km(フワランポーン起点) |
電報略号 | ญท. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1908年1月24日 |
概要
[編集]タイ国鉄による正式分類上では「駅」より格下の「停車場」である。このためパヤータイ停車場が正式名称となる。旅客線としては東本線が乗り入れており、ホームが設置されている。このほか、当駅の西方で北本線の駅に短絡する貨物線が乗り入れており、デルタ線となっている。
当駅を含めた周辺区間は複線で敷設されたが、エアポート・レール・リンクの建設に際しては、マッカサン駅の西方で本線から短絡線が分岐するように改められ、並行していた二線のうち一線分がフアマーク駅まで撤去され、撤去により空いた用地を利用してエアポート・レール・リンクの高架橋が建設されている。そのため、当駅の旅客線は単線で、上り列車と下り列車が同一ホームに発着している。
歴史
[編集]1908年1月24日、当駅付近を含むタイ国鉄東本線第1期区間バンコク(クルンテープ駅) - チャチューンサオ間が開通。1936年には、当駅の東方のマッカサン駅と、西方の北本線チットラッダー王室駅との間を短絡する貨物線が開通し[1]、当駅付近では東線の本線と短絡線が並行して敷設されていた。
- 1908年1月24日 【開業】クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅 (60.99km)
駅構造
[編集]単式ホーム1面2線の地上駅である。かつては相対式ホーム2面2線であったが、エアポート・レール・リンクの建設に伴い縮小され、貨物線側のホームは撤去されている。上屋は無くホーム上に待合室がある[2]。
隣の駅
[編集]- タイ国有鉄道
- ■東本線
- ウルポン停車場 - パヤータイ停車場 - ラーチャプラーロップ停車場
エアポート・レール・リンク
[編集]ARL パヤータイ駅 | |
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พญาไท Phaya Thai | |
◄A7 ラーチャプラーロップ | |
所在地 | バンコク都ラーチャテーウィー区 |
駅番号 | A8 |
所属事業者 | エアポート・レール・リンク(ARL) |
所属路線 | ■エアポート・レール・リンク |
キロ程 | 28.6 km(スワンナプーム起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 2010年8月23日 |
概要
[編集]2010年8月23日に正式開業。バンコク都内からスワンナプーム国際空港へ向かう始発駅である。開業当初は各駅停車の SA City Line のみが発着していたが、2011年6月1日より当駅発着のSA Expressが追加された[3]。ただし2014年に休止し、その後事実上廃止となった。
歴史
[編集]- 2010年8月23日 【開業】スワンナプーム駅 - パヤータイ駅 (28.6km)
- 2011年6月1日 【列車種別追加】当駅発着のSA Expressが運用開始。
- 2014年4月14日 【列車種別休止・廃止】SA Express休止。その後再開されることなく廃止。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。スカイトレインの高架橋のさらに上をエアポートリンクの高架橋が直交して乗り越すオーバークロス構造になっている。当駅からチャオプラヤ川以東まで延伸される計画があるため、終端部はホームの少し先に設置されている。
SA Expressが設けられていた時期はSA ExpressとSA City Lineは改札入口直後で分岐し、SA Express利用者は改札直後に待合スペースが設けられていた。尚、改札には係員が常時待機して誤入場をチェックしていた。
バンコク・スカイトレインの駅との間には二階に連絡通路が整備されており、雨天時等の連絡に配慮されている。この連絡通路は開業時にはなく、開業後に建設された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
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1・2 | ■エアポート・レール・リンク | マッカサン・スワンナプーム方面 |
-
ARLホーム
-
ARL駅入口(連絡通路より)
隣の駅
[編集]- エアポート・レール・リンク
- ■エアポート・レール・リンク
- ラーチャプラーロップ駅 (A7) - パヤータイ駅 (A8)
バンコク・スカイトレイン
[編集]BTS パヤータイ駅 | |
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BTSの駅舎 | |
พญาไท Phaya Thai | |
ラーチャテーウィー N1► | |
所在地 | バンコク都ラーチャテーウィー区 |
駅番号 | N2 |
所属事業者 | バンコク・スカイトレイン(BTS) |
所属路線 | ■スクムウィット線 |
キロ程 | ? km(クーコット起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1999年12月5日 |
歴史
[編集]駅構造
[編集]パヤータイ通り(北へ行くとパホンヨーティン通りに繋がる)の直上にある高架駅。U2階がコンコース・改札階、U3階がホーム階である。ホームは相対式2面2線を有している。2014年より可動式ホーム柵(ホームドア)の使用を開始した。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
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1 | ■スクムウィット線 | サイアム、アソーク、エカマイ、ケーハ方面 |
2 | アヌサーワリーチャイサモーラプーム、モーチット、ワット・プラシーマハタート、クーコット方面 |
-
BTSホーム
隣の駅
[編集]- バンコク・スカイトレイン
- ■スクムウィット線
- アヌサーワリーチャイサモーラプーム駅 (N3) - パヤータイ駅 (N2) - ラーチャテーウィー駅 (N1)
駅周辺
[編集]- パヤータイ通り
- キングパワー免税店
- シー・アユタヤ通り
- スアンパッカード宮殿
- サイアムシティホテル
- パヤータイ1病院
- BSVホテル
- KSLタワー
- コーンケン・シュガー・インダストリー本社
- 畜産局
- タイ王国陸軍医療部
- 勉強ラジオ局
- 教育テレビラジオ局
- パヤータイプラザビル
- ラクシュミーヴィラース宮殿(閉鎖)
- タイ王室後援サイジャイタイ財団
- サンティラートウィタヤライ学校
- ファヤタイ学校
- アムヌアイシン学校
- マヒドン大学薬学部
- シリピンヨービルディング
脚注
[編集]- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.147
- ^ 『タイ国鉄4000キロの旅』 p.518 - 519
- ^ SARL Express Line to open new route Phaya Thai-Suvarnbhumi, plus a free single trip (May 6, 2011)(エアポート・レール・リンクウェブサイト、英語)
参考文献
[編集]- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5