パイロ
パイロ | |||||||||||||||
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欧字表記 | Pyro[1] | ||||||||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||||||||
性別 | 牡 | ||||||||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||||||||
生誕 | 2005年2月19日 | ||||||||||||||
父 | Pulpit | ||||||||||||||
母 | Wild Vision | ||||||||||||||
母の父 | Wild Again | ||||||||||||||
生国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
生産者 | Darley | ||||||||||||||
馬主 |
Winchell Thoroughbreds LLC →ゴドルフィン[2] | ||||||||||||||
調教師 |
スティーヴン・アスムッセン →サイード・ビン・スルール[2] | ||||||||||||||
競走成績 | |||||||||||||||
生涯成績 | 17戦5勝 | ||||||||||||||
獲得賞金 | $1,673,673[3] | ||||||||||||||
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パイロ(Pyro、2005年2月19日 - )はアメリカ合衆国の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍は2009年のフォアゴーステークス、2008年のリズンスターステークス、ルイジアナダービー、ノーザンダンサーステークス。
戦績
[編集]2007年にデビュー。同年のシャンペンステークス(GI)およびブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(GI)でいずれもウォーパスの2着に惜敗する[3]。
2008年はルイジアナダービー(GII)など重賞を3勝するが、ブルーグラスステークス(GI)10着、ケンタッキーダービー(GI)8着、トラヴァーズステークス(GI)3着と、GIには手が届かなった[3]。
2009年1月からはゴドルフィンの所有馬となる[2]。フォアゴーステークス(GI)で1着となり、待望のGI初制覇を果たした。同年のシガーマイルハンデキャップ(GI)5着を最後に現役を引退した[3]。
年度別競走成績
[編集]- 2007年(4戦1勝)[3]
- 2008年(9戦3勝)- ルイジアナダービー(G2)、リズンスターステークス(G3)、ノーザンダンサーステークス(G3)[3]
- 2009年(4戦1勝) - フォアゴーステークス(G1)[3]
種牡馬時代
[編集]2010年からダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで種牡馬となった。エーピーインディ直仔の名種牡馬プルピットの後継としてアメリカ国内での種牡馬入りを要望する声も多かったが、シェイク・モハメドの後押しがあり、日本での種牡馬入りが実現した。初年度の種付け料は200万円(出生条件)に設定された[4]。
初年度産駒は2013年にデビュー、同年の地方競馬におけるファーストシーズンチャンピオンサイアーとなる[5]。同じ父を持つ種牡馬タピットの成功もあり、生産者からのパイロの人気も上昇[6]。2016年には自己最多の184頭に種付けを行っている。ただし、2017年は種付け料が前年の200万円から250万円に引き上げられたこともあり、種付け数は113頭と大きく減らしている[7]。
2021年にミューチャリーがJBCクラシックを優勝し、産駒初のGI級競走優勝馬となった。
地方競馬の種牡馬ランキングでは、2016年と2018年、2020年が3位、2019年と2021年は2位となっている。
主な産駒
[編集]中央競馬重賞及びダートグレード競走優勝馬
[編集]- 2011年産
- 2012年産
- 2013年産
- 2016年産
- 2017年産
地方重賞優勝馬
[編集]- 2011年産
- 2012年産
- 2013年産
- タービランス(羽田盃、京浜盃、サンライズカップ、報知グランプリカップ、報知オールスターカップ、埼玉新聞栄冠賞2回)
- ポッドガイ(鎌倉記念)
- センペンバンカ(園田チャレンジカップ)
- クインズサターン(道営記念2回、旭岳賞、コスモバルク記念)[9]
- 2014年産
- ヴィーナスアロー(石川ダービー、兼六園ジュニアカップ、金沢プリンセスカップ)
- 2015年産
- 2016年産
- テイエムノサッタ(霧島賞)
- 2017年産
- 2018年産
- 2019年産
- 2020年産
- ベルピット(ブリーダーズゴールドジュニアカップ、サッポロクラシックカップ、北斗盃、北海優駿、王冠賞、コスモバルク記念、赤レンガ記念、旭岳賞、瑞穂賞、道営記念)[15]
- イチノコマチ(九州ジュニアチャンピオン)[16]
母父としての主な産駒
[編集]地方重賞優勝馬
[編集]血統表
[編集]パイロの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | シアトルスルー系 |
[§ 2] | ||
父 Pulpit 1994 鹿毛 |
父の父 A.P. Indy1989 黒鹿毛 |
Seattle Slew | Bold Reasoning | |
My Charmer | ||||
Weekend Surprise | Secretariat | |||
Lassie Dear | ||||
父の母 Preach1989 鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | ||
Gold Digger | ||||
Narrate | Honest Pleasure | |||
State | ||||
母 Wild Vision 1998 鹿毛 |
Wild Again 1980 黒鹿毛 |
Icecapade | Nearctic | |
Shenanigans | ||||
Bushel-n-Peck | Khaled | |||
Dama | ||||
母の母 Carol's Wonder1984 芦毛 |
Pass the Tab | Al Hattab | ||
Dantina | ||||
Carols Christmas | Whitesburg | |||
Light Verse | ||||
母系(F-No.) | Brighton View系(FN:8-d) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Native Dancer5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
参考
[編集]- ^ パイロ(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)
- ^ a b c Pyro | Progeny. Racing Post. 2018年5月11日閲覧
- ^ a b c d e f g Horse Profile for Pyro. Equibase. 2018年5月11日閲覧
- ^ プルピットの後継種牡馬【パイロ】がダーレー・ジャパン・スタリオンCに到着. 馬市.com(2010年1月29日付). 2018年5月11日閲覧
- ^ 「南関種牡馬列伝 第7回パイロ」『フリーペーパー「ポコポコ」』第10号、サラブレッド血統センター内「POCO POCO」事務局、2016年10月、18頁。
- ^ 函館2歳Sの血統新潮流. TOKYO THOROUGHBRED CLUB. OFFICAL SITE(2016年7月22日付). 2018年5月11日閲覧
- ^ 【2017年度の種付頭数】~ダーレー・ジャパン編. 馬市.com(2017年10月20日閲覧). 2018年5月11日閲覧
- ^ “メイショウハリオ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “クインズサターン”. JBISサーチ. 2021年10月8日閲覧。
- ^ “ハセノパイロ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月22日閲覧。
- ^ “サンビュート”. JBISサーチ. 2022年11月10日閲覧。
- ^ “ランリョウオー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “ティアラフォーカス”. JBISサーチ. 2023年1月18日閲覧。
- ^ “メイプルシスター”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月22日閲覧。
- ^ “ベルピット”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年5月4日閲覧。
- ^ “イチノコマチ”. JBISサーチ. 2022年10月2日閲覧。
- ^ a b “パイロ(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月10日閲覧。
- ^ a b “パイロの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月10日閲覧。
- ^ 平出貴昭 (2019年9月18日). “『覚えておきたい世界の牝系100』掲載牝系一覧”. 競馬“血統”人生/平出貴昭. 2020年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
- パイロ(Usa) - 競走馬のふるさと案内所