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ハートレー (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハートレー
東京競馬場のパドックを周回する競走馬ハートレー。2016年2月14日。
東京競馬場のパドックを周回するハートレー(2016年2月14日 共同通信杯)
欧字表記 Hartley
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2013年4月11日[1]
抹消日 2019年11月20日
ディープインパクト[1]
ウィキッドリーパーフェクト[1]
母の父 Congrats[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 サンデーレーシング[1]
調教師 手塚貴久美浦[1]
競走成績
生涯成績 8戦2勝[1]
獲得賞金 8331万1000円[1]
勝ち鞍
GII ホープフルS 2015年
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ハートレーは、日本の競走馬である。2015年のホープフルステークス勝ち馬。由来は探査機ディープインパクトが観測した太陽系の彗星名[2]

経歴

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デビュー前

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父はリーディングサイアーディープインパクト、母はアメリカのG1アルシバイアディーズステークス優勝馬ウィキッドリーパーフェクトという良血馬で、サンデーレーシングから1億円という高額で募集された[3]

2歳(2015年)

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11月14日の2歳新馬でデビュー。ややズブさを見せたが、直線でインコースから差し切って優勝した[4]。騎乗したライアン・ムーアは「必ず重賞を勝てる器」と高評価した[4]。続くホープフルステークスでは道中8番手から鋭く伸びて優勝、重賞初制覇を挙げた[5]

3歳(2016年)

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クラシックを目標に共同通信杯から始動。単勝1.9倍の一番人気となったが、横山典弘が促しても反応がなく第4コーナーで既に手応えを失っており、9着に敗れた[6]。その後は放牧を挟んで皐月賞へ直行する予定だったが[7]左前ハ行により回避[8]。その後左前脚球節部の骨折が判明、全治6か月と発表され休養に入った[9]

4歳(2017年)

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7月の福島テレビオープンで復帰予定だったが、鼻出血により出走を取り消した[10]。その後去勢され、12月のディセンバーステークスで1年10か月ぶりに復帰[11]。騎乗したヒュー・ボウマンから「久々すぎてレースを忘れているのか」と言われるほどぎこちない走りを見せ、5着に敗れた[12]

5歳(2018年)〜6歳(2019年)

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2018年は5月5日のメトロポリタンステークスで始動し、ベストアプローチの3着と好走する。しかし、その後は惨敗が続き2019年11月20日付けでJRA競走馬登録を抹消し、現役を引退した。引退後は福島県天栄村ノーザンファーム天栄にて乗馬となる[13]

競走成績

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以下の内容は、netkeiba.comの情報[1]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2015.11.14 東京 2歳新馬 芝2000m(稍) 11 6 7 001.50(1人) 01着 02:04.5(33.8) -0.2 0R.ムーア 55 (オーダードリブン) 484
0000.12.27 中山 ホープフルS GII 芝2000m(良) 12 5 6 007.40(3人) 01着 02:01.8(34.3) -0.2 0H.ボウマン 55 ロードクエスト 484
2016.02.14 東京 共同通信杯 GIII 芝1800m(良) 10 8 10 001.90(1人) 09着 01:48.9(36.5) -1.5 0横山典弘 57 ディーマジェスティ 486
2017.12.17 中山 ディセンバーS OP 芝1800m(良) 12 3 3 016.30(5人) 05着 01:48.3(35.1) -0.5 0H.ボウマン 56 マイネルハニー 478
2018.05.05 東京 メトロポリタンS OP 芝2400m(良) 11 2 2 011.50(5人) 03着 02:24.9(33.7) -0.1 0C.ルメール 56 ベストアプローチ 474
0000.09.02 札幌 丹頂S OP 芝2600m(良) 14 3 4 003.50(1人) 10着 02:44.9(40.5) -2.3 0C.ルメール 56 リッジマン 472
0000.12.16 中山 ディセンバーS OP 芝1800m(良) 11 8 11 007.10(5人) 05着 01:48.3(34.6) -0.2 0戸崎圭太 56 アドマイヤリード 468
2019.02.10 京都 京都記念 GII 芝2200m(良) 12 1 1 025.20(8人) 11着 02:16.1(35.8) -1.3 0川田将雅 56 ダンビュライト 474

血統表

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ハートレー血統 (血統表の出典)

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*ウィキッドリーパーフェクト
Wickedly Perfect
2008 芦毛
Congrats
2000
A.P.Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Praise Mr. Prospector
Wild Applause
母の母
Wickedly Wise
2001
Tactical Cat Storm Cat
Terre Haute
Winter Display Cold Reception
Show Off


出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j netkeiba.com・ハートレー 2016年2月29日閲覧
  2. ^ JRAデータファイル競走馬検索/ハートレー 2016年2月29日閲覧
  3. ^ サトノダイヤモンド、ハートレー…現3歳世代「ディープ産駒」躍進の秘密”. 東京スポーツ (2016年2月11日). 2018年3月23日閲覧。
  4. ^ a b 【東京新馬戦】1番人気ハートレーV「必ず重賞勝てる器」”. スポーツニッポン (2015年11月15日). 2018年3月23日閲覧。
  5. ^ 【ホープフルS】ハートレー無傷2連勝!ボウマン「凄い馬だ」”. スポーツニッポン (2015年12月28日). 2018年3月23日閲覧。
  6. ^ 【共同通信杯】1番人気ハートレー9着…横山典「何でだろう」”. スポーツニッポン (2016年2月15日). 2018年3月23日閲覧。
  7. ^ ハートレー放牧へ 手塚師「しっかり立て直して皐月賞に直行」”. スポーツニッポン (2016年2月18日). 2018年3月23日閲覧。
  8. ^ ハートレーが左前跛行のため皐月賞を回避”. netkeiba.com (2016年4月3日). 2018年3月23日閲覧。
  9. ^ ハートレーが左前脚球節部を骨折 全治6か月”. netkeiba.com (2016年4月24日). 2018年3月23日閲覧。
  10. ^ ホープフルS優勝馬ハートレー再び休養へ…追い切り後鼻出血発症”. スポーツニッポン (2017年7月6日). 2018年3月23日閲覧。
  11. ^ 【ディセンバーS】22か月ぶり復帰のハートレー いきなり好走も”. 東京スポーツ (2017年12月14日). 2018年3月23日閲覧。
  12. ^ 【ディセンバーS】(中山)~マイネルハニーが2番手から押し切る”. ラジオNIKKEI (2017年12月17日). 2018年3月23日閲覧。
  13. ^ ハートレー号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2019年11月20日). 2019年11月20日閲覧。

外部リンク

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