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ハモーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハモーサ
欧字表記 Hermosa[1]
品種 サラブレッド
性別 [2]
毛色 鹿毛[2]
生誕 2016年5月6日[2]
Galileo[2]
Beauty Is Truth[2]
母の父 Pivotal[2]
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Beauty Is Truth Syndicate[2]
馬主 Michael Tabor, Derrick Smith
& Mrs John Magnier[2]
調教師 エイダン・オブライエンアイルランドの旗 アイルランド
競走成績
生涯成績 13戦4勝[2]
獲得賞金 £892,338[2]
勝ち鞍
GI 英1000ギニー 2019年
GI 愛1000ギニー 2019年
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ハモーサ (Hermosa[1]) はアイルランド競走馬である。主な勝ち鞍は2019年英1000ギニー(GI)、愛1000ギニー(GI)。

戦績

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2歳(2018年)

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2018年6月にカラ競馬場で初出走。初戦は4着に敗れたが、翌月の未勝利戦で初勝利を挙げる。デビュータントステークスでは6着、モイグレアスタッドステークスでは3着と、いずれもスキッタースキャッターの後塵を拝した[2]

デビュー5戦目のウェルドパークステークスをライアン・ムーアとの初コンビで制し、重賞初制覇。しかし、その後はフィリーズマイルクリテリウム・アンテルナシオナルで連続して2着となり、全姉ハイドレンジアと同じく2歳時はあと一歩のところでG1に手が届かなかった[2]

3歳(2019年)

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前哨戦を使わず休み明けで出走した英1000ギニーでは15倍のオッズがつく伏兵の位置付けだったが、ウェイン・ローダンとのコンビでハナを奪うと、そのままゴールまで押し切って優勝。エイダン・オブライエン調教師は前日の英2000ギニーマグナグレシアで制しており、自身4度目の英2000ギニー&英1000ギニーの同一年ダブル制覇(ギニーズダブル)を達成した。続く一戦として英オークスへの出走が一時有力視されたが[3]、最終的にはライアン・ムーア騎乗で愛1000ギニーに出走し、4馬身差の圧勝で史上4頭目の英愛1000ギニー制覇を達成した[4]

愛1000ギニー後、オブライエン師はフランスディアヌ賞(仏オークス)への出走を表明していたが[4]、これを回避してロイヤルアスコット開催コロネーションステークスに参戦[5]。マイルG1・3連勝を狙ったが、フランスから参戦したウォッチミーの大駆けを許し、2着に惜敗した。日本ディアドラが勝利したナッソーステークスにも1番人気で出走していたが、直線で急激に失速して大差の最下位に沈んだ。オブライエン師は「馬場とペースが合わなかった」と敗因を語った[6]。実績のあるマイル路線に戻り、姉ハイドレンジアとの姉妹制覇が懸かったメイトロンステークスではイリデッサに3/4馬身及ばず、2着に敗れた[7]

10月5日のサンチャリオットステークスでブービーの8着に敗れ、同レースを最後に現役を引退した[8]

競走成績

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以下の内容は、Racing Post[2]の情報に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2018.06.29 カラ 未勝利 芝7f 4着 D.オブライエン 3馬身1/4 Peach Tree
0000.07.31 ゴールウェイ 未勝利 芝7f 1着 D.オブライエン 1馬身 (Engles Rock)
0000.08.26 カラ デビュータントステークス G2 芝7f 6着 J.ヘファーナン 6馬身1/4 Skitter Scatter
0000.09.16 カラ モイグレアスタッドステークス G1 芝7f 3着 J.ヘファーナン 3馬身1/4 Skitter Scatter
0000.09.30 ナース ウェルドパークステークス G3 芝7f 1着 R.ムーア 2馬身1/2 (Foxtrot Liv)
0000.10.12 ニューマーケット フィリーズマイル G1 芝8f 2着 D.オブライエン 1馬身1/2 Iridessa
0000.10.28 シャンティイ クリテリウム・アンテルナシオナル G1 芝7f 2着 R.ムーア 3/4馬身 Royal Meeting
2019.05.05 ニューマーケット 英1000ギニー G1 芝8f 1着 W.ローダン 1馬身 (Lady Kaya)
0000.05.26 カラ 愛1000ギニー G1 芝8f 1着 R.ムーア 4馬身 (Pretty Pollyanna)
0000.06.21 アスコット コロネーションステークス G1 芝8f 2着 R.ムーア 1馬身1/2 Watch Me
0000.08.01 グッドウッド ナッソーステークス G1 芝10f 9着 R.ムーア 49馬身 ディアドラ
0000.09.14 レパーズタウン メイトロンステークス G1 芝8f 2着 R.ムーア 3/4馬身 Iridessa
0000.10.05 ニューマーケット サンチャリオットステークス G1 芝8f 8着 R.ムーア 7馬身1/4 Billesdon Brook

繁殖牝馬時代

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2020年から繁殖入り。同時に引退が発表された僚馬マジカルと同じく、初年度はノーネイネヴァーが交配相手となることが発表された[8]

血統表

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ハモーサ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サドラーズウェルズ系
[§ 2]

Galileo
1998 鹿毛
父の父
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Urban Sea
1989 栗毛
Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Allegretta Lombard
Anatevka

Beauty Is Truth
2004 鹿毛
Pivotal
1993 栗毛
Polar Falcon Nureyev
Marie d'Argonne
Fearless Revival Cozzene
Stufida
母の母
Zelding
1995 鹿毛
*ウォーニング Known Fact
Slightly Dangerous
Zelda Caerleon
Mill Princess
母系(F-No.) 8号族(FN:8-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer3×5=15.63%、Special4×5=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ 5代血統表 Hermosa(IRE). 2019年9月18日閲覧
  2. ^ 5代血統表 Hermosa(IRE). 2019年9月18日閲覧
  3. ^ 5代血統表 Hermosa(IRE). 2019年9月18日閲覧
  4. ^ 5代血統表 Hermosa(IRE). 2019年9月18日閲覧

脚注

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  1. ^ a b Hermosa(IRE). JBIS-Search. 2019年9月18日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m Hermosa | Race Record & Form. Racing Post. 2019年9月18日閲覧
  3. ^ Aidan O’Brien completes fourth Guineas double as Hermosa shines”. Racing TV (2019年5月5日). 2019年9月18日閲覧。
  4. ^ a b Brilliant Hermosa captures Irish 1,000 Guineas double for O'Brien and Moore”. thejournal.ie (2019年5月26日). 2019年9月18日閲覧。
  5. ^ Hermosa set for Coronation Stakes at Royal Ascot”. Sporting Llife (2019年6月6日). 2019年9月18日閲覧。
  6. ^ Hermosa set for recovery mission in Matron Stakes at Leopardstown”. Racing TV (2019年9月5日). 2019年9月18日閲覧。
  7. ^ Iridessa proves irresistible for Joseph O'Brien in Matron Stakes”. Racing TV (2019年9月14日). 2019年9月18日閲覧。
  8. ^ a b Hermosa, Magical To No Nay Never”. Thoroughbred Daily News (2019年10月25日). 2019年12月11日閲覧。
  9. ^ Beauty Is Truth(IRE)”. JBIS-Search. 2019年9月18日閲覧。
  10. ^ Fire Lily(IRE)”. JBIS-Search. 2019年9月18日閲覧。
  11. ^ a b ハモーサの血統表”. netkeiba.com. 2019年9月18日閲覧。

外部リンク

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