ハイロー・カントリー
表示
ハイロー・カントリー | |
---|---|
The Hi-Lo Country | |
監督 | スティーヴン・フリアーズ |
脚本 | ウォロン・グリーン |
原作 | マックス・エヴァンス |
製作 |
ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー マーティン・スコセッシ バーバラ・デフィーナ |
製作総指揮 | ラッド・シモンズ |
出演者 |
ウディ・ハレルソン ビリー・クラダップ パトリシア・アークエット |
音楽 | カーター・バーウェル |
撮影 | オリヴァー・ステイプルトン |
編集 | マサヒロ・ヒラクボ |
製作会社 |
ワーキング・タイトル・フィルムズ ポリグラム・フィルムド・エンターテインメント |
配給 |
グラマシー・フィルムズ アスミック・エース |
公開 |
1999年1月22日 1999年11月27日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $166,082[1] |
『ハイロー・カントリー』(原題:The Hi-Lo Country)は、1998年制作のアメリカ合衆国の映画。
西部劇最後の巨匠サム・ペキンパーが映画化を望みながら実現しなかったマックス・エヴァンスの同名小説の映画化[2][3]。マーティン・スコセッシ製作、スティーヴン・フリアーズ監督。第49回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (監督賞)受賞[4]。
あらすじ
[編集]ニューメキシコの広大な平野ハイロー・カントリーで牧場を営むピートは出征していた第二次世界大戦が終わり、復員してきた。しかし、町は成り上がり者のジム・エドに牛耳られ、牧場も取られ、さらに親友ビッグ・ボーイの弟リトル・ボーイは彼の手下となっていた。
そんなある日、ピートは酒場でモナという魅惑的な女性と出会う。ジョセファという恋人がいながら彼女に激しく恋するピートであったが、彼女はジム・エドの手下レスの妻だった。
やがて、彼と同じように出征していたビッグ・ボーイが復員してきた。2人は再会を喜ぶが、ビッグ・ボーイが紹介した恋人はモナだった。ピートは昔気質のカウボーイ魂を貫くビッグ・ボーイと共にジム・エドに反抗する。しかし、その中でピートは友情と恋愛感情のはざまで苦しんでいた。
ある日、ビッグ・ボーイと共にジム・エド一味と立ち回りを演じたピートはモナとジョセファを連れ、4人で森に行き酒を飲むが、ビッグ・ボーイが眠り込んだ間にピートは激情にかられて、モナを抱いてしまう。
やがて、ビッグ・ボーイは雇い主から牧場を受け継ぎ、ついにモナとの結婚を決めるのだが、そんな彼に悲劇が起きる。
キャスト
[編集]- ビッグ・ボーイ・マットソン:ウディ・ハレルソン(吹替:大塚芳忠)
- ピート・カルダー:ビリー・クラダップ(吹替:宮本充)
- モナ・バーク:パトリシア・アークエット(吹替:渡辺美佐)
- ジム・エド・ラヴ :サム・エリオット(吹替:小林清志)
- ジョセファ・オニール:ペネロペ・クルス(吹替:小島幸子)
- リトル・ボーイ・マットソン:コール・ハウザー
- ジェイコブ・バルガス
- フーヴァー・ヤング:ジェームズ・ギャモン
- メサ:ケティ・フラド
- レス・バーク:ジョン・ディール
- レイン・スミス
脚注
[編集]- ^ The Hi-Lo Country (1998) - Box Office Mojo
- ^ “Max Evans: Lone Writer of the Hi-Lo Country”. LA Times. (1999年1月1日) 2017年6月8日閲覧。
- ^ “'Hi-Lo,' Riding Herd on Too Much Territory”. Washington Post. (1999年1月15日) 2017年6月8日閲覧。
- ^ “Berlinale: 1999 Prize Winners”. berlinale.de. 2012年1月29日閲覧。