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ノート:フッ素

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デービーの死因について

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  • 本文中に「デービー(漏れ出たフッ素で死亡)」とありますが、これはどのような資料によるものでしょうか。ハンフリー・デービーにもフッ素のために死亡したとの記述がありますが、化学実験で発生した物質の副作用で死亡したとしか分かっていないはずです。--Redattore 2006年5月28日 (日) 05:31 (UTC)[返信]
  • 明らかな範囲に留め、このように訂正するのはいかがでしょうか?
「単離するも捕集に失敗」
フッ素死亡説のソースは、 http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/fluoro/fluoro.html です。
できましたら、Redattoreさんの主張する「副作用死亡説」のソースを示していただければありがたいです。--Chuck 2006年6月4日 (日) 16:08 (UTC)[返信]
私が参照した内容を以下に示します。
Trail Of The Elements --- ここには、フッ素などの発見史について書かれております。Moissan And Fluorineの節を読むと、being poisoned in the attempt とありますが、他の化学者については死亡したであるとか、3カ月入院したとありますが、デービーについては中毒したとだけあります。
Lateral Science - Fluorine, Tiger of Chemistory --- ここでは、Humphrey Davy of England: poisoned, recovered. と書かれています。中毒したが回復したということですね。化学者ごとにフッ素の単離実験でどんな目に会ったのかが記されております。
Humphry Davy --- こちらにはデービーの死因として Heart Failure(心臓麻痺)とあります。フッ素の単離実験が1813年とあり、これは死亡する16年前になります。
最後にWikipedia英語版、ドイツ語版、フランス語版のいずれにもデービーがフッ素の中毒によって死亡したとは書かれておりませんでした。
いずれも一次資料ではありませんが、「漏れ出たフッ素で死亡」と書くにはさらに調査が必要だと考えました。--Redattore 2006年6月5日 (月) 09:58 (UTC)[返信]
  • ご指摘のソースを全て参照しました。現代の人間から見れば「命がけ」の実験を、彼らは先入観なく行っていたのですね。犠牲となった方々には敬意とともに哀悼の意をいだきます。さて本題、総合的に捉えて「フッ素死亡説」は信憑性が薄いと判断しました。Redattoreさんはどのような記述が望ましいとお考えでしょうか? コメントいただければ幸いです。--Chuck 2006年6月12日 (月) 08:51 (UTC)[返信]

その後、少し調べましたので、以下に改善案を記します。科学者の事故以外に、電気分解以前の歴史を加筆し、モアッサンの実験内容を修正しています。各化学者の実験がいつのものだったのかがはっきりしないため、さらに調査が必要でしょう。ゲイ=リュサックの記述、モアッサンの片目の記述についても確認が取れませんでした。実は、モアッサンの-50℃という数値も、確実ではなく-23℃としている資料もありました。--Redattore 2006年6月12日 (月) 17:43 (UTC)[返信]

歴史

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古くから製鉄などにおいて、フッ素の化合物である蛍石 (CaF2) が融剤として用いられた。例えば、ドイツの鉱物学者ゲオルク・アグリコラは1530年に著書「ベルマヌス」Bermannus, sive de re metallica dialogus において、蛍石を炎の中で加熱し、融解させると、融剤として適切であると記している。1670年には、ドイツのガラス加工業者のハインリッヒ・シュヴァンハルト (Heinrich Schwanhard) が蛍石の酸溶解物にガラスをエッチングする作用があることに気づいた。蛍石に硫酸を加えると発生するフッ化水素1771年カール・シェーレが発見していた。未知の元素が蛍石 (Fluorite) に含まれる可能性から、フランスのアンドレ・マリー・アンペールは、未発見の新元素に fluorine と名付けた。フッ化水素と塩化水素の組成がフッ素と塩素の違いだけであると、最初に主張したのはアンペールであった。彼はその後、名称を変える。ギリシア語の「破壊的な」という語から、 phthorine とした。ギリシア語ではアンペールの新名称を採用している ([1])。しかしながら、イギリスのデーヴィーが fluorine を使い続けたため、多くの言語では fluorine に由来する名称が定着した。名称は定まったが、フッ化水素の研究は進まず、酸素を発見したラヴォアジェも単離には至らなかった。

1800年、イタリアのアレッサンドロ・ボルタが発見した電池が、電気分解という元素発見に極めて有効な武器をもたらした。デービーは1806年から電気化学の研究を始める。カリウム、ナトリウム、カルシウム、ストロンチウム、マグネシウム、バリウム、ホウ素を次々と単離。しかし1813年の実験では電気分解の結果、漏れ出たフッ素で短時間の中毒に陥ってしまう。デービーの能力を持ってしてもフッ素は単離できなかった。単体のフッ素の酸化力の高さゆえである。実験器具自体が破壊されるばかりか、人体に有害なフッ素を分離・保管することもできない。

アイルランドのクノックス兄弟は実験中に中毒し、1人は3年間寝たきりになってしまう。ベルギーの Paulin Louyetとフランスのジェローム・ニクレも相次いで死亡する。1869年、ジョージ・ゴアは無水フッ化水素に直流電流を流して、水素とフッ素を得たが、即座に爆発的な反応がおきた。偶然にも怪我一つなかったという。

ようやく1886年アンリ・モアッサンが単離に成功する。白金、イリジウム電極を用いたこと、蛍石をフッ素の捕集容器に使ったこと、電気分解を-50℃という低温下で進めたことが、成功の鍵だった。材料にも工夫があり、フッ化水素カリウム(KHF2)の無水フッ化水素(HF)溶液を用いた。フッ素単離の功績から、1906年のノーベル化学賞はモアッサンが獲得した。翌年、モアッサンが急死した原因は不明である。


提案:フッ素の毒性について

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  • 文面中に散逸した記述ですと、読者にはその毒性が理解しにくいと考えます。新たに毒性の項目を設け、晒された量や期間、および摂取経路等で分類して記述することを提案します。--Chuck 2006年6月4日 (日) 16:28 (UTC)[返信]
フッ素の毒性については、許容濃度が参考になるのではないかと考えました。国立医薬品食品衛生研究所のWebページによると、2001年の(米国産業衛生専門家会議 (ACGIH)) en:American Conference of Governmental Industrial Hygienists による数値で、1ppm(TWA:時間加重平均値)、2ppm(STEL、短期暴露限界値)とあります。これを他の物質と比べてみました。オゾン 0.05ppmから0.2ppm (TWA)、フッ化水素 0.1ppm (TWA)、塩素 0.5ppm (TWA)、1ppm (STEL)、一酸化炭素 25ppm (TWA)、アンモニア 25ppm (TWA)でしたので、労働環境など低濃度の場合は、オゾン、フッ化水素、塩素、フッ素、一酸化炭素とアンモニアの順で危険であると分かります。ただし、高濃度の場合の順番は分かりません。--Redattore 2006年6月12日 (月) 17:43 (UTC)[返信]

フッ素の歯科的応用について

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  • フッ素の歯科的応用について、さまざまな意見があり、(とくに水道水のフロリデーションに対しては)反対する意見が根強いことは事実だと思います。しかしながらwikipediaはあくまで「事典」であるという性格上、主義主張を訴える場としてはふさわしくないと考えます。そこで「一般的にあらゆる物質は生体にとって何らかの影響を与え、その影響は摂取量に左右される。どれほど安全と思われる物質でも、大量に摂取すれば害を与える(ゼロリスクは存在しない)。歯に対するフッ素の影響については、まず実被害を出さないという予防原則に立ち、選択肢のない使用は差し控えるべきであろう。」の部分は削除し、その前段までの事実を記載したもののみ残す形はいかがでしょうか。さらに興味を持った読者は関連リンクで両者の代表的な主張を学ぶことも出来ます。--以上の署名のないコメントは、210.164.52.241会話/Whois)さんが 2006-08-28 03:40:04 (UTC) に投稿したものです。

提案:歯の強化の項について

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歯の強化の項にフッ素濃度のことが記載されているが、低濃度(1ppm)で、高濃度のフッ素を摂取すると歯の形成異常を生じるという表現は誤解を生むのではないでしょうか。

この段は、歯牙形成期にフッ素を摂取することで歯のフッ素症(斑状歯)という歯の形成異常を生じさせる事が知られている。 WHO(世界保険機構)は齲蝕抑制を目的とした水道水フッ素濃度を1〜1.5ppmとしている。 香港では1ppmの濃度で斑状歯(歯のフッ素症)が多発した事を受け、アジア地区での水道水フッ素濃度を見直すことにし0.7ppmとした。 日本に於いては0.5ppm〜0.6ppmを境に斑状歯発生が見られることからこの濃度が斑状歯発生の境界とされている(原文:フッ素を多量に含有する水を飲用すると斑状歯になることが知られている。米国ではこの恕限度1ppmが広く認められているが、恕限度については、地域差、個人差あるいはフッ素と親和力の大きいカルシウムの摂取量による差異が影響し、わが国では0.5〜0.6ppmを境に斑状歯の発生が見られる。) (参考:WHO Technical Report Series No.846,昭和48年度「長野県大町市および周辺地区 水道計画調査報告書」)

「過去に一部地域で施行されたこともあったが、現在の日本においては水道水へのフッ素添加は行われていない。」 この表現は過去に日本で水道水フッ素添加が実施されたかのように受けられますが、京都府・三重県で実施されたのはあくまでも添加実験であり供給を実施したものではないから、 京都市山科区で13年間、三重県で3年間の水道水フッ素添加実験研究が行われた、これ以外に日本では水道水にフッ素を添加したことは一度もない。 2000年の国会で水道水フッ素添加関連の質疑後、厚生労働省健康局歯科保険課と生活局水道課の協議の上で、歯科医師会・水道事業者・住民の三者の合意の基に水道法内の添加であれば生活局水道課としては口を挟まないという合意が出来ている。

以上のように改める方が良いと思いますが如何でしょうか。また、低濃度高濃度という表現は誤解を受けやすい表現ですので、濃度を言う場合は一般に使用される単位ppmまたはパーリットル(※/L)で統一するべきではないでしょうか。 --以上の署名のないコメントは、219.122.140.7会話/Whois)さんが 2006-10-03 06:37:07 (UTC) に投稿したものです。

フッ素の記事にそこまで詳細に書かなくてもよろしいのでは?う蝕#フッ素上水道で詳細に取り上げるのが良いと考えます。フッ素の項目には
  1. 日本を含めて、低濃度の無機フッ素化合物を局所的に塗布することで虫歯予防に利用される。
  2. 現在の日本では行われていないが、広く世界には飲料水にフッ素濃度が高い水を飲用にしている地域もあり、微量のフッ素を水道水に積極的に添加する地域も存在する。しかし、虫歯予防効果よりも副作用の斑状歯の発生が問題視される場合もある。
の二点が記述されていれば十分と考えます。また、Wiki日本語版(日本語で書く)でありWiki日本版(日本でのことを書く)ではないという見解もあるので、日本の立場・政治状況のみを取り上げるのは適当ではありません。日本のことを記述するのであれば「日本においては」とか「日本国の厚生省(現在の厚生労働省)は」とか明確化する必要があります。
京都の件についは事業として実施されていないということで、ある一定期間(年間)、多数に対して供給はされています。事業として正式かそうでないかなどは、虫歯予防の問題や行政上の意見なのでフッ素の利用法の説明として厳密に区別する必要はないと考えます。(虫歯がテーマや水道水がテーマの記事であればフッ素添加が事業であったかどうかも意味が出てくると考えます)--あら金 2006年10月3日 (火) 15:32 (UTC)[返信]
あら金さんの2点の記述で十分であるという意見を支持します。--Sheiham 2007年4月3日 (火) 15:50 (UTC)[返信]

フッ素化合物の整理分割に関して

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2008-05-04に当記事の一部が「フッ化物」に分割されました(特別:差分/19501528特別:差分/19501695特別:差分/19501539特別:差分/19501711)。--Yumoriy会話

記事 フッ化物を立てたので、F2の性質とフッ素を含む化合物の性質を整理分割したいと考えています。たとえば毒性はF2の毒性はここ、F-の毒性はフッ化物へという具合です。フッ素化合物については総論としてはここに残すが、詳細はフッ化物へ移動ということも考えております。1か月ほどご意見をいただいてから編集に着手したいと考えておりますので、ご意見ご提案を募集いたします。--あら金 2007年12月26日 (水) 01:50 (UTC)[返信]

削除依頼により手間どりましたがフッ化物へ分割しました。--あら金 2008年5月4日 (日) 18:33 (UTC)[返信]

文章中のフッ素を全て弗素にすることを推奨します。

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--White Yuki 2008年2月27日 (水) 08:33 (UTC)[返信]

推奨というのがどのようなニュアンスなのかつかめませんが、学術用語集化学編では「フッ素」となっていますので、化学記事としてそれに合わせているものです。ご了解下さい。--スのG 2008年2月27日 (水) 08:41 (UTC)[返信]

「歯の強化」の節

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124.110.54.249 さんによって、「歯の強化」の節の内容が丸ごと除去されました。事情などがありましたらご説明いただければ助かります。--スのG 2008年4月1日 (火) 09:02 (UTC)[返信]

photomontage

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en版によるとこの写真は合成写真(en:Template:Infobox fluorine参照)とのことですが実際のところどうなんでしょう? --akane700 2010年8月5日 (木) 05:56 (UTC)[返信]

情報源[2]が合成写真と言っているので、そうなんじゃない〈加圧しなければほとんど無色とも書いてある〉。塩素までは見たことがあるが、フッ素とアスタチンは実物は拝んだことはないけど… --あら金 2010年8月5日 (木) 09:57 (UTC)[返信]
画像を交換し、ほとんど無色の旨記載しました。--akane700 2010年8月5日 (木) 11:38 (UTC)[返信]