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ネスト (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネスト
欧字表記 Nest
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2019年4月8日(5歳)
Curlin
Marion Ravenwood
母の父 A.P. Indy
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Ashview Farm & Colts Neck Stables
馬主 Repole Stable
Eclipse Thoroughbred Partners
& Michael House
調教師 Todd Pletcherアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競走成績
生涯成績 14戦8勝
WBRR M118 - I118 / 2022年[1]
M116 / 2023年[2]
勝ち鞍
G1 アッシュランドS 2022年
G1 CCAオークス 2022年
G1 アラバマS 2022年
G2 デモワゼルS 2021年
G2 ベルデイムS 2022年
G2 シュヴィーS 2023年
Listed サンコーストS 2022年
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ネストNest2019年4月8日 - )は、アメリカ合衆国競走馬。主な勝ち鞍は2022年アッシュランドステークスコーチングクラブアメリカンオークスアラバマステークス

戦績

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2歳(2021年)

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9月25日ベルモントパーク競馬場の未勝利戦でデビューし、後続に5馬身差をつけ初勝利を挙げる。続く11月5日のテンプティドステークスでは3着に敗れるも、12月4日のデモワゼルステークス(G2)では中団追走から脚を伸ばすと最後の直線でヴェンティバレンタインとの叩き合いをクビ差で制し重賞初制覇を飾る[3]

3歳(2022年)

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2月12日のサンコーストステークスを快勝すると、4月のアッシュランドステークスでは4番手追走からポジションを上げ、3コーナーで先頭に立つと最後はカクテルモーメンツに8馬身1/4差をつけG1初制覇を果たした[4]。迎えた5月6日のケンタッキーオークスでは後方から懸命に追い上げるもシークレットオースの2着に敗れた[5]。続くベルモントステークスでもモードニゴールの2着に惜敗するが、牝馬限定戦に戻ったCCAオークスでは向正面で先頭に躍り出ると直線でシークレットオースに12馬身1/4差をつけG1レース2勝目をマークした[6]。8月20日のアラバマステークスでは道中2番手追走から4コーナーで先頭に立つと後続に4馬身1/4差つけて快勝、G1・3勝目を挙げた[7]。10月9日のG2ベルデイムステークスでは好位追走から4コーナーで先頭に立つと、最後は後続に9馬身3/4差をつけ圧勝する[8]。11月5日のブリーダーズカップ・ディスタフでは後方から懸命に追い上げるもマラサートの4着に敗れるも[9]、この年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬のタイトルを受賞した。

4歳(2023年)~5歳(2024年)

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7月23日のG2シュヴィーステークスで復帰。道中2番手追走から直線で抜け出すと後続に2馬身1/4差をつけ快勝する[10]。8月25日のパーソナルエンスンステークスでは3番手でレースを進めるも逃げ粘るイディオマティックを捕え切れず、また直後に追走していたシークレットオースにも交わされ3着に敗れると[11]、10月8日のスピンスターステークスでは後方追走も直線で伸び切れず4着に終わった[12]。翌2024年はレースに出走せず、同年5月9日に現役を引退することが発表、アンクルモーと交配される予定[13]

競走成績

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血統表

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ネスト血統 (血統表の出典)
父系 ミスタープロスペクター系

Curlin
2004
父の父
Smart Strike
1992
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Classy 'n Smart Smarten
No Class
父の母
Sherriff's Deputy
1994
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Barbarika Bates Motel
War Exchange

Marion Ravenwood
2008
A.P. Indy
1989
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
母の母
Andujar
2001
Quiet American Fappiano
Demure
Nureyev's Best Nureyev
Meadow Blue
母系(F-No.) 4号族(FN:4-d)


脚注

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  1. ^ The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2022”. 国際競馬統括機関連盟. 2023年1月18日閲覧。
  2. ^ The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2023”. 国際競馬統括機関連盟. 2024年1月24日閲覧。
  3. ^ “ネストがG2ドゥモアゼルSを競り勝ち、全兄に米G1馬アイドル”. https://world.jra-van.jp/news/N0010154/ 2022年8月21日閲覧。 
  4. ^ “米G1アッシュランドS、良血馬ネストが圧勝”. https://world.jra-van.jp/news/N0010697/ 2022年8月21日閲覧。 
  5. ^ “KYオークスはシークレットオースが制覇、ルーカス師は32年ぶりの美酒”. https://world.jra-van.jp/news/N0010845/ 2022年8月21日閲覧。 
  6. ^ “ネストが圧巻の逃げ切り、米G1CCAオークスでシークレットオースに雪辱”. https://world.jra-van.jp/news/N0011269/ 2022年8月21日閲覧。 
  7. ^ “ネストがシークレットオースに連勝、米G1アラバマSでも寄せつけず”. https://world.jra-van.jp/news/N0011442/ 2022年8月21日閲覧。 
  8. ^ ネストがまたも圧勝、米G2ベルデイムSで格の違い見せつけるJRA-VAN海外競馬、2022年10月10日配信・閲覧
  9. ^ BCディスタフ、マラサートが3頭横一線の激闘制し昨年3着の雪辱JRA-VAN海外競馬、2022年11月6日配信・閲覧
  10. ^ ネストがクレリエール撃破、今年初戦の米G2シュヴィーSを制すJRA-VAN海外競馬、2023年7月25日配信・閲覧
  11. ^ イディオマティックがG1初制覇、米パーソナルエンスンSで重賞3連勝JRA-VAN海外競馬、2023年8月27日配信・閲覧
  12. ^ イディオマティックが重賞4連勝、米G1スピンスターSで圧巻の一人旅JRA-VAN海外競馬、2023年10月9日配信・閲覧
  13. ^ 22年の米最優秀3歳牝馬ネストが引退、アンクルモーと交配へJRA-VAN海外競馬、2024年5月10日配信・閲覧

外部リンク

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